1.《ネタバレ》 親が旅行にいき、留守番をまかされる姉弟。すると庭の穴から悪魔たちが復活。姉と、友達をまきこんで、悪魔たちを再び封じ込めようと、がんばる主人公って内容。基本は家を舞台に、怪異にドタバタする、よくあるハウス系の映画。登場モンスターは、ちっちゃい小鬼たち。こいつらはストップモーションにより表現されていて、これが結構よく出来ていて、滑稽な不気味さがありました。こいつら集団でワラワラ襲ってくる場面や、最後の巨大な悪魔など迫力もあり特撮はB級としてはいい感じでした。雰囲気もビデオパッケージのアングラB級ホラーの印象よりは、どっちかゆーとファミリー系よりのホラー(映画ポルターガイストみたいな感じ)。結局、誰一人死なないし、エグイ場面もないし、悪魔が復活っていっても、一つの家の中での出来事でそんなに暴れわまわらないので、観る人によってはちょっと期待ハズレになるかもしれません。俺は先にも書いたように、特撮が結構よく出来ていたので最後までそれなりに楽しめました。それに、最後もなんだか、ジーンとくる音楽とがんばった主人公の少年たちの姿から、なんだか、ちょっぴりこっちもジーンときちゃって、ちょっと仲の悪かった姉と弟もなかよくなって、危険な目にあい成長する少年たちの雰囲気もあってつまり、そーゆう映画です。