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タイトル名 |
ベスト・キッド(1984) |
レビュワー |
six-coinさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-10-18 01:50:13 |
変更日時 |
2004-10-18 01:50:13 |
レビュー内容 |
格闘技経験がある人間は、この映画を現実的な視点から批評したがる。私も長年かじっている人間だが、この映画はこの映画として良いと思う。確かに主人公が強くなる過程や練習の様子などは現実離れしており、ロッキー同様クライマックスのシーン戦いなどは、あまりに素人臭いアクションにインチキ臭いとしか見えない人も居るかもしれない。しかし、本家の日本でさえ過去の遺物となりかけている「道」という考え方を、外国人が作った映画にしては良く表現できているような気がする。空手道、書道、剣道、華道、茶道、確かな技術を極めるために精進すると共に、それを基軸に自分の人生を築いて行くという日本人独特のこの「道」という人生観。この部分に関しての理解が的を得ており、そこを視点にした主人公のサクセスストーリーという部分で、この映画はまともな出来の作品だと思う。試合が始まり、主人公が勝ち進んでゆくシーンでのBGMはぴったりで心が躍る。 |
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