《改行表示》423.超久しぶりに再見。すっかり忘れていましたが、やはり名画中の名画でした。とにもかくにもエンリコ・モリコーネの音楽がいい。ざっくり2曲ありますが、いずれも映画史上に残る名曲でしょう。この曲さえ流れていれば、どんなシーンでも許せてしまう感じです。 それにもちろん、序盤の少年時代もいいし、オーラスのつぎはぎフィルム再生場面もいい。終盤の「爆破」のシーンは、どんなアクション映画のハデな爆破よりも衝撃的でした。心が痛むというか、何もそこまでしなくてもというか…。 しかし中盤の青年時代だけ、ずいぶん紋切り型で雑な描き方だったなぁという気がします。不可欠なシーンであることは間違いないのでしょうが、彼女が突然現れて突然つき合い出して突然去っていった印象です。 それはともかく、この作品は若いときに見るより、ある程度年齢を重ねてから見たほうがグッと来ますね。もっと年齢を重ねると、今度はアルフレードの目線で見ることができそう。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-12-03 02:22:08) |
《改行表示》422.映画への愛に溢れた映画。 モリコーネの音楽が素晴らしい。 全身に鳥肌が立つほどの感動と、多幸感が滲み出てくるラストシーン…。 【nakashi】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-12-02 10:05:09) |
《改行表示》421.最後の帰郷はカタルシスを感じさせる 小さな街の温かさもいいですね 完全版より劇場版がいいそうです 【Ren】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-11-29 14:40:58) |
《改行表示》420.映画と人間への愛に満ち溢れた、本当に素晴らしい映画。 アルフレードのトトへの「無償の愛情」の描写が美しい。 死して尚、トトに映画の素晴らしさを思い出せるラストシーンは何度観ても泣けてしまう。 これを観るたびに映画っていいな、人間っていいなって事を思い出させてくれる。 いつまでも自分の中のオールタイムベスト映画だと思う。 【Nig】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-08-18 02:24:11) |
419."映画の魔法"というものがあるなら、正にこのことだろう。数少ない村の娯楽であり、情報源であり、外界への扉でもあった映画館と、映画と共に育った村人たちの悲喜こもごもが一体となった共有感が郷愁としてスクリーンに宿っているようだ。娯楽の多様化で時代に取り残され映画館が廃れていくさまは、テレビ、ビデオ、DVD、ネット配信といった飽和した映像の歴史そのものである。しかしながら、如何に形態が変わろうとも、良い作品は何十年も残る。たとえミーハーが群がるだけの娯楽大作だとしても、一部の批評家しか絶賛しない高尚な芸術映画だとしてもだ。全ての映画に捧げた例の結末は反則としか言いようがない。 |
《改行表示》418.この映画の永遠のテーマ、激論「オリジナル版」VS「劇場公開版」の話は今回置いといて、この映画は昔ながらの劇場に慣れ親しんだ人なら誰しも、その琴線に触れる作品ではないだろうか。 懐古厨乙!とか言われそうだが、私も地元の映画館で閉館する日にこの映画が記念上映されたので観に行き、深く感動したのを覚えている。今の綺麗なシネコンしか知らない人が見たら驚くだろうが、真昼間から煙草をふかしながら見てる人が居たり(禁煙だけど)、場所によっては前の人の頭で完全に視界が遮られたりとか当たり前で、座席取りも命がけだった。まあ、余談はこれ位にして、「劇場公開版」は本来あるシーンがカットされた言わば不完全版なので、監督も「オリジナル版」を観てほしいと言ってる位だから、やはり「オリジナル版」の方を見るべきだろう。※以下入力が面倒なので「オ」「劇」と省略させていただきます。 「劇」を観てから「オ」を観ると、ある意味裏切られたような、そんな事知りたくなかった。純粋に感動できない。という声が多い事も知っている。私自身もそうだった。しかし、歳を重ねるごとに「オ」の方がより人間ドラマとして深みのある物語だという事がわかってくる。むしろ「オ」こそが全てであり「劇」はいわばダイジェストに過ぎない。そうとさえ思っていた。 だが、そんな時ふと思い返したように「劇」を観ると・・・。 ああ、これはファンタジーなんだなと思い出せてくれる。純粋に映画の素晴らしさ、映画館の楽しさを思い起こさせてくれる。人間ドラマの部分が省略されたからこそ、この映画館という主役に対して一層の憧れと感動を純粋に味わせてくれる。そんな気がした。 あー結局、激論「オ」VS「劇」やっちゃってるじゃんというツッコミはなしの方向で・・・。どっちもそれぞれ良さがあると思うので両方お勧めです! 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-11-10 22:06:59) |
《改行表示》417.この劇場公開版と、完全オリジナル版ってのがあって、元は同じ映画のハズなのに、まーったく異なる印象の映画、それこそ真逆といっていいくらいの印象の映画になっている摩訶不思議。まるで手品のようです。さらには、「ニュー・シネマ・パラダイスの熱狂的ファン」ってのがいるけれど、実はそれぞれのバージョンに対するファンであって、場合によってはもう一方をケチョンケチョンに言ってたりする摩訶不思議(酷評されるのは多くの場合オリジナル版の方ですが)。まさに、編集のマジック、いやはや、だから映画は怖い。 コチラの方が、より肯定的な映画賛歌とでもいいますか、ひいては人生賛歌とでもいいますか。年月が経ち、すべては古び、年老いてしまった。だけど、過去は、失われてしまったものではなく、フィルムに残されている限り、またいつかどこかで出会えるもの。ラストは、ここだけ観りゃ相当おバカなシチュエーションですが、これをこの流れで見せられりゃ、やっぱり感動します。スクリーンを見つめるジャック・ペランの眼が濡れて光るその様は、どんな演技にも勝ります。 もっとも、フィルムを通じた過去との出会いと言うのは、本来は束の間のモノ、それがレンタルビデオの時代になって、我々はそれをちょっと安っぽくとらえ過ぎているのかも知れませんが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-05 16:26:56) |
