みんなのシネマレビュー
めし - ひろみつさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 めし
レビュワー ひろみつさん
点数 8点
投稿日時 2019-03-19 19:36:03
変更日時 2019-03-19 19:36:03
レビュー内容
中年夫婦の件待機を描いた映画。盛りを過ぎた上原謙を面白くもおかしくもない亭主にしたところが上手い
亭主の言うこと成すことが癇に障る原節子の妻は思いあまって東京の実家に家出する。
羽を伸ばしてるようで、どこかで気が咎めている。心配。だから手紙を書くが出さない。
職安に行って仕事を探したりする。書いた手紙は離婚を仄めかす内容だったのかもしれない。
要は拗ねているのだ。もっと私にかまってよ、もっと私を見てよ。

猫と小林桂樹がいい。
夜遊びして平気で今夜ここへ泊めてと言う姪の里子をビシッと諫める時の言葉に
この映画の肝とこの夫婦への監督の本音がある。
あの言葉を聞いた三千代は帰る決心をする。

大阪に訪ねてきた里子を三千代はだらしないと批判するが実家にいる時の
三千代だってドッコイドッコイ。
脱ぎ散らかした着物を杉村春子の母親がパッパと片付けるところにチャンとそれが出ている
また着物をテキパキと片付ける杉村春子のさりげない上手さは絶品!!

三千代の悩みなど悩みではない。
世間の人は、そんな退屈な日々をそれぞれ鬱屈を抱えて、それを「そんなもんだよ」と
やりすごしているのだ。今日明日の生活を懸命に生きている。
「めし」の心配の方がはるかに大事なのだ。

けっこうなご身分ですね。いい気なもんだお嬢さんは・・・・・・・
成瀬のそんな冷ややかな皮肉が聞こえてきそうな秀作。
ひろみつ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2020-12-22男はつらいよ お帰り 寅さん76.97点
2020-12-04バニー・レークは行方不明87.44点
2019-12-08ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書87.14点
2019-03-19丹下左膳餘話 百萬兩の壺108.24点
2019-03-19めし87.24点
2019-03-18オスカー(1991)65.33点
めしのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS