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タイトル名 |
リクルート |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2008-07-01 14:09:22 |
変更日時 |
2008-07-01 14:09:22 |
レビュー内容 |
ナンパとナンパの阻止というのがどこまで訓練としての効果をあげるのかは知らないが、何が訓練で何が訓練じゃないのか混乱する主人公を生み出すための伏線としてはじゅうぶん効果があったと思う。そこで念には念をと、監禁ショーがあるのだが、これを原因に落選させること自体にムリがあるし(主人公にしかこのテストはされていない)ここまで極めつけの「騙し」を早々にしてしまったら、この後は騙されないようにどうしたって身構えちゃうもんだからよっぽどキレイに騙してくれないと納得できなくなってくる。で、実際ごくありきたりなどんでん返し。その発覚と解決の仕方も強引。冷戦を生きたエージェントと冷戦終結後のエージェントでは仕事の中身も大きく変わってくるだろう。時代の流れと組織の変貌によって生まれる歪みというものが、もの悲しく描写されてたりすると、この結末も大いに感慨深いものになっただろうけど、如何せん、作り手は騙すことだけしか考えていない。 |
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