108.これほど色が美しく感じる映画もないだろう。さすが北野武。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-07-18 08:30:51) |
107.「愛」のイメージ映像作品。 これを愛とは思えませんけど。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-12-05 05:07:07) |
106.最初のひもがひっかかって笑いがおこるシーン・・北野映画の嫌いな部分が思いっきり出てる。アハハハって不自然な笑い。役者の演技が下手ってのは北野映画全てにいえることで確信犯なわけで、独特の雰囲気を発する源にもなってるわけなんだが、この作品ではその下手さかげんが気になってしょうがなかった。ところが、もみじを引きずりながら雪山へと進んでゆくシーンに愕然。凄い。美しい。そういえばバラからもみじへと突然移るという伏線的な画があった。とはいえ、驚いた。こんな四季の移ろいの見せ方があったとは。もうこれだけで満足できる映画。お弁当女は思わず「怖っ」って声をあげてしまった。やってることは『幸せの黄色いハンカチ』の女といっしょなのにね。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-08 16:00:14) |
105.とにかく“赤”が凄まじい。 まぶしく美しい。 主人公二人の演技もなかなか良かった。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-09 00:42:13) |
104.とても作家性の高い作品。作家主義の監督によくあることですが、これは映画ではなく、表現としての映像作品。…と思うのはどうでしょうか。 |
103.北野映画の集大成といっても過言ではないと思います。正直、今後北野武はこの作品を超える映画は撮れないんじゃないかと思います(期待はしていますけど)。 菅野美穂が凄く良かったですね 【TM】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-28 17:41:35) |
102. 日本の四季が色鮮やかに移ろう様は特別だ、とよく言われるが本当だろうか。安部公房は「どんな極寒の地にも四季の移り変わりはあって、日本人だけが特別なわけではない」ということを書いていた。でもそれは多分どちらも本当のことで、この映画は、日本人のための四季、それが日本人にとって特別であること、ただそれだけを映し出したフィルム。映像美。 【小塚】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-10 18:13:12) |
101.うう・・画は綺麗なんだけどな~。どうも北野作品は私には狙いすぎの臭いがしてしょうがない。再度言うが、画は綺麗。でも同じような風景を1枚の写真で見た方が私には感じることが多いわけで・・。芸術というものはいつの時代も一介の娯楽映画好きなんぞには理解できないものなのですね。 【アップルマーク】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-12-28 02:42:24) |
100.色彩が見事でしたね。それを狙って作ったんだと思いますが、キタノブルーじゃなく、劇中の「赤」が鮮やかな作品でした。近松門左衛門とか人形浄瑠璃なんて縁が無いですが、3つの究極の愛の形が交錯する中で、1つ1つの話は切なくて興味深いですが、その分1つの映画としての一貫性というか、まとまりが感じられなくて中途半端な気がしてしまいました。ただ俳優さんは皆素朴な演技でよかったと思います。これは明らかに今までの北野映画のスタイルではありませんが、良くも悪くも黒澤監督が芸術と娯楽を両方意識したように歩き出したのかなあと感じた作品でした。 |
99.不条理なラストに唖然としました。人形浄瑠璃で本当にああいった話があるのか、私は恥ずかしながら知らないのですが、アニメじゃないんだからこのラストはないんじゃないの、と思ってしまいました。それぞれの男たちの愛は十分に伝わってきます、痛いほど。。。衣装、映像美は独特で素晴らしかったです 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-09 19:43:00) |
