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タイトル名 |
武士道残酷物語 |
レビュワー |
亜流派 十五郎さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-04-29 14:29:48 |
変更日時 |
2005-05-01 13:25:21 |
レビュー内容 |
日本人の精神に何世代にも渡り刷り込まれてきた儒教の精神、封建的社会の中、儒教の教えからすれば善である飯倉家に起こる非道な仕打ち。そんな一家の歴史を知りえていてもそのDNAに刻まれた行動規範からはずれる事は容易ではない。孔子の教えを活かすも殺すも人次第、倫理道徳をうまく活かして行かねば悲劇は繰り返される。ただし、この映画一番の面白さであり一番のマズイところはそもそもの設定が不味い。司馬遼太郎先生も仰るように封建社会において恨みは世襲するという観念がスッポリと抜け落ちている部分、本来はあり得ないお話。 |
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