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伝説巨神イデオン 発動篇 - アンドレ・タカシさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 伝説巨神イデオン 発動篇
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 8点
投稿日時 2009-05-30 14:39:28
変更日時 2009-05-31 16:11:16
レビュー内容
中途半端に終わってしまったTVシリーズは、クラークの「幼年期の終わり」みたいな人類進化ものに見えたけど、この「発動篇」を観る限りは輪廻ですね。救世主に導かれ、転生を予感させるエンディングは口当たりいいけど、言ってることは絶望ですよ。そう考えなければ、ふたつの知的種族を根絶やしにする必然がない。この作品から人同士の諍いの原因を突き詰めて行くと、不信、憎しみ、妬みといったネガティブな感情に行き当たる。それは知性が背負った業であり、その螺旋に囚われた奴らは一度滅んで出直せ、ということでしょう。でも回答は用意されていない。輪廻は繰り返すだけで、解脱じゃないからね。この頃の富野喜幸監督は、一貫して人が解り合うことをテーマにしていたようでした。「ガンダム」のニュータイプ概念は相互理解のための人類進化だけど、この「イデオン」は理解し合えず皆殺しの繰り返し。両作から伺える共通項は、富野氏の人の世に対する悲嘆です。「ガンダム」がその希望篇なら、この「イデオン」は絶望篇ではなかろうか。現在に至るまで、こんな宗教的とも云えるテーマを模索したアニメーションは記憶に無い。力作であり、意欲作だと思います。そう云えば、富野氏が「日本沈没」に僧侶役で出てましたが、その方面へ転職されたんでしょうか?
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