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98.うーん、これは・・・。自分には分からないような難しい映画なのか、はたまた監督が撮りたかった画をずらーっと並べただけの映画なのか、どっちか判断がつかないくらい難しい映画ですね。難しいのか?どっちや。あかん、思考がぐるぐるなってます。おもしろいかおもしろくないかで問われると、まったくおもしろくなかったです。上映後、ずっと文句を言ってました。というわけで、監督ごめんなさい、3点です。他の作品は好きなので許してください。 【708】さん [映画館(吹替)] 3点(2005-11-02 05:37:13) |
97.初見は映画館で、昨日再見しました。 映像と音楽がとても心に残る映画です。 自分の経験などに重ね合わせてみることで、各自評価がとても分かれるかもしれません。自分には理解できない行動なところも多いし。ストーリーを楽しむというよりも、何か心に引っかかる映画つくりを目指したのであれば、成功だったのかなと思います。 【ねこかもめ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-30 13:20:07) |
96.『あの夏、いちばん静かな海。』と『HANA-BI』を足して2で割ったというのが率直な感想(だから点数も両者の間)。今流行りの純愛モノとは全く正反対に位置する、屈折愛(?)といった感じでしょうか。3つのエピソードがうまくかみ合っていなかった分、作品としては『あの夏~』より劣るとは思いますが、それでも十分に楽しめました。いい映画です。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-10-26 21:12:41) |
95.失った恋人を探す、途方もない旅。赤い綱で繋がれた恋人の抜け殻。人形のように表情を失い、言葉を失い、そして感情を失った。しかし、彼女の中にトラウマのように残る、大切な物を無くす“悲しみ”という感情。男は探す。希望を捨てず、様々な場所で、赤い綱に繋がれた抜け殻の恋人の心を探す・・・北野監督はいつも主人公だけにスポットをしぼらず、複数の登場人物の人生を僕等に見せる。それをするのとしないのでは、明らかに映画の出来が変わってくる。そして久石譲さんの音楽は、この映画の静けさに完璧にマッチした美しい音色を僕等に聴かせてくれた。難しい映画ではあるが、観る価値は十分にあった。 【ボビー】さん 7点(2005-03-23 11:56:59) |
94.これは評価が難しい。とにかく鮮やかさが目に残っている作品。なんだかんだ言って評価する資格が私にはないような気がしてならない。とりあえず芸術作品として7点にしておこうと思う。 【未歩】さん 7点(2005-02-21 20:12:13) |
93.落ちた愛する人の為に自分も落とせる人って凄い。普通なら自分のところまで引き上げようとするし、それができないようだったら自分もそうだが恐らく愛が醒めて見捨てるだろう、それが上策だし。でもそれをしない人ってのも確かにいる。子供に対する母親がそれだ。俺は菅野に対する西島の行動や眼差しに不具の我が子を愛する母親を感じてたよ。だから涙がでた。邦画で泣いたのは初めてだったので自分でも驚いた。それから演出もホームレスになった西島の汚らしさがガチだったのが最高だった。ホームレスになる前からすでにちょっと汚かったが。でもあの派手で綺麗な衣装は臨場感が欠けてた。菅野が眉毛を剃ってるのもだめ。もっと日本赤軍女幹部ぐらい眉毛生やしとかないと。まぁあまりリアルすぎるとDOLLSのコンセプトからズレるのかな?。主演を洋七と邦子にするとよりリアルにはなるがラストで爆笑がおこるもんなぁ。とりあえず西島最高!。 【膝小僧】さん 8点(2005-01-05 14:31:50) |
92.表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-11-12 00:53:26) |
91.長時間のプロモーションビデオという感じでした。でも、何が言いたいのかがわからなくて、観ていて退屈でした…きれいな景色などには感動したのですが。相当感受性が研ぎ澄まされているか、行間を読み取るのがかなり得意でないと、理解し難い作品かもしれません。これから観ようとしている方は、予めあらすじを知っておくと良いでしょう。 【kokayu】さん 6点(2004-11-11 20:26:49) |
90.こういう映画を求めていました。感性で観る映画だと思いました。感じる映画。ちなみに、深田恭子さんはもともと個人的に好きでしたので、歌がどうとかも考えずに、只単に「可愛いなあ」と。なのであのファンの人にも共感できました。 |
89.監督がいう“これまでで一番暴力的な映画”というのは少し肯ける。理不尽ですからね。 |