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野性の証明

[ヤセイノショウメイ]
1978年上映時間:143分
平均点:5.17 / 10(Review 71人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-10-07)
アクションドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-08)【Olias】さん
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監督佐藤純彌
キャスト高倉健(男優)味沢岳史
薬師丸ひろ子(女優)長井頼子
中野良子(女優)越智朋子/美佐子
松方弘樹(男優)皆川二佐
夏木勲(男優)北野刑事
ハナ肇(男優)村長警部
舘ひろし(男優)大場成明
梅宮辰夫(男優)伊崎昭雄
三上真一郎(男優)支倉常夫
成田三樹夫(男優)中戸多助
田村高廣(男優)浦川隆
北村和夫(男優)氷川支店長
大滝秀治(男優)野村総理府長官
渡辺文雄(男優)吉田栃木県警察本部長
榎木兵衛(男優)黒井
谷村昌彦(男優)商店主
倉石功(男優)佐倉
成瀬正(男優)安川
久遠利三(男優)中井
市川好郎(男優)白木
夏夕介(男優)田岡
可知靖之(男優)月田署長
近藤宏(男優)鈴木警察庁長官
近藤洋介(男優)島岡社長
臼井正明【俳優】(男優)
辻萬長(男優)
脇中昭夫(男優)
木村修(男優)
中丸新将(男優)
中丸忠雄(男優)竹村課長
阿藤海(男優)平松
江角英明(男優)長井孫一
野口貴史(男優)末次雅夫
芦田伸介(男優)坂本防衛大臣
鈴木瑞穂(男優)久我
金子信雄(男優)溝口市長
原田大二郎(男優)渡会登
絵沢萠子(女優)ひろみ
佐藤オリエ(女優)頼子の担任
山本圭(男優)古橋教授
寺田農(男優)ゲリラのリーダー
島かおり(女優)井上先生
殿山泰司(男優)屋台の主人
田中邦衛(男優)バーのマスター
丹古母鬼馬二(男優)農民
桑山正一(男優)豊原浩三郎
田島義文(男優)増田陸将
北林谷栄(女優)松下きよ
ジョー山中(男優)山中明
角川春樹(男優)自衛隊隊長
丹波哲郎(男優)和田陸将
三国連太郎(男優)大場一成
田口計ナレーション
原作森村誠一「野性の証明」
脚本高田宏治
音楽大野雄二(音楽監督)
鈴木清司(音楽監督補佐)
作詞山川啓介「戦士の休息」
作曲大野雄二「戦士の休息」
編曲大野雄二「戦士の休息」
撮影姫田真佐久
丸池納(撮影助手)
原一男(撮影助手)
製作角川春樹
角川春樹事務所
プロデューサー坂上順
配給東映
日本ヘラルド
美術徳田博
編集鍋島惇
川島章正(編集助手)
録音紅谷愃一
照明熊谷秀夫
木村誠作(照明助手)
その他中田新一(俳優担当)
IMAGICA(現像)
あらすじ
鋼のような精神力と肉体を併せ持つ陸上自衛隊特殊部隊。その一員である味沢は、ある非情な訓練の最中、凄惨な大量殺人事件に遭遇し、結果除隊してしまう。彼は身寄りのない少女を養子に取り、ごく普通の生活を送っていたが、彼には必ず成し遂げねばならない大きな人生の目的があった。彼の秘密と生きるための目的とは…。
ネタバレは禁止していませんので
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12.《ネタバレ》 今、本作品のテーマ曲を思い出そうとしているのですが、「♪男はオオカミ~」のアートネイチャーのCM曲が邪魔してなかなか思い出せません。四半世紀の間、一度たりとも思い出すことのなかった鋤柄昌宏に邪魔されるとは、まさかの不本意です。「マドンナたちのララバイ」も結構邪魔してきます。前置きはさておき作品です。寒村の大虐殺事件、ダム建設にまつわる裏の世界、自衛隊の中に組織された秘密部隊などなど、エンターテインメントのネタとしてはどれも刺激的で面白いのだけれど、どれも齧りかけのまま、大してうまく絡みあうこともなく進むので、刺激的な割には残るものが少ないのですよね。とはいえ、今の日本映画ではなかなか挑戦しないスケールの大きさ。監督が佐藤純彌であると知ってなるほど納得です。蛇足:若き舘ひろしが爬虫類顔。今よりも色白で不健康なジャンキーっぽい雰囲気。今のダンディーさの欠片もないので、随分いい歳の取り方したものだなと思いました。
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2023-02-14 18:37:29)
