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タイトル名 |
ボウリング・フォー・コロンバイン |
レビュワー |
風小僧さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2021-01-10 17:40:27 |
変更日時 |
2021-01-10 21:14:19 |
レビュー内容 |
銃社会アメリカの病める姿をあからさまに描く。問題の根深さを考えるうえで意義ある作品。 米国史がアニメで分かりやすく解説され参考になった。アメリカは建国以来、常に外部から不安にさらされる社会であるということ。相手は時代に応じてイギリス、先住民、奴隷、開拓者同士等。「自分の身は自分で守る」文化は西部劇等でイヤと言うほど知らされた。 テレビ報道を見る限り、国境に接する一部の地域は不法移民等の犯罪に脅かされており、一律に銃規制すれば治安悪化の懸念もあるようだ。が、銃犯罪から市民を守るためには規制を強化するしかないのだろう。 Kマートへの取材は小さな一歩で成果があったものの、強引の印象もあり問題を矮小化した感じだ。 ヘストンへの突撃取材はやや誘導尋問的な印象。ヘストンは激怒すると思ったが意外と冷静で、ごくまともな応対。むしろ多忙でもインタビューに応じる彼の態度は評価できる。むろん、事件直後のNRA集会開催は無神経と思うし銃への執着は賛同できないが・・・。 日本への言及でチラッと姿を見せる怪獣はゴジラじゃないと思う。たぶんゴルゴだ。全体的に、考証は大丈夫かな? |
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