10.暴漢に襲われる冒頭からは想像できないような、どこか微笑ましく、どこか懐かしいようなストーリー。2002年の作品とは思えないような哀愁だったり、ハリウッド映画にはない深い味わいが映像と音楽から感じ取れる。フィンランドについて詳しいわけではないが、とても人情味溢れる作品。脚本もうまく作られたという感じはしないかもしれない。スタイリッシュなロマンスでもないかもしれない。でもそれが逆にプラス。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-20 05:41:20) |
9.ゆるいユーモアに包まれた映画で、こういう感じって邦画にもあるよなと、妙な親近感を感じる。極端に表情を抑えた演出がこのゆるいユーモアによくあっている。ユーモアだけでなく、設定もストーリーもゆるく、悪く言えば適当なんだけど、この作品に限ってはこれでも許せる感じ。おっさんとおばはんの恋愛劇というのも風変わりで良いです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-09 23:12:21) |
8.不思議な魅力をもった映画。記憶をなくしてしまった結果、人生が好転していくってなんとも素敵やな~ でもこれって今まで築いてきたものってなんだったんだろうってことにもなりますよね。今を素敵に生きろってことなのかな。映画の雰囲気で語ってる感じが良いです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 22:25:45) |
7.よく記憶を無くすという事は過去を無くす事であり、それまでの人生がなかった事になるというが、まあそれも悪くないという事か。でも人格や性格ってのは過去の教育や経験に基づいて形成されていくものだと思うので、いざ記憶が無くなると、無機質というか、ロボットみたいな人間になってしまうのかも。主人公にも全く個性が感じられず、それはリアルで良いんだけれど、なんか物足りない。 |
6.記憶を無くしたら普通どうします?たぶん自分が誰なのか、どこから来たのかを知りたいと思う。経験無いのでわかりませんが。人間って過去の積み重ねで生きてるところがあると思うんですが、そうするとどうしたって過去を探そうとするはずです。でもこの映画の主人公は過去の自分を探そうとはしません。過去が無いことをこんな風に前向きに描けるなんて、普段ポジティブシンキングな私でも目から鱗です。人生は前にしか進まない。当たり前だ。でも、前を見てる?前にしか進まないなら前を見ようよってことを教えてくれるカウリスマキの人生賛歌。 【R&A】さん 6点(2005-02-25 12:35:07) |
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5.静かで淡々と進むし、登場人物が無表情なのにすごく違和感があったけれど、描き方が丁寧なので最後まで目を離さずに見ることができました。フィンランドものってことでの珍しさ、カウリスマキ監督作品ってことでの興味を除いたら、ちょっと心の温まる、そこそこの作品かなぁと思いました。あのような暮らしは一般的なものなのか、貧しい人たちだけのものなのか、貧しい時代のものなのか、貧しい地域のものなのか、いまいちどう捉えたらいいのかわかりませんでした。 【るいるい】さん 6点(2005-01-10 15:31:30) |
4.はまるタイミングで見るとはまると思います。はまるタイミングでみなかったので、はまりませんでした。 【みんな嫌い】さん 6点(2004-10-24 17:03:11) |
3.冒頭の包帯ぐるぐる巻きからして、安っぽさ全開。まあそれはいいとしても、登場人物全員が無表情なのがどうも入り込めない原因のような気がする。これは自分がハリウッド映画に毒されているからなのだろうか。 【HK】さん 6点(2004-08-05 09:40:30) |
2.amさんの「ゆるい」って表現はぴったりです! ゆるいけど嫌なだらだら感はなく、眠くもならず見れました。アキ監督の雰囲気はこんなんなんですね。とっても悪くないです。 【もちもちば】さん 6点(2004-04-13 23:38:43) |
1.静かにストーリーが流れる感じ。この映画の雰囲気なのでしょうが、もう少しみんな笑顔があってもいいのになあ。バンドのシーンとかはよかったけど。 【カルーア】さん 6点(2004-01-24 23:23:59) |