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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス - ザ・チャンバラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 2点
投稿日時 2010-09-02 00:18:00
変更日時 2010-09-02 00:18:00
レビュー内容
全6作を通して鑑賞すると、このEPⅠだけがサーガから浮いていることが気になりました。宇宙戦争に巻き込まれた親子の物語において本作だけがサーガの本筋と直接関係のないことをやっており、EPⅠがなくても話が通じるのです。「ジェダイの復讐」から16年も待たされた挙句、ようやく出来たEPⅠがサーガと直接関係のない話ではファンもガッカリだったでしょう。中盤の山場であるポッドレースに至っては、サーガの本筋と直接関係のないEPⅠの本筋からもさらに外れており、観客を飽きさせないよう挿入した意味のない見せ場にしか思えません。いや、ルーカスにとってはアナキンのパイロットとしての才能を示す重要な場面のつもりだったのかもしれません。しかし、ラストにおいてアナキンは手違いから空中戦に参加し、訳も分からず飛び回っているうちにまぐれで勝利するという展開となっていて、彼が天性のパイロットであるようにはとても見えないのです。ポッドレースの際に見せた勘の良さや機転が空中戦においても活かされるという展開がなければ両者は結び付かないのですが、ポッドレースではアナキンの非凡さがそれほど伝わってこないし、空中戦ではポッドレースでの経験が活かされるような局面がないし、ポッドレースがなくてもラストの空中戦は成立してしまいます。本作は万事この調子で、映画全体が必要のない物語、必要のない見せ場で構成されており、仮にルーカスの頭の中では必然性ある場面のつもりだったとしても、完成した映画からはその意図が伝わってこないという有様。完全に失敗作だと思います。VFXは当時としては最高のものが用いられています。ルーカスが「スターウォーズ」を作るために設立したILMにとって、本作は会社のアイデンティティの根幹をなす重要な作品。世界最高のVFXスタジオが最高のスタッフを惜しげもなく動員して製作したのですから(本作から漏れたスタッフは「ハムナプトラ」に回されたとか)、VFXは凄くて当然。公開前、本作はVFXの新たな可能性を示す作品になるだろうと期待されていました。しかし、フタを開けるとVFXの限界を露呈した作品となったのが皮肉でした。CGで描かれたエイリアンとドロイドが戦争をしても何とも感じないし、いくらVFXにお金をかけても、レイ・パークというひとりのスタントマンによるダース・モールのアクションには勝てなかったのです。
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