|
タイトル名 |
ボウリング・フォー・コロンバイン |
レビュワー |
HIDUKIさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-09-17 12:44:05 |
変更日時 |
2004-09-17 12:44:05 |
レビュー内容 |
改めてドキュメンタリーってなんだろう、ジャーナリズムって?と考えさせる興味深い作品でした。インタビューの編集や数字の捉え方に非常に恣意的なものを感じるので、本気でこの問題について考えたいのであれば、客観的な事実を自分で補完しなくてはいけないですね。他人事として眺める映画としては、よく出来ていると思います。ここで描かれているのは、あくまでムーア監督から見たアメリカとその病巣。事実の一端であり、それを見てどのように思うかは人それぞれ「話し合う」必要があるのでしょう。と、問題提起をしつつ、映画の底辺に流れる監督の自己主張の激しさ、どんな論戦においても相手を打ち負かさずにはおれない姿勢が、アメリカ人気質を感じさせ、そこに問題があるんじゃないのか?と薄笑いを誘いました。 |
|
HIDUKI さんの 最近のクチコミ・感想
ボウリング・フォー・コロンバインのレビュー一覧を見る
|