1.監督ルネ・クレールに初挑戦。プレイボーイのジェラール・フィリップが、パリからやって来た女性ミシェル・モルガンを振り向かせようと大奮闘。初めは賭けの対象にしか思っていない彼だったが、付き合っていく内に次第に心惹かれていき・・・というラブロマンス。初めは傍から見ていてどうでも良いような恋愛話だと思っていたのですが、物語が進むにつれて恋仲のライバルが現れたりするとなかなか話も面白くなっていきました。まるで映画の中のジェラール・フィリップみたい。個人的に多少性に合わないところもあるのですが、なかなか小味の効いた良い作品だと思います。ラストも自分好みですし。