みんなのシネマレビュー
タクシードライバー(1976) - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 タクシードライバー(1976)
レビュワー 飛鳥さん
点数 5点
投稿日時 2013-07-04 21:02:46
変更日時 2013-07-05 01:52:34
レビュー内容
デニーロの演技が見事。
コミュニケーションがうまくとれずに孤独感に苛まれる。
好きな女に対する真心を不当に拒絶されたと思い込んで憤る。
相手の気持ちを汲む能力がなく、自分勝手な思い込みで行動するのが痛々しい。
だから周囲も距離を置き、ますます孤独感を深めていくという悪循環。
自省することがまったくないので、悪いのはいつも相手や社会というのがお決まりコース。
ヘドロのように負の感情が溜まっていく様子がリアル。
社会の底辺で暮らすどうしようもない閉塞感から抜け出したい思いも手伝って、街のゴミを片付けるという大義名分のもとに暴走。
やることなすこと終始ズレてる感じ。
ベトナム戦争の後遺症や社会の暗部が、病んだ人間を生んでいるという側面はあるけど、こういう人格障害的なコミュニケーション能力の低い人はそういうことに関わらず存在する。
日本でも問題になった通り魔事件と、犯人像に共通点がある。
鬱憤ばらしの対象が、悪人だったか、普通の人々だったか、子供だったかという違いはあるけど。
トラヴィスが殺害したのは悪事を働いている人間だったので、家出して売春していた少女の親からは感謝もされたが、本人はただ自分自身のガス抜きをしただけだし。
閉塞感や孤独感を抱えている人間は今の日本にだっていくらでもいるだろうし、そういう気持ちと折り合いをつけて生きていかなきゃいけない。
鬱屈した人間をよく描けているとは思うが、こっちまで病んできそうなブルーな気持ちにさせられるので、主人公も映画も好きにはなれない作品。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-01-04シンプル・シモン67.40点
2020-12-31スウィート17モンスター36.80点
2020-12-27グリーンブック87.97点
2020-12-27家族を想うとき76.90点
2020-12-27運び屋56.98点
2020-12-27ひとりぼっちの青春47.78点
2020-12-26レスラー57.19点
2020-12-09ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド66.88点
2020-12-09プライベート・ソルジャー<TVM>77.94点
2020-12-09シング・ストリート 未来へのうた47.28点
タクシードライバー(1976)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS