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タイトル名 |
エルマー・ガントリー/魅せられた男 |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-10-22 12:30:01 |
変更日時 |
2005-10-22 12:30:01 |
レビュー内容 |
アカデミー賞作品といえど合わないものは個人の評価をつけたいです。
一応賞作品でシリアスな社会風刺ドラマですので、
気になった方はいかがでしょうか。
人によって色んな見方があると思うので・・
まず私はB・ランカスターが合わなかったです。
「泳ぐひと」はまだよかったけれど、あ、「ドクター・モローの島」もだ・・
ちょっと濃すぎるんですよね。
で、奇妙に明るい役とか多かったり(今回もですがハイです)
伝道師に恋し自らも宗教活動のまるでエンターティナーとなる主人公。
ほんとエンターティナーですよ。
選挙活動かミュージカルか・・とにかく濃い(爆)
ここまで宗教に入れ込むと怖いよ~ということを描きたかったのか、
それとも単なる人間はただの人間でしかないということなのか、
主人公の弁舌達者ぶりと悪を説くおどしのような説法、
しかしその対極にある本当の熱心な信者は愛を説き、
その個性が同じ舞台に立てば立派な商業としても成り立つ。
こういう演出は舞台的で面白いのですが、
音も大袈裟だし品が感じられなかったです・・
コミカルな風刺もほしかったわけで、
シリアスなんだけれども暗くも感じなかった。
それがあまり印象に残らないという評価です。
結局主人公の勝手さから始まったことなのです。
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