みんなのシネマレビュー
一番美しく - アンドレ・タカシさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 一番美しく
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 0点
投稿日時 2010-08-15 23:01:36
変更日時 2010-11-30 01:33:38
レビュー内容
これは「情報局選定国民映画」らしい。そんな局が無くなって久しい2010年になってから観賞した訳だけど、私にはとことん胸糞悪い映画でした。兵器部品の工場で働く少女たちを世相を交えながらリアルに切り取ってあるのだろうが、国威の発揚という目的を持っていることは明らかで、それが「美しいもの」という表現の仕方にやるせない憤りを覚える。国家や戦地の兵士を気遣う少女たちの健気な想いには確かに見過ごせないものがある。だけど、事あるごとに「頑張れ」を繰り返す構成は、根本的に戦局を精神論で補おうとした考え方と同じで、それが後の「特攻」「自決」「一億総火の玉」などに繋がって行ったと思えるのである。正確にカメラを回した時期は分からないが、製作年度の1944年は南太平洋の戦況から日本の劣勢は決定的に近い状況。大本営はこの映画を自分たちの方針のプロパガンダに使ったことは明らかで、観た人は当局の狙い通りの感想を持ったと想像する。黒澤の演出によって抽出された少女たちの純真さが見事に利用された、というのは言い過ぎか…。いずれにせよ、この映画には肯定できる部分が無い。
アンドレ・タカシ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-17ゴジラ-1.087.27点
2022-02-28007/ノー・タイム・トゥ・ダイ56.75点
2022-02-22ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男66.50点
2022-02-22(秘)色情めす市場77.33点
2022-02-19クロスファイア(2000)45.79点
2022-02-19ジョニー・イングリッシュ55.62点
2022-02-19地獄(1999)53.81点
2022-02-19バイオハザード ディジェネレーション35.28点
2022-02-19DUNE デューン/砂の惑星(2021)76.30点
2022-01-31愛と哀しみのボレロ87.39点
一番美しくのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS