みんなのシネマレビュー
なごり雪 - たいほうさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 なごり雪
レビュワー たいほうさん
点数 7点
投稿日時 2004-12-19 00:25:20
変更日時 2004-12-19 00:25:20
レビュー内容
青春の美しさと残酷さを臼杵の自然を舞台に描いた物語りと言うことができるのだろうけれど、実際の臼杵市ってそんな田舎じゃないようです。複数の上級生からアイドルとして想われていた女の子(雪子)が東京に進学した主人公の女友達が夏休みに出現するところで急変して本人の意思に関わり無く熾烈な女の争いに巻き込まれてしまう。脱衣所での事件の後で普通なら主人公が立ち去るところを「あなたも胸くらい見せたらどうなの」とでも言うように二人を残して勝ち誇って出て行く女友達に見られる残酷さと、それに対して「来年の春まで待って」と別れ際に言うことしかできない雪子の弱気さ。そして主人公の母親の急死によって得た再会において葬儀の席でやってきた女友達に席を譲り退く雪子と、そこに悠然と座る女友達によってもう来年の春を待たずに勝負が決定されてしまったことが表現されています。雪子が枕を切り裂いて羽毛の雪を演出しようとしたのは逆転を期待したのでなく敗北感を確認するためで、それで友人の愛を受け入れたのも自然の成り行きでしょう。結果として交通事故での急死と言う出来事があったにしても美しくて賢い娘を得て幸福な一生を生きたことになっているのだから結構な話で、それを主人公と友人とその娘に語らせているのでは悲劇的要素は少なく、田舎の町の一つのエピソードを借りたふるさと紹介映画に過ぎないとも言えます。ちなみに臼杵と豊後竹田はそんなに近くはないけれど東京から見たら隣町なのでしょうか。
たいほう さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-01-14バトルシップ(2012)65.77点
2014-01-08ゼロ・グラビティ77.63点
2013-11-10春の夢(1960)88.00点
2013-07-23風立ちぬ(2013)66.53点
2012-11-08ワイルド765.70点
2012-10-23ガントレット65.86点
2012-07-16アンドロメダ・・・76.98点
2012-02-15戦う翼76.20点
2012-02-15連合艦隊66.47点
2012-01-01聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―76.02点
なごり雪のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS