10.「ドヌーヴに会いました時→この監督は損させない(興行収入を得る)人なの→と言ってました」と、シベ超のポスター2枚をバックに水野氏が満足気にTV解説してらした。確かに私たち女性もサッパリと楽しめるわかりやすさ。ルレット型ノコギリでキリキリするシーンから、善悪そっちのけ、脱獄に応援したものです。青臭さ過ぎず、おじさんでもなく、この頃のドロンのカッコ良さときたら、、。極悪非道に見えないギャバン、部下より背の低いバンチェラも可愛いの(昔はそう思わなかった、私がトシ食っただけ)。ハイジャック・宝石強奪・何人もの脇役イケメン、と楽しめて、おまけに女こどももイッチョ噛みさせてくれる。ダークスーツばかりの中に赤色の道具や衣装も多用してて、おフランスなの~でも英語です。極めつけは♪モリコーネの哀愁漂う、、だけじゃなくて、♪ポヨヨ~ン ポワョーン とカタカナでは表現しにくい音が滑稽な忘れがたさ。昔から大好きな作品、、これってドロンファンの女性を狙って淡泊に作ったのかしら。 【かーすけ】さん 7点(2004-02-01 15:21:26) (笑:1票) |
9. 顔役ジャン・ギャバンに警部リノ・バンチュラ、とどめに殺し屋アラン・ドロンとくれば言わば仏フィルムノワール”三種の神器”。それが一堂に会する本作はズッシリ重量感に満ちて実に見応えアリ!しかも監督は”Mr.フィルムノワール”アンリ・ヴェルヌイユな上にシナリオにジョゼ・ジョヴァンニまで加わる豪華さと来てるんだから駄作な訳がナイ!まぁ確かにギャバンは老け過ぎだしストーリーは些か強引だしモリコーネの音楽は何か間抜けwな感じが否めないとしても私は本作が好きだ。オマケして7点進呈! 【へちょちょ】さん 7点(2003-09-22 03:26:19) (良:1票) |
8.10代のころフランス映画のオールスター大作ということで期待して観た。が、ハイジャックシーンをうそっぽく感じ楽しめなかったが、アンリ・ベルベルヌイユがなくなったので再見(スターチャンネルの特集)したら、今の世相なら納得できる。怖い世の中になった。驚いたのはE・モリコーネの音楽。後のゴッドファーザーにすごく影響を与えていますね。 【ちょうじ】さん 6点(2002-01-21 15:22:39) (良:1票) |
7.一匹狼の殺し屋アラン・ドロンと、マフィアのボスであるジャン・ギャバン。どちらもハマリ役。 マフィアものは好きなのだが、ストーリーがいま一つパッとしない。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-08-28 20:07:16) |
6.仏映画界重鎮のお三方のお陰で画面が締まって、渋さを醸しております。ドロンの移送中脱走劇とか、ハイジャックのスリリング感もなかなかに見応えあり。・・なんですが、前出コメントの皆さんの繰り返しになりますけど、私も言わずにいられない・・この映画演出が所々間違ってるんですな。よりによってJ・ギャバン登場!の場面にかぶる脱力音、ドロンに白ブリーフ、全裸女の岸辺で巨大ウナギ(?)釣り。なぜ~。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-16 23:02:13) |
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5.なつかしい大俳優三人の名前をみて観賞、イタリアンマフィアということ、原作ありということで重い展開をと思いきや、それほど気を詰めて観るほどのものはなく、楽に観られた。 いろいろ作戦上の手配、これでいいのかと突っ込みたかったり、脚本の書き切れなさが残念。最後良かったのでよしとしますか。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-14 22:20:40) |
4.ジャン・ギャバン、リノ・ヴァンチュラ、アラン・ドロンというフランスの三大スターの豪華共演。監督は以前にもギャバンとドロンの共演作「地下室のメロディー」を撮っているアンリ・ヴェルヌイユに脚本には実生活でも元ギャングであったという過去を持つジョゼ・ジョヴァンニまでが名を連ねる。フレンチ・フィルムノワールのドリームチームとでも言うべき顔触れが揃った作品。 しかし、まずは冒頭で2つほど何で?と思うことが。1つは皆が英語を話している点。もう1つはエンニオ・モリコーネの音楽で「へ!?」と思わされることは珍しいですが、多くの方が既に触れられている通り、”ボヨ~ン♪”という脱力系の音楽が流れる度に緊張感が削がれる・・・。 そして宝石強奪までが非常に長く、その割には犯行自体には大したアクシデントも無く、犯行の下準備の描写なども非常にあっさりしている。追うヴァンチュラと追われるドロンの攻防戦も挟まれるので仕方が無いところでしょうか。 ですがこれだけのキャストが揃った作品、一つ一つのシーンはやはり見応えがありました。特に宝石強奪以降ラストまでの、三大スターの存在感もバッチリ出た最後のひと波乱のドラマの展開は見事でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-20 22:51:42) |
3.フランス映画界を代表する3人衆の共演ですがアッサリしてると言いますか軽いと言いますか、犯罪をやってんだけどイマイチ重さや雰囲気が伝わってこないんですよねぇ。ギャバンも喋ってるだけでカッコよさが微塵も・・(泣)アラン・ドロンがおいしいと子全部持ってって一人頑張ってるような感じがしてならなかった。でもギャング映画なのにエンニオ・モリコーネの異様な音楽、たまに、いや結構な割合でボヨーンって鳴るあの音が気になって気になってしゃあない。 |
2.し、渋い!!余分な説明がないのがいい、結末も好きです。面白かったです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-22 20:53:25) |
1.基本ストーリーはただの宝石ドロのお話なもんで、わりと軽いタッチですね。すくなくとも、マフィア映画と聞いて連想するような重厚な作品じゃありません。ジャン・ギャバンがシチリア・マフィアの大物、なのにセリフはフランス語でもイタリア語でもなく英語、っていう時点で、深刻さを放棄してます。軽いといえば、あの飛行機は実に軽そうでしたな(特撮による合成がブレている)。このシーンの味わい深さは『エアフォース・ワン』に匹敵しますよ(しかし『ジョーズ3』の味わいには及ばない。関係ないが)。でまあ、荒唐無稽な話なんですけども、宝石を狙うマフィアと立ち向かう捜査当局が並行して描かれ、なかなかの緊張感。さらにそこにイマイチ手際がよくない(ような気がする)アラン・ドロンが加わることで話はこじれ・・・そういや、海辺でウツボを釣り上げるアラン・ドロン、片や全裸で横たわる美女、これはなんだかシュールなシーンでした。結構、変ですよ(笑)。それにしてもジャン・ギャバン、ずいぶん腹が出ているなあ・・・。 【鱗歌】さん 7点(2004-05-30 01:20:03) |