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タイトル名 |
風の中の牝雞 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2019-10-17 03:06:43 |
変更日時 |
2019-10-17 03:06:43 |
レビュー内容 |
観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。 女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。
観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。 この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。
しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、 どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。 |
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