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マトリックス リローデッド - ザ・チャンバラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 マトリックス リローデッド
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 7点
投稿日時 2004-08-16 23:18:41
変更日時 2010-08-07 02:21:55
レビュー内容
ウォシャウスキー兄弟は映画学科の名門大学を中退した後に大工などをしながら脚本家業を開始し、社会に対する憤りの中で執筆したのが「マトリックス」でした。そのため第一作は「社会のルールに黙って従っている我々は、自分の人生を生きていると言えるのか?」という主張が中心の作品であってマトリックスやザイオンはメタファーに過ぎず、兄弟も世界の全体像についてはっきりとしたビジョンを持っていなかったようです。しかし、一転して続編の本作では世界観の深化が要求されており、後付けで未来世界を構築せねばならなくなった兄弟の苦労が見てとれます。ザイオンは第一作で「伝説の都市」と言われていたほど凄いものではなかったし、洞窟でのレイブシーンなどは正直言って趣味が悪いです。マトリックスについて語るセリフは一度の鑑賞では理解できないほど意味不明で、世界観の脆弱さをセリフの分かりづらさで隠そうとしているように思えます。そんなこんなで苦しい続編となっているのですが、私は本作について悪い印象は持っていません。本作はテーマが良く、前作のテーマが「選択」であれば、続編のテーマは「理由・目的」。マトリックスのような代物はなぜ存在しているのか?ネオは救世主を名乗っているが、何のための救世主なのか?第一作における選択の先にあるものが問われる内容となっています。そしてネオが救世主としての自己の存在やマトリックスの目的を追求した結果得た答えは衝撃的で、救世主もザイオンもマトリックスの延長であり、ネオの登場も機械によって企画されていたものであることが明かされます(こんな美味しい展開を、わかりづらいセリフで説明してしまったのが残念)。機械は、ランダムな動きをする人間心理を完璧には理解することができず、そのためマトリックスには一定の例外が発生してしまう。その受け皿がザイオンであり、例外となった人間達の希望が反映されるのが救世主である。機械がその救世主を分析することで、より高度なマトリックスを作ることが出来るという仕組みのようです。第一作からは想像もつかなかった展開へとなだれ込むクライマックスには、かなり興奮させられました。また、ビジュアル面が圧倒的に強化されていることも本作の魅力で、カンフーやワイヤーワークはかなり改善されています。最大の見せ場であるカーチェイスの派手さは他に類を見ないほどで、この場面は何度見ても飽きません。
ザ・チャンバラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-07-30IT イット “それ”が見えたら、終わり。55.60点
2018-07-17オールウェイズ46.46点
2018-07-09黒い家(1999)74.31点
2018-07-09ストリート・オブ・ファイヤー47.43点
2018-07-04復讐するは我にあり76.67点
2018-06-26愛と死の間で34.85点
2018-06-26スイッチバック46.00点
2018-06-22ゴースト/ニューヨークの幻87.02点
2018-06-22ビバリーヒルズ・コップ266.23点
2018-06-18危険な情事76.47点
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