四十二番街のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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四十二番街

[ヨンジュウニバンガイ]
42nd Street
1933年上映時間:89分
平均点:6.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ミュージカルモノクロ映画ロマンス
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タイトル情報更新(2012-06-20)【onomichi】さん
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監督ロイド・ベーコン
キャストジョージ・ブレント(男優)
ワーナー・バクスター(男優)
ディック・パウエル(男優)
ジンジャー・ロジャース(女優)
ルビー・キーラー(女優)
ウナ・マーケル(女優)
ガイ・キビー(男優)
ジョージ・E・ストーン(男優)
チャールズ・レイン〔男優・1905年生〕(男優)(ノンクレジット)
ハリー・ウォーレン(男優)(ノンクレジット)
音楽ハリー・ウォーレン
編曲レイ・ハインドーフ(ノンクレジット)
撮影ソル・ポリト
製作ダリル・F・ザナック(ノンクレジット)
ワーナー・ブラザース
美術ジャック・オッケイ(美術監督)
振付バスビー・バークレイ
衣装オリー=ケリー
ヘアメイクパーク・ウェストモア(ノンクレジット)
録音ネイサン・レヴィンソン(ノンクレジット)
その他レオ・F・フォーブステイン(指揮)
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【クチコミ・感想】

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4.お目当てバズビー・バークレイによるミュージカルシーンはフットライトパレード、ゴールド・ディガーズには劣るものの、人間万華鏡の美しさ、パカッと開いて列車になる斬新さは流石の一言。完成するまでどれだけの時間を要したのか。
初日の幕が下りるまでを描いたドラマパートでラストショットの舞台監督のやりきった感が沁みるものでした。
ジンジャー・ロジャースを初めとする200人の青春ドラマを堪能出来ました。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-06-12 13:08:07)
3.ジェットコースターの滑り出しのように、カタカタとポテンシャルエネルギーを蓄積していって、ラストのショーで一気に奔流として押しまくるミュージカルの型は、ここらへんで確立されたのかな。そのショーが何しろ見せ場。サーッと開いて列車になるあたりからラストまで、ウキウキしっぱなし。車掌と新婚さんとの三人がツツツと右に滑るようにステップを踏むあたりでニンマリだが、まだここらはステージショーの中継といった感じでカメラは慎んでいるのだけど、次第にじっとしていられなくなり、ダンスの中に・ステージの上に乗り込んでいってしまう。このノメリ込んでいく勢いがすごい。「これはいちおう舞台のシーンなんだよ」という前提を放棄していくまでに節度を失っていく。二重の回り舞台を使った振り付けなんかになると、ステージかどうか怪しくなる。真上から見下ろしたときにのみ効果のある振り付けで、ついにはカメラが並んでいる脚の間をくぐったりすれば、もう「ステージを観ている観客」は無視されてしまっているようなもんだ。ヒロインが乗ってた車が走り抜けていったり、向こう側の車も停まっていたりすると、もうここは舞台じゃない。女性が襲われそうになる室内セットなんかは、もう完全に映画のそれ。カメラは窓から退却していく。そして摩天楼のセットが浮き出て、てっぺんで笑っている二人となる趣向。ステージものであったのが、「映画」のミュージカルに乗っ取られていく、その暴力的な奪取の爽快感。
なんのかんのさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-09-19 09:59:25)
2.ストーリーはありきたりなもので、ミュージカル映画として成功したという意味での歴史的価値はあるかもしれないが、作品の面白さとしてみると、凡作の様にも思える。

ただ、逆に新鮮に感じられた点は、全編をミュージカル調で突き進む型のミュージカル映画を、今までに沢山観てきた中で、ミュージカル映画の元祖とも言われる本作は、ほぼ9割は普通のドラマであり、ラストのブロードウェイ・ミュージカルの本番シーンだけが、純粋なミュージカルという構成だったというところ。

いわゆるお馴染みの、“全編を歌って踊る”ミュージカル映画が苦手な人でも、難なく入り込める新鮮さが、むしろこの古きミュージカル映画にはあったりするのが、現代からみると面白い。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-05-05 23:49:22)
1.内幕ものミュージカルの元祖と言われる本作。ギラつく程に迸る情熱が交錯する生々しさ、それが作品全体に艶を与え、今観ても全く色褪せない素晴らしい出来栄えです。フィナーレの延々と続くミュージカルシーンの瑞々しさに、身を乗り出して目は釘付け!その振り付け、そのカメラ、"四十二番街"の音楽の素晴らしさ!
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-25 06:58:35)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
5116.67%
600.00%
7466.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1933年 6回
作品賞 候補(ノミネート) 
録音賞ネイサン・レヴィンソン候補(ノミネート) 

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