8.《ネタバレ》 かつて人気子役としての絶頂からの転落、そして見事な復活劇を果たしたドリュー・バリモアにとって、
母親との確執という実体験を取り入れながらもエレン・ペイジ演じる主人公に投影していた部分は大きいだろう。
真に打ち込めるものとかけがえのない仲間を手に入れた少女の物語を元気いっぱいに描き出す。
ドリューにとって本当にやりたかった人生なのかもしれない。
確かに捻りもないくらいベタで欠点も少なくないけど、特筆すべきはエンディングで、
たとえ決勝で負けてもナンバー2と誇り高く自分たちを肯定するシーンは素晴らしかった。
演じている誰もが楽しそうで見ている側にも伝わってくるのが良い。