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ボウリング・フォー・コロンバイン - あqwせえhghれえさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ボウリング・フォー・コロンバイン
レビュワー あqwせえhghれえさん
点数 10点
投稿日時 2003-04-26 17:36:07
変更日時 2003-04-26 17:36:07
レビュー内容
アメリカは個人に例えれば強迫的な性格神経症者である。もちろん岸田秀のまんまパクリであるが、アメリカ大陸に当時100万はいたであろうインディアンを20万にまで減らしたことが主な原因である。って云うか引用がめんどくさく私としては簡単に述べると。インディアンキラーを正当化したい、というのがアメリカ人の常におびえてる原因、考えなのである。アメリカは存在してはいけない国家であり、アメリカ大陸はインディアンに、ワイハ(死語)はカメハメハ大王に返さねばならない。誰でも経験があると思うが、悪いことをした後なんとなく気が引けて普段はしない「いいこと」をし、ずっと後ろめたい思いをした経験があるとおもわれ。インディアン殺害は間違いではなかったという経験の欺瞞の結果、同種の経験が脅迫的に反復されるようになる。その脅迫的反復は、経験の欺瞞が暴露され、当人が真実を認識するまで続く。「悪いことをすれば本当にいい事をするようになるのでは」という反論があるが、具体例をあげれば、弟を虐待した者が会社で上司になったら部下を虐待するのと同じである。何故部下に虐待を加えるのかというと、部下にやさしく接し、それが上手くいくと「何故あの時弟にもやさしく接しなかったのだろう」という罪悪感が浮上し、その罪への責任をとらなければならなくなるからである。その罪と罰から逃れるためにはその上司は部下を虐待し、そのやり方によって事が上手く運ぶことを是が非でも証明しなくてはならない(インディアン殺害は間違いではなかったと、)逆にいえば彼の虐待を止めさせる方法はかつての虐待を虐待と認め、その罪と責任を引き受ければよいのである。(あなたも身の回りの誰かに自分自身に何か心当たりがありませんか?)悪いことをした人間が「正義」の名のもとに「いい人間」を演じようとする。「いい人間」と思われるためにはその攻撃の対象が悪人でなくても「悪人」に仕立て上げ(フセイン)、必要以上に徹底的に攻撃する(日本への原爆投下)「親日派のための弁明」という本の中で著者は「勝ちがわかっていたのに何故アメリカは広島と長崎に原爆を落としたのか分からない」と書いているが、以上の理由からなのである。黒人が罪を犯すニュースが視聴率を取れるのも黒人を「悪人」に仕立て上げれば自分たちは「善人」となったような気分になり安心するからであろう。サウスパーク(FLCLのパロディは藁た)で「白人はいつもびくびくしてる」というのもこういう理由からである。アメリカ人は「正義」で「世界の警察」で「ナンバーワン」でなくてはならない。大リーグの投手は相手が確実にホームランを打たれる相手でもストレートで勝負するという。客として見ている分には面白いがよく考えたらおかしな話で甲子園で松井にしたように敬遠しまくったほうが合理的であり、何故そんな事をするかというと自分を犠牲にしてまで「ヒーロー」を作らないと安心できないからである。メイドインジャパンのウルトラマンは光の国からやってきたが、メイドインUSAのバットマンもスパイダーマンも一般人が服を着替えて戦うヒーローである、このヒーロー像の微妙な違いは偶然からではない。だからアメリカの例の「パパ大好き」式のホームドラマ&僕らの大好きなハリウッド映画などから受けるやさしさ正義その他はすべてどこか胡散臭いのである。アメリカはこれからもどこかの国(日本も含めて)を難癖つけて侵略し、国内では映画に有ったとおり、個人は銃を持ち鍵を占めるのだろう。アメリカはよく契約社会だといわれるが契約は人を信じていないという前提によって行われるものである。(ゆえに結婚は売春である)カナダ人は鍵をかけないという話を聞き、マイケルムーアがカナダ人の家を抜き打ちで何軒か空けるシーンで映画館は笑いに包まれ、自分も笑ったが、次の瞬間自分の中にカナダ人にあって自分には無い「信じる」、見たいなものが薄くなってることに気づき、悲しくなった。今回の911テロも実はブッシュとビンラディン(元CIA)はグルで、イラク攻撃の理由をつけるためにやった自作自演ではないかという説が事件直後からある。また、オウム真理教の事件も、オウムの裏に山口組と創価学会(公明党、つまり日本国)と朝鮮総連が、その裏にアメリカ(ブッシュ一味)が、そしてその裏にはロックフェラー財団があるという説が2ちゃんねるを中心に流れ、それについての専門サイトまである。真実は私にはわからないが、あながち間違いとはいえないだろう。とにかく、マイケルムーア、また一人興味深い人物を発見した。彼の本によれば今度地方選だかに立候補する予定だそうだ。彼の今後に期待しよう。(なお歴史の罪は次の世代になったら薄くなっていくのでは?という疑問が当然出るが、そのことについて説明するのはめんどくさいので「ものぐさ精神分析」(声に出して読みたい日本語とか云う糞本の著者である斎藤孝先生もお勧め!)収録の「国家論」というところに詳しいので、参考にしてください。余談ですが、アメリカは何かあるとまず精神科医に相談するというが、自分たちが強迫的性格神経症者であると気づく人が一人もいないのは何故だろうか?この辺も何かあやしぃところである
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