《改行表示》416.ずい分前に観て良かったイメージはあるが、この映画を絶賛し過ぎることに若干辟易して遠ざかっていた。 今回、久し振りに観て、多少冗長感はあるものの良い作品だと感じた。 特に、トトが去っていくシーンは、未来を感じさせることで感動的だ。完全版も気になるが、これ以上長いとツラいかも。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-14 12:35:23) |
415.1回目見た時は正直そんなでもなかった。なんというか、如何せん有名作品であるもんだから冷静に見ようとしてしまう自分がいて、勝手に心のブロックが入るというか。で、それから数年後、つまり今ふと見たくなって見てみたら、もう感動が全然違う。年齢のせいもあるのかもしれないし、頭空っぽの状態で見たってのもあるかもしれない。とにかく、見てる自分は第三者視点であるにも関わらず、いつの間にか感動させられていた。なんだかよくわからんうちに入り込み、魅せられている。そんな作品でした。きっとひとつ、ないしふたつのことに全身全霊を賭して入れ込んだ後に、振り返って観る。時間が経って振り返って観る。そんな時に最大級の威力を発揮する、そんな作品なのではないかなと思いました。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-12-15 05:24:53) |
《改行表示》414.やっぱラストシーン見ると、ほんわかしますね。 「やっぱ俺映画好きだー」と思わせる雰囲気がとっても良いです。 アルフレードがいい味出してる。 DVDでは長尺の完全版もあるようですが・・・あえて言います、完全版は観ないほうが良いです。ぜんぜん違う作品になってしまいます。 ぜひ通常版で! 【とんちん】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-21 01:51:43) |
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【マンデーサイレンス】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-12-13 17:42:00) |
412.もっと期待してたんだけどその期待を上回ることはなかった。もうちょっと短いほうがいいと思う。 |
411.それなりに感動もあったが、監督が作為的に見せているとの感じてしまう部分において、入り込めない自分がいた。 【cogito】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-04 20:12:29) |
410.映画好きの方ならラストにぐっとくるでしょう。私もラストにはぐっときましたが、他のシーンにはたいして思い入れが有りません。長いし。確かに良作であると思いますが、自分には何度も観返したくなる作品ではありませんでした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 15:23:29) |
409.しみじみしみる映画ですね。ただ涙が止まらない感動と言うのは私にはなかったですね。世代かな?しみじみと懐かしく良い余韻の残る秀作です。 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-21 12:58:38) |
408.難しくは説明しにくいが、とにかく、最後に泣けて。観終わったら、気持ちが良い映画だった。自分に合ったんだろうな。だから、名作。それで良いじゃないか。 【min】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-07 20:49:38) |
407.うーん、いいね。いいんだけど、映画人の自己満足的というか、自慰というか、そんな感じがしたなあ。また観たい、とはあまり思わない。 【風小僧】さん [地上波(吹替)] 4点(2012-12-29 09:50:20) |
406.トトの笑顔、アルフレードとの交流、音楽、そしてラストのキスシーンをつなげた映像、こんなに幸せで映画っていいなって思わせる作品はないと思う。素晴らしい!! 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-10-14 18:02:48) |
405.むかし「みゆき座」でのロードショーを鑑賞しました。大ヒットで超満員でした。当時座席は指定入れ替え制ではありませんでした。座席を取るためにあらかじめ満員の場内に入っていて、上映が終わるとそそくさと席を確保するなどまかり通っていました。好ましいことではないけれど、このときはこれまで体験したことの無いような大混雑だったので、私は場内に入り、クライマックスをいきなり見てしまいました。このクライマックスを知ってしまっては感動がうすれてもったいなかったなと後悔しましたが、後の祭りです。ところが、席を確保して、はじめから見たわけですが、なんと結末を知っていながらも、怒濤の涙があふれ大感動しました。映画の素晴らしさを正面から再確認させてくれた名画ですね。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 21:14:11) |
《改行表示》404.シナリオ、配役、映像、演出、音楽と、それぞれが高レベルの至高の逸品。 ただノスタルジーを満足させるばかりではなく、現在と過去が一つの流れになっていて、 物語としても、また"映画"そのものを小道具にした設定ともにシナリオの完成度が高い。 中盤過ぎにちょっとバタつく展開があったのは残念だが、終盤からラストにかけての演出は、 制作者側の抜群のセンスの良さに脱帽。ちなみに完全オリジナル版のほうで、 首を捻った終盤の展開があったのだが、2時間版ではバッサリとカットされていた。 こちらのほうが自然な流れでいい。音楽は文句なく最高。名作でもあり、秀作でもある作品。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-08-12 03:43:35) |