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11.《ネタバレ》 -野性の証明- 野生(=自然に育つ)じゃなく“野性(=動物の本能)”です。 たぶん兄が、原作の表紙(味沢が頼子を背負う絵)の、新聞の切り抜きをテーブルに置いていて、なんかあの絵の、生気のない頼子が幽霊みたいで怖かったんだ。これは絶対恐い本だ。と。それから数年、テレビでやってるのを観てしまう。これ昔見た恐い表紙の映画だ!と。 怖かったなぁ。テロ鎮圧シーンは大丈夫なんだけど、何も悪くない村人が次々残忍に殺されるのって、とてもショッキングだった。それと朋子の家に暴走族が来て殺されるところ。「家の中(安全地帯)まで入ってきて殺すなんて…」と、あれは逃げ場のない恐怖体験で、夜中に暴走族のバイクの音が聞こえると、家に襲撃に来るんじゃないかと、しばらく心臓パクパクして固まってたわ。 でも何だかんだ最後まで観て、頼子ちゃんが撃たれるのに悲しくなり、味沢の「頼子、行くぞ」に、何か熱いものが込み上げました。音楽も印象的で、メインテーマ(歌じゃない方)が頭の中でリフレインしていました。  大人になって観てみると、東北の羽代市が舞台で、そこでは自衛隊も警察も大場一族が支配しているというマッドシティ設定。ネットの発達で日本が小さくなった今と比べ、中央の力が及ばない地方都市なんてのも、あっても不思議じゃないなって思えた時代だった。犬神家の都市版のような雰囲気がいい感じだ。 朋子の姉を殺したのは味沢か、なぜ味沢が朋子に近づいたのか。野心的な記者の朋子と、保険のセールスマンの元自衛官・味沢。羽代市を支配する大場一族の裏の顔と、防衛省昇格を前に非公認の特殊工作隊を隠したい自衛隊幹部の思惑が交差する。複雑だけど面白い。  「俺たちが助かる方法は3つ。演習中隠れているか、演習地から逃げ出すか、あの22名を倒すかだ」ここまでは凄く盛り上がるんだけど、特殊工作員が一般の自衛官をあっさり殺す意外、特に盛り上がりがない。ここから、今までの面白いドラマが安っぽいアクションに切り替わってしまうのが残念。 エンディングが記憶では『戦士の休息』だと思ってたけど、大野雄二氏の音楽(頭の中でリフレインしてたやつ)だった。大野さんの音楽最高。 そのエンディングで、頼子との回想とか自衛隊との戦闘とかと一緒に、戦車部隊と一緒に歩く味沢の画が、当時も今も謎。  印象的な頼子の最後。撃たれて瀕死だった頼子は、予知能力で父がヘリの隊長に撃ち殺されるのを察知して、それで飛び出したんだろう。トロッコでの別れ際、味沢が「頼子ちゃん」と、他人扱いするシーンからの繋がりで『お父さ~~~ん!』「頼子!」は名場面。 頼子の父が発狂した原因の軟腐病。もしかしたらあの部落だけでなく、このマッドシティ羽代市にじわじわと軟腐病が浸透していたのかもしれない。“演習にかこつけて味沢親子を殺してしまおう”なんて、マトモな人間の発想じゃない。劇中何度も出てくるセリフの通り「狂ってる」。 そして最後の味沢の特攻。戦車と歩兵の大部隊相手に拳銃で戦いを挑む味沢。でも相手は特殊工作員でなく一般の自衛隊員。元特殊工作員ながら人間性・理性を失わなかった味沢も、この時には既に、軟腐病(≒野性)に侵されていたのかもしれない。
K&Kさん [地上波(邦画)] 6点(2021-11-20 11:54:55)
10.《ネタバレ》 子供の頃はスプラッター描写に目を奪われましたが、改めて観るとなかなか楽しめました。薬師丸ひろ子イメージ集的なシーンの挿入も微苦笑を誘われます。最後の決闘シーンのプラモデルチックなヘリ爆発は、公開当時でさえ残念に感じてましたが、今となると尚更ですね。あと、原田大二郎が悪徳警官を撃ち殺す時に、全員を始末すればそれで終わり。わざわざ演習場で殺すような面倒な真似しなくても良かったのにと思えてなりません。プラモヘリよりそちらの方の残念度がより高かったです。とは言え、重厚な役者のそろい踏みで、今の日本映画では、ここまでの役者を揃えるのは無理なのでは?と感じます。
えぴおうさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-14 23:25:39)
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9.《ネタバレ》 「お父さん、怖いよぅ。誰か来るよ、大勢でお父さんを殺しに来るよ」のCMに釣られて劇場まで見に行ったクチです。薬師丸ひろこが子供ですねー。当たり前か。でも演技もしっかりしてるんじゃないでしょうか。舘ひろし若っ!すげー悪人面。松方弘樹が自衛隊の隊長みたいなんですが、口調は軍人と言うよりヤクザの親分でした。トイレから戻ってくると「あれ?これ戦国自衛隊だっけ?」お茶を入れて戻ってくると「あれ?仁義なき戦いだっけ?」と、いろんな要素を詰め込みすぎです。特にヤクザのシーンに力配分が偏っているような??監督の好みか、時代のせいか。角川に勢いがあった頃なので予算を使った大人のバカ騒ぎみたいに見えます。が、それは今観るからであって、当時はやっぱり面白かったと記憶しています。ピューっと吹き出る血が横溝作品みたいで、角川レッドが鮮やかでした。しかし、健さん今とあまり変わらないのがすごいです。かっこいいですね。  PS:アメリカさんの軍人役で「バイオニックジェミー」のゴールドマン局長が出ててびっくりしました!
MILAさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-16 01:10:11)
8.どっちみちめちゃめちゃな話なんやし、健さん一人で壊滅させてほしかった。
ケンジさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-10-01 18:03:47)
7.人間の証明があんまりにもひどかったのでこちらもほとんど期待していなかったが、これはそれなりに面白かった。人間の証明に比べてこちらは大物キャストがはまっている。三国連太郎が悪そうでいい。他にも舘ひろし、成田三樹夫、松方弘樹、丹波哲郎、梅宮辰夫が悪の方、強そうです。ちなみに善玉は夏八木勲、中野良子、・・さしもの健さんも分が悪いか。中盤以降は意味不明な追走劇になってストーリーが破綻してしまうのが残念。人一人殺すためにあんなに戦車だの攻撃ヘリだのを駆り出す必要があるのかねえ?いくらなんでも誰かに気づかれるんじゃないの。それにしてもようもまあここまで自衛隊を悪者にできますな。70年代の作品らしいといってしまえばそれまでなのだが。
陽炎さん [地上波(邦画)] 6点(2007-08-10 23:34:49)(良:2票)
6.20年ぶりに見た。特殊部隊とは思えない動きをする野生軍団は置いといて、成田三樹夫先生が辰兄を恫喝するシーンに一番しびれた。「ばがやろう!!すぐ脱会届け出せ」
センブリーヌさん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 15:43:50)
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5.準軍事ヲタに目覚めた一作。でも最後のシーンはアメリカロケで、確か戦車は米軍のものと記憶します。日本人エキストラも連れて行って、バブリーな映画ですよね。 最初の特殊工作隊の活躍と、サバイバル訓練のエグさ(自分の手の肉食うとった)だけが記憶に残ります。 
きつまさん 6点(2004-11-01 23:29:41)
4.「新幹線~」「君よ憤怒~」に続く高倉健&佐藤監督のコンビだが、前2作に比べるとテンポも悪く、ストーリーも破綻している。無理矢理東映任侠の要素を盛り込んでるが、ちょっと違うんだよねえ。角川が娯楽性を履き違えたなあという印象。作中の拠り所は中野良子なんだけど、変な死に方しちゃうし。夏木勲はヘナチョコだし。実は肉体派俳優でもある高倉健の良さは多少でているものの、本来の魅力はあまり出ていないように感じる。
東京50km圏道路地図さん 6点(2004-07-12 01:48:16)
3.緊張感溢れるオープニングにはゾクゾクさせてくれたが、途中からもう完全に痛快娯楽もの。プロットなんてアクションマンガそのもので、悪漢共を血祭りにあげる辺りは見事な“健さん映画”になっていた。それにしても、自衛隊をここまで凶悪な集団に見立てるとは…。そういう視点からすると、異色で貴重な映画かも知れないナァ~。まあとにかく、理屈抜きで楽しむ映画には違いない。孤軍奮闘、健さんと薬師丸ひろ子に、う~ん、6点。
光りやまねこさん 6点(2003-08-02 21:50:46)
2.あまりに昔に見たのでディテールは覚えていないが、薬師丸ひろ子のおびえる姿が非常に印象的。予知能力があるという設定でしたっけ?残酷シーンもあって小学生には刺激的だった。
KENさん 6点(2002-07-11 09:30:08)
1.原作の小説のイメージがどうしても強すぎて、あたしは違和感が隠せませんでした。ただ、今になってみるとあのシナリオじゃないとみんな引くかもしれないと考えるとあれはあれで良かったのかな、なんて思います。高倉健と言う役者はやっぱり存在感がでかいですなぁ。
奥州亭三景さん 6点(2002-07-06 14:47:36)
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【点数情報】

Review人数 71人
平均点数 5.17点
022.82%
122.82%
234.23%
379.86%
479.86%
52028.17%
61216.90%
71014.08%
868.45%
900.00%
1022.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人
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