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アンダーグラウンド(1995) - ヴレアさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アンダーグラウンド(1995)
レビュワー ヴレアさん
点数 9点
投稿日時 2017-10-21 23:43:50
変更日時 2018-02-21 01:06:40
レビュー内容
エミール・クストリッツア特集上映「Unza!Unza!Kusturica!2017」にて鑑賞。
本当は本邦初公開の”完全版”(5時間14分)を観たかったのだが、悲しいかな私の地域では”通常版”のみの上映だった。
通常版の2時間50分ですら長いのに、そこから2時間半近くも上乗せされているなんてヤバい、狂ってる。でも観てみたい!

さて、こっから”通常版”のレビューですが、何というか一言では言い表せない作品だ。
色んな部分で狂気を感じるし、クストリッツァ独特の演出は他の作品と併せて観れば観るほどハマってしまう中毒性がある。
はっきり言って訳がわからない内容なんだけど、鮮烈に印象に残る場面がいくつもある。
特に彼の作品には多くの動物が登場し活き活きと活躍していることも特徴だが、本作では戦争の悲惨さを表す為かやや扱いが酷かった。しかし、そんな中活躍してくれるのがチンパンジーだ。愛らしい表情で和ませてくれるし、時に人間に復讐したりしてなかなか憎い役所だ。彼には演技賞をあげたい。

戦争の悲惨さを時にリアルに描きながらも、寓話的に作られたこの世界では人々は決して悲しみ暮れる事なく、永遠に続くかと思われる宴、いや狂宴に身を投じていくのだった。その宴のテンションは異様で、観る者を圧倒するだろう。ただ、かなり好き嫌いの分かれる作品だと思うので注意は必要。ちなみに、最新作の「オン・ザ・ミルキー・ロード」はこれに似た作品でありながらもかなりマイルドなので、先にそちらを観て気に入ったら本作を観るというやり方もおススメです。
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