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憎しみ - シネマブルクさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 憎しみ
レビュワー シネマブルクさん
点数 10点
投稿日時 2012-05-18 01:00:18
変更日時 2019-07-28 00:19:10
レビュー内容
政府や国家権力に対する不満や怒りを「暴動」という形で訴える。私たち日本人には真似できないことかもしれないが、それが国民性の違いといえる。
物語は、ボブ・マーリーの曲と共にそんな暴動シーンから始まり、人種・移民問題、貧富格差、犯罪や暴力などフランスが抱える社会問題を浮き彫りにしていく。とはいえ、力説しているわけでもなく、説教ぽさもなく、低所得者や移民が多く暮らす団地地区を舞台に、そこで育った幼馴染の若者たちの日常をドキュメンタリー風にさらりと映しながら、現代社会の歪みを淡々と描いている。
ヴィンツ、サイード、ユベールを中心に仲間内でじゃれ合ってるかと思うと、すぐ口論になったり、子供じみてるようで、投げやりな態度、でも何か生き方や自分を変えたいと体中にエネルギーを溜め込んでいて、些細なことですぐキレる。常に暴力や犯罪と隣り合わせの頽廃的、刹那的な若者たちの姿が実にリアル。「こんな生活から脱するんだ」という心の叫びが生々しく、「落下が問題ではない。着地が大切なんだ」というフレーズもテーマを明確に表しており、観ている側に痛いほど伝わってくる。若者たちの会話(フランス語が分かると)も面白く、モノクロの映像と音楽もカッコいいし観る側をずんと惹きつける。
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投稿日付邦題コメント平均点
2023-02-18バビロン(2022)105.80点
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2022-12-21RRR87.97点
2022-09-18ヘルドッグス87.08点
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2022-05-22シン・ウルトラマン86.27点
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2022-01-19ザ・ハント(2020)76.72点
2022-01-01マリグナント 狂暴な悪夢87.47点
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