1.動物園という優しい環境の中で生まれながらも母親に育児放棄をされてしまい、試験的ながらも人間の手によって育てられることになってしまったホッキョクグマの子ども(命名:クヌート)と、自然界の中で生き抜くその他の子グマたちを平行して撮ってみました。なので、この際、生まれた環境の違う子グマたちを追って見比べていってみましょうといった感じのストーリー。
ただし、正直、テレビ局制作の動物ものドキュメント番組の内容と然程変わりはないなという印象はぬぐえないのですが、子グマをいかに可愛く魅せるかという点においては すごく上手く優秀に撮られているし上手く編集されている。その他、日本版ナレーションの藤井フミヤの語りが意外に耳障り良くって大変心地良かった。その他、日本版向けに付け足しされたと思える音楽が安っぽく感じてしまえたんだが、これがまたクヌートの動きに合わせて付け足しされたんだろうなって感じの滑稽でけったいな音楽だったので、それはそれで面白く、結構楽しく感じれた。
そして最後に、クヌートとずっと寝床を共にし、クヌートの飼育に明け暮れながらその生涯を終えてしまった飼育員の○○さん( ←名前忘れた)
動物を愛し愛される大変素晴らしい方であったと思います。
その人生、大変ご苦労さまでしたと言いたいですね。
この映画撮影後にすでに亡くなっていたと知って少し悲しい気分になりました。