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タイトル名 |
ブラッド・ワーク |
レビュワー |
ザ・チャンバラさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-09-10 23:34:51 |
変更日時 |
2004-09-10 23:34:51 |
レビュー内容 |
(注意!:激しくネタバレしてます。未見の方が読まれると必ず後悔します。自己責任で読んで下さい) 地道な捜査を重ねて行くあたり、本物のサスペンスって感じでうれしかったです。こういうの書かせるとブライアン・ヘルゲランドはうまいですね。確かにツッコミどころもいろいろあって、冒頭、あのシチュエーションで犯人が逃げおおせたのは不自然だし、銃撃した車に逃げられても何のフォローもなし。あの車、早く警察で追跡しろよ。ラストだって、イーストウッドひとりで助けに行く前に、早く警察に連絡しろよって思ったし。しかし、全体としてはなかなかに上質なサスペンスだったと思います。心臓移植された元刑事というヘンテコな設定もちゃんと活きていて、イーストウッドが発作で死にはしないかと終始ハラハラしながら見ることができました。ジェフ・ダニエルズがよくないという意見もありますが、私はよかったと思いますよ。確かに後半、キ○ガイがバレた後の演技は月並みでしたけど、気のいいごくつぶしの演技はピッタリきてました。「Mrダマー」とか「スピード」とか、相変わらず相棒役が似合いますねと思いながら見てました。そのおかげでドンデンは結構衝撃的でしたよ。イーストウッドもこの意外性を狙ってキャスティングしたんだと思います。そして最後に残る印象は「ダーティーハリー6」。そう思えば、ジェフ・ダニエルズもスコルピオに見えてきます。 |
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