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タイトル名 |
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2014-08-12 21:09:29 |
変更日時 |
2014-08-12 21:09:29 |
レビュー内容 |
イングマルを見てると、子供ってつくづく面倒臭いものだと思わされる。 でも、自分も多かれ少なかれ幼い頃はそうだったのかも。 決して悪気はないけど、空気が読めずに面倒なときに面倒な事をしてくれる。 イングマルと母との間にはもちろん愛情はあるものの、病気や父の不在などの影響もあって噛み合わない部分が感じられたが、イングマルより母の方に同情してしまう。 余裕のあるときには温かい目で相手をしてやれるが、ないときはイライラしたりもする。 それがこの作品に出てくる都会人と田舎の人の違いで、イングマルへの対応にはっきり出ていた。 不幸な境遇にある少年は、いつも宇宙船に乗せられたライカ犬よりはマシだと自分を慰める。 母や愛犬の死で傷ついた心も、一風変わった人達に囲まれた田舎での心豊かな生活でずいぶんと癒されただろう。
この年代なら男同士のエピソードがメインのはずだけど、お国柄が違うのか異性とのエピソードばかり。 雰囲気は悪くないのだけれど、琴線には触れなかった。 こういう子供が主人公の話は、その頃の自分と重なる部分がないと共感するのが難しい。 |
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