白ゆき姫殺人事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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白ゆき姫殺人事件

[シラユキヒメサツジンジケン]
2014年上映時間:126分
平均点:6.28 / 10(Review 57人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-03-29)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化ネットもの
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タイトル情報更新(2024-03-08)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋
キャスト井上真央(女優)城野美姫
綾野剛(男優)赤星雄治
菜々緒(女優)三木典子
蓮佛美沙子(女優)狩野里沙子
谷村美月(女優)前谷みのり
金子ノブアキ(男優)篠山聡史
貫地谷しほり(女優)谷村夕子
染谷将太(男優)長谷川
小野恵令奈(女優)満島栄美
ダンカン(男優)城野光三郎
秋野暢子(女優)城野皐月
宮地真緒(女優)間山
山下容莉枝(女優)八塚絹子
野村佑香(女優)島田彩
朝倉あき(女優)平塚
生瀬勝久(男優)水谷
飯田基祐(男優)テレビ局員
芦川誠(男優)日の出化粧品課長
宮本真希(女優)東山先生
最所美咲(女優)中継レポーター
小室正幸ワイドショーのVTRナレーター
原作湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」(集英社文庫)
脚本林民夫
音楽安川午朗
作曲安川午朗
撮影小林元
製作松竹(『白ゆき姫殺人事件』製作委員会)
集英社(『白ゆき姫殺人事件』製作委員会)
博報堂(『白ゆき姫殺人事件』製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(『白ゆき姫殺人事件』製作委員会)
深澤宏(『白ゆき姫殺人事件』製作委員会)
配給松竹
編集川瀬功
録音松本昇和
照明加瀬弘行
あらすじ
長野県のしぐれ谷国立公園で、化粧品会社のOL・三木典子(菜々緒)の惨殺死体が発見された。容疑者は同僚の城野美姫(井上真央)。知人の狩野里沙子(蓮佛美沙子)から情報を得たテレビディレクターの赤星雄治(綾野剛)は、取材を開始する。
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6.なんとも湊かなえ原作らしい出来栄え。下手したらこれで連ドラの一本でも作りそう。肝心の犯人があっさり自供で肩透かしをくらったけど、ストーリーは良かった。湊かなえ原作のドラマが好きな人は楽しめるはず。
真尋さん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-24 20:58:55)
5.僕自身、何かの事件や事故の速報を見聞きした時、真っ先にtwitterでキーワード検索するクセがついてしまっている。
どこかの誰かがツイートしたその情報をそのまま鵜呑みにするつもりは毛頭ないのだけれど、情報伝達の速さ一点において言えば、一般大衆の「口コミ」に勝るものは今の時代無く、実際、緊急性の高い事故や災害などの情報は役に立つことも非常に多い。

醜聞や偏見を大いに孕んだ無責任な情報を仕入れること自体が、浅はかで、愚かであることは、きっと誰しも心の中では分かっている。
だけれども、人間は「知りたい」という欲望には勝てない。そういう生き物だからだ。もし人間にその欲望が無ければ、この社会の発展は無かっただろう。
だからこそ、twitterをはじめとするSNSにより、個々人が全世界に向けて極めてカンタンに情報を発信できるようになってしまったことは、人間の根幹となる欲望を丸裸にし、あまりに無防備な状態を生み出してしまっているのだと思う。

この映画は、一つの惨殺事件を発端として、この時代ならではのメディア批判を表面に描き出しつつ、欲望に裏打ちされた人間の弱さとおぞましさを大衆的に描き出すことに成功している。
特筆すべきはこの「大衆的」ということで、決して完成度は高くなく、高尚な描かれ方もされていないことが重要なのだと思える。
この映画から伝わってくる独特の軽薄な空気感、それは「ワイドショー」そのものだ。
劇中でも、「ミ○ネ屋」を彷彿とさせる(と言うよりもそのものの)ワイドショー番組が描かれるが、そのシーンのみではなく、この映画全体が一つのワイドショーとして、意図的な悪意に満ちた軽薄さで描き出されているように感じた。

配役も実にハマっている。
愚かな狂言回しのごとく立ち回る契約社員のTVディレクターに綾野剛。
この人気俳優は、こういう浅いのか深いのか定かではないという意味で底の見えない人間を演じるが巧い。
映画のファーストカットで惨殺体で登場するのは菜々緒。誰もが認める美人OL役を、類稀な美貌と、骨の髄から漂ってくるような悪女臭を存分に活かして好演している。このモデル出身の女優は、誰もが鼻につく印象を逆に売りにして、このところすっかり悪女役の地位を確立している。コレはコレで大したものだと思う。
また蓮佛美沙子、貫地谷しほりら実力派若手女優の配役も的確だった。

そして何と言っても、井上真央。
物語上で描き出される通りに地味で薄幸な“悲劇のヒロイン”を、大衆の想像上の犯行シーンも含めて見事に演じきっている。
印象的だったのは、この「城野美姫」という主人公が子供の頃から孕み続ける「闇」を、どの登場シーンにおいても表現できていたことだ。
物語上、「城野美姫」は“悲劇のヒロイン”として描き出されているように見える。
ただし、だ。実は事の真相は誰にも分からない。「真相」のようなものも、結局は浅はかなワイドショーで伝えられただけにすぎない。
特にこの主人公の「思惑」については、描き出された顛末以上の屈折した何かが、心の闇として見え隠れして見えた。

ラストシーンで、ヒロインは、打ちひしがれるTVディレクターに対して、「いいことがありますよ」と微笑む。
一見、「救い」のようなこのラストシーンを、額面通りに受け取ることが出来なかった。そこにこの映画が伝える本当のおぞましさが存在するように感じた。

それでも僕らはワイドショーの情報に好奇の眼差しを向け、twitterのつぶやきに踊らされ続けてしまうのだろうか。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-29 10:05:43)
4.何となく鑑賞したのですが面白かったです。(あんなに可憐な方なのに)地味で何にも特徴が無いと寄ってたかって言い切られるとそう見えてしまうのは恐ろしい集団心理で、ネットにツイートも相まって現代社会の闇がストレートに描かれていると思います。どちらから見るかで正義にも悪にもなる。人間はそんなに単純なものでありませんね。犯人も意外でした。
気になるのは主人公(城野)の末路。彼女の幸せを切に願ってしまった。
Kの紅茶さん [地上波(邦画)] 7点(2016-04-06 00:16:53)(良:1票)
3.僕は、城野美姫の方が可愛いと思う!!!!子供の頃も現代も どっちも!
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-01-26 00:40:02)
2.きれいに映画化されてる。甘めに7点。
ドンマイさん [映画館(邦画)] 7点(2014-04-16 02:33:03)
1.原作を上手に映像化してます。中村監督起用で大正解。「アヒルと鴨のコインロッカー」と作りが似ていると思います。そこが狙いだったのでしょうか?真相がハッキリする場面をピークとせず、あえて昨今の「人間の怖さ」を主眼に描いているところが良いと思います。
tonaoさん [映画館(邦画)] 7点(2014-04-07 12:27:00)
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【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 6.28点
000.00%
100.00%
211.75%
323.51%
423.51%
5712.28%
62238.60%
71221.05%
8814.04%
935.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review4人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 4.75点 Review4人
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