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タイトル名 |
めぐりあう時間たち |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-10-03 02:13:09 |
変更日時 |
2009-10-03 02:13:09 |
レビュー内容 |
まるで寄木細工のように重層的な見事な脚本でした。ヴァージニア・ウルフや「ダロウェイ夫人」について何も予備知識なく観たので、始めは三つのエピソードにつながりがあるなんて夢にも思いませんでした。中盤以降の展開で「あっ、そうなのか!」と驚かされましたが、まるで上質のミステリーを見せられたような気分です。三人の女優とも凄い演技を見せてくれますが、特にジュリアン・ムーアが良かったと思います。また、ジュリアン・ムーアのエピソードでは、「ダロウェイ夫人」がまるで「デス・ノート」みたいに彼女を翻弄するのがちょっと怖かったです。そしてこの映画を観て、人間の顔にとって鼻の形がいかに重要な要素であることを再確認しました。 |
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