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タイトル名 |
キートンの恋愛三代記 |
レビュワー |
おっさんさんさんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-10-29 05:53:31 |
変更日時 |
2005-01-01 18:33:04 |
レビュー内容 |
キートンにしては珍しく教訓めいた物語である。原始時代、中世、現代の3つの時期を舞台にして、今も昔も恋愛事情は変わらないこと、結局愛は勝つ(そんな歌があったっけ)ことを、キートン自身が、まさに「体を張って」説いているのが本作品である。相も変わらず、キートンは飛んだり跳ねたりと大忙しである。アメフトのシーンなど、私はあまりの凄さに開いた口が塞がらなかったほどである。しかし、今回ばかりはキートンの「演技」(なのか?(笑))ではなく、話について書いてみよう。この映画のポイントは、なんといっても付属的に用意されたあのエンディングである。ご覧になった方はお気づきだと思うが、現代に近付くにつれて子供の数が減り、最終的には子供ではなくペットになっているのだ。キートンの時代には既に少子化が進んでいたのであろうか?いずれにしても、それをさりげなく、しかも分かり易くウィットに富んだ形で提示してきたキートンには頭が下がる思いである。 |
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