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タイトル名 |
ラスト サムライ |
レビュワー |
ilmaさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2009-12-27 02:06:20 |
変更日時 |
2009-12-27 02:06:20 |
レビュー内容 |
武士道を描く映画が、武士をあほみたいに扱ってはダメでしょ。
まず、この映画で勝元はサムライの誇りというやつを守るために戦争を起こしています。実体のない自分の誇りだけでいくさを初めて民草まで犠牲にするなんて、統治階級として失格でしょう。 その戦争にしても、この映画では19世紀に戦国時代の武装をした石頭な武士どものショぼい戦いになってます。西南戦争では、大規模な近代戦闘が行われ、双方が何百万発もの銃弾を使ったというのに。
はっきり言って、こんな勘違いかつ石頭な連中が、われわれの尊敬するご先祖様であるはずがありません。このように武士が描かれてしまったのは、この映画のスタッフには日本人への本当の敬意がないからでしょうし、おまけにスタッフにはバカにしているという意識もないらしい。われわれのご先祖様はネイティブ・アメリカンではないんです! |
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