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くちづけ(1969) - S&Sさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 くちづけ(1969)
レビュワー S&Sさん
点数 7点
投稿日時 2017-02-24 23:16:18
変更日時 2017-02-24 23:16:18
レビュー内容
ライザ・ミネリの初主演映画で名匠アラン‣J・パクラの初監督作でもあります。もうこの映画では、ライザ・ミネリの初々しさを堪能して目に焼き付けるしかありません。当時のハリウッドでショートカット女優としてはジーン・セバーグが有名でしたが、私の中ではアメリカ映画史上もっともショートカットが似合った女優は文句なしでライザ・ミネリです。本作のようなちょっとメンヘラ気味な女の子キャラは、彼女の素の部分もあるのかと思わせるほど自然な感じがします。彼女の多彩な表情を観ているだけで楽しく、口に絆創膏でバッテンをした画像はこの映画のポスターにも使われていてけっこう有名です。 物語はアイヴィー・リーグのカレッジに入学した学生カップルの出会いと別れです。ふたりは別々の学校なんですが寮が道を挟んだお向かいです。寮生同士のバカ騒ぎやパーティなどはありますが、ヴェトナム戦争真っ盛りの大学が舞台にしては政治的・社会的なエピソードがまったく出てこないところが珍しいんですが、そこがまた心地よい気がします。ラブストーリーにそんな世相描写みたいなものは必要ないし、物語自体に時代を超えた普遍性が与えられると思います。ニューシネマ全盛期ですからこういうアプローチは珍しかったかと思いますが、さすがアラン・J・パクラだけあって良く心得ていらっしゃいます。バスに乗って故郷から大学に向かうところがファーストシーン、同じバスに乗ってライザ・ミネリが故郷に帰るのがラストシーンという安定したストーリーテリングで、氷が張っていないシーズンオフのスケートリンクやミネリの乗り回すオンボロなワーゲンなど印象深い映像も多々ありました。
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