17.平均点高っ。海の場面はさすがにぐっときたけど、他はそんなでもない。この設定であればもっと疾走感があっていいと思うし、映像的なセンスもとくに突出したものはない。ユーモアも微妙な抑え方で、大笑いさせられるようなギャグはなかった。もっとやろうと思えばかっこよく、むちゃくちゃにできたろうに。ただ、後味の爽やかさは抜群。暴力シーンも女の裸もあるのに、ものすごく健康的な映画だった気がする。死の宣告が主人公たちの生の密度を奇跡的に高め、短くとも生きている実感のこもった最高に楽しい時間が過ぎる。まったく悲壮感のない、幸福な最期。乗ることができればものすごく気持ちいい映画であることは間違いない。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-18 02:25:01) (良:1票) |
16.この物語、以前に観たことあるがここに記述していないということは別物かリメイクか... 分かりやすい展開でコメディタッチの映画だが、好き嫌いも別れそうだ。最後の場面がいいのでそこで評価、に尽きる。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-14 13:38:12) |
15.健常者がやってればただの無謀な犯罪逃避行だが、主人公を突然余命宣告をうけた二人に置き換えるだけで、こんなにも刹那的なノーフューチャー(あたりまえか)な悲しみをまとったロードムービーに変わってしまうのか。「俺たちに明日はない」のようなハッピーエンドはありえないのを誰もが知っていて観ている映画共通の雰囲気が印象的。コメディー仕立てになっていてあらゆるところにクスリと笑える仕掛けがあり、余計にラストや死期を感じさせるシーンとの対比を際立たせている。 好み30/50、演出11/15、脚本10/15、演技7/10、技術5/10、合計63/100→6/10点 |
14.映画の作りは全体的にコミカルタッチ。 ドイツ映画をあまり観る機会がないということもあるんだけど、 ドイツ人っていつも怒っているような顔に、生真面目、神経質というイメージも手伝って、 いかつい顔のまま間抜けなシーンを演じられると、それだけで妙味を感じてしまう。 そこがこの作品の最大の魅力になっている。ストーリー自体は大したことはないが、 ラストの演出も中々いいし、男の友情をさっぱりと見せてくれたロードムービーだった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 08:03:56) |
【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 19:31:43) |
12.ところどころ雑な感じがするのが残念。でもテンポがいいし、ドイツ作品ぽい気だるさと薄暗いイメージはいいと思います。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-05-08 18:32:40) |
11.ここまで完全コメディに寄ったロードムービーで、下品にならずにそれどころか死という重いテーマを真剣に扱ってしまっている所が最近のハリウッドとは一味違う所。日本と同じく公務員(警察)の融通の利かなさがネタなるのはやっぱドイツだ。重いテーマなのに登場人物がみんなアホで(失礼)軽いコメディのノリで話が展開し、しかもスピード感のある90分で感動的に綺麗にまとまってしまっているのが超高評価の一因か。欠点が無いので低評価には決してならないが個人的には佳作以上の感想にはならなかった。海なんてどこにでもある島国生まれでなければ更に初めて海を見たときの感動がノスタルジックに蘇ったりもするんだろうが… 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-09 21:16:51) |
10.タランティーノみたいにカッコよく作りたかったけど、真面目すぎました、な感じがしました。音楽やテンポであおっているわりには、2人が死ぬという前提に頼りすぎて緊張感がありません。脚本がまずいんでしょうか。ほのぼの映画として見れれば良かったのかもしれませんが・・・。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-19 16:29:10) |
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9.楽しい、せつない感じ。こんな旅憧れるけど、死ぬんだよね(うーむ)。いいラストでした。 |
8.前半の展開でお涙ちょうだいの作品で無いのが解ったが、どうも、すっとしない作品。 【ボバン】さん 6点(2004-02-10 00:09:16) |
7.期待してみたわりに・・死ぬからそのまえにやりたい放題やるっというなんか無茶苦茶な設定はおもしろいんだけど、そのわりのムチャのやりかたがたりない、おバカな警察とギャングのせいか 【ZVo】さん 6点(2003-12-30 20:34:14) |
6.にじみでる雰囲気とか良いものはあるんだけど、なんかちょっと物足りないかな。バカバカしさは面白いけどね。 【tantan】さん 6点(2003-08-18 16:50:19) |
5.見終わってから世界地図を見直し、海を見たかった彼らの気持がさらにせつなく感じられました。ドイツってホント、ほとんど他国に囲まれていて、海に面したところが少ないんですね! あまりちゃんと認識してなかったです。映画としてのテイストがちょっと中途半端な感じがしました。工夫すれば、もっとほろ苦い、コミカルだけどズシンとくる、そういう映画にできたんではないかなあ・・とちょっとザンネン。 【おばちゃん】さん 6点(2003-06-08 15:33:42) |
4.2002年のヨーロッパ中央部での洪水被害によって、"ガストンくん"が脱走した事件がありましたね。この映画をその前に観ていて、「"彼"もやっぱり海を観たかったのかな?」なんてことを思っていました。最初は巻き込まれ型のコメディかと思っていたのですが、後半はシリアスな感じでしたね。どうも個人的にタバコの煙が嫌いなので、こういう映画での描写にはマイナス感情を持ってしまいます。往々にしてヨーロッパ映画では喫煙シーンが多いですね。この映画もドイツ映画ですからその例に倣って"モクモク"でした(苦笑)。 【オオカミ】さん 6点(2003-05-14 03:49:05) |
3.さかQさんに同感です。僕もあまりハマれませんでした。でもやっぱ「天国の扉」は名曲ですねー。ウルッときちゃいました。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-05-06 17:35:46) |
2.車とかタバコとか海とか、とにかく見た目にカッコイイ。台詞もなんだかカッコイイ。登場人物も愛らしい。でも、正直途中でちょっと飽きてしまった。うーん。カッコイイんだけど。 【spk】さん 6点(2002-05-03 17:52:17) |
1.ポスト・ニュー・ジャーマン・シネマということで紹介されたドイツ製娯楽映画だが、娯楽映画ということではやはり、ハリウッドに及ばない。でも、「天国では、みんな海の話をするんだぜ」というセリフは気が利いてよかった。 【向日葵】さん 6点(2001-05-09 12:46:12) |