《改行表示》90.《ネタバレ》 これは恐らく誰もが賛同すると思うのですが、とにかくメイン二人の演技が素晴らしい。特にアンソニー・ホプキンスは、ハンニバル・レクター博士のような極端な人物を演じるのは特に難しいと思うのですが、その異常性、カリスマ、インテリゲンチャを見事に演じきっています。ジョディ・フォスターもクラリスの感情の機微の変化が、表情のかすかな動きによって画面から伝わってくるのは、卓越した演技力を持っている事の証でしょう。 実力のある役者を前面に出し、映画としての派手な演出は逆に抑え気味だったのも好感が持てました。 今では巷に溢れているサイコサスペンス物に慣れていても、十分に恐怖を感じられる傑作ですね。寧ろ、派手な残虐描写も大して無いのに、これだけの緊張感を出せている方が映画として素晴らしいと思います。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 9点(2009-12-03 23:06:13) |
89.10年以上ぶりに再見。メチャメチャ緊張感のある仕上げに大満足。ジョディフォスターの演技はとにかく光る。もちろんAポスキンスもだけど。二人の掛け合いのクライマックス場面は息を呑むほど。足りない頭でストーリーを完璧には追えなかったし、伏線も見逃したかもしれないけど、極上のサイコサスペンスのひとつであることは間違いない。なら何故マイナス1点なのか。初見時は完璧な満点それ以上だったが、今回は現代基準とってしまったから。脚本謎解きに解り易さとか特にサプライズが欲しかったかな。贅沢だけど。目が肥えてしまったのかな。演出演技に関しては18年たった今でも全く文句なし。 正真正銘の傑作です。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-08-11 18:00:52) |
88.サイコ犯罪モノでは未だに最高峰ではないかな.主役2人の演技・雰囲気が素晴らしい. 【noji】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-18 08:49:21) |
《改行表示》87.サスペンス映画の金字塔!雰囲気、俳優陣の演技、素晴らしいです。 レクターシリーズでは本作が個人的に一番好き。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-18 13:21:35) |
86.《ネタバレ》 バッハのゴールドベルグ変奏曲アリアを聴くと、反射的にレクター博士の顔がうかびます。被害者誘拐の瞬間に犯人が発したセリフと、その現場を階上から目撃してた被害者の飼い猫がリアルでした。 |
85.まさに金字塔である。・・といっても17年経過した今、あらためて観ると実はそれほどの斬新さや意外性は感じられない。むしろ、サラッとした感じさえもする。おどろおどろしさでいったら「レッドドラゴン」や「ハンニバル」の方が勝っているようにも思える。ひょっとしたら、この映画の最大の魅力は脚本ではなく、主な役者たちの演技力や演出でもないのかもしれない。いや、もちろん本作の脚本はすばらしいし、役者陣の演技も皆高い水準であることは疑う余地も無いが、「決定打」と言えるほどのものではない気がする・・・アンソニーホプキンスの演技力の凄まじさを除いては。結局、この映画の「骨」はここにあるのかな?と再認識。DVDに入っているメイキングは一見の価値有りです。こんなにもおぞましい内容の映画が、実はとっても良い雰囲気で作られていたということが最大の意外性ですね。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-22 00:42:07) |
84.《ネタバレ》 いわずとも知れたサスペンスの最高峰作品ですよね。映画好きになったきっかけの作品の一つです。レクター博士とクラリス、バッファロービルの三角構図からなる進展が非常に好きです。この作品以来、アンソニーホプキンスが出演する映画はハンニバルレクターにしか見えません。人を喰っちゃいそうです。それほど強烈な印象が生まれました。レクター博士は天才で恐怖の殺人鬼の中にも美しさがある。 |
83.世の中には好き嫌いにかかわらず、名作として認めなくてはならない映画が存在すると思います。この映画もそんな1つではないでしょうか。始まりから終わりまで、息をつかせない緊張感がずっと続きます。決して大好きな映画ではないのですが、しばらくすると見たくなります。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-12 23:18:27) |
82.《ネタバレ》 とにもかくにも「空気感」が秀逸。レクター博士初登場のシーンは、劇場内の温度が5度ぐらい下がったかと思われるほどの緊張感。本作はサスペンス映画の歴史を変えた金字塔です。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-23 15:59:13) |
《改行表示》81.《ネタバレ》 原作が非常にしっかりしていた事と、映画自体の持つ雰囲気が全て。ぞくぞくしながら最後までたっぷりどっぷり浸った。単に怖いだけの犯人ではない、頭の切れるレクター博士に半分怖いもの見たさ、半分はもう興味深々に魅力を感じた。 このジョディ・フォスターは最高に綺麗で知的。小柄な彼女だが、存在感が光る。クラリサの小説でのいい部分をうまくサイフォンしたなぁと。 ストーリーがいいし、登場人物が上手く謎を呼んでいて映画としては最高ランクの出来じゃないでしょうか。レクター博士の猟奇的かつ知的な登場の仕方、あれにプラス1点。あの瞬間に映画の出来が決まったと思った。光と影の使い方が素晴らしくいいと思う。 【ロボット】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-07 17:21:49) |
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80.ストーリーも良いのだが、それ以上にレクター博士の一挙手一投足、一言一句に惹きつけられた。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-04 23:23:30) |
《改行表示》79.《ネタバレ》 なんか独特の雰囲気で最初からものすごく惹きつけられます。 ハンニバルシリーズで一番最初に見たのがハンニバルで、羊たちの沈黙はたぶん2番目に見た作品のはずです。やっぱ1作目の完成度はすごいというかなんというか。 レクターが怖いんだけど好きで好きで仕方ないです。 一番好きなシーンはやっぱり脱獄シーンかなぁ。 顔を剥いで後ろに立つところなんてカッコいいやら恐ろしいやらでドキドキです。 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-13 22:58:22) |
78.《ネタバレ》 「ハンニバル・ライジング」を観た後に観たら、初めて観たときとは違った印象でした。レクター博士はもう完成した悪魔になっていました。クラリス捜査官はやはり、ジッディ・フォスターが一番なんでしょうかね?レディ・ムラサキとはやや異なっているとは思うのですが、レクターの永遠の恋人なのでしょうか、小生には理解不能です。でも、バッハのゴルドベルグ変奏曲は、ライジングのそれとは異なっていたように聞こえました。日本の女優さんでムラサキを演じ得たのは、夏目雅子?岩下志麻?。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-26 00:56:24) |
《改行表示》77.猟奇殺人系のサスペンスでは非常に面白いですよね。 ハンニバルシリーズの中でも 羊たちの沈黙は最高傑作だと思います。 とんでもない殺人鬼なのにどうしても憎めない、実は周りの誰よりも純粋で正義感が あって、良い人なんじゃないかと思わせる、その辺りの演技が秀逸です。 アンソニー・ホプキンスの完全ハマリ役でしょう。 何度観ても面白い作品です。 |
76.アンソニー・ホプキンス、レクター博士に畏敬の念を感じてしまいます。続編の評価は悪いですがこのシリーズを観ていくごとにレクター博士の狂気っぷりが身に沁みます。レクター博士に助言を求めバッファロー・ビルを追い詰めるアイディアも素晴らしい。バッファロー・ビルは「悪魔のいけにえ」で有名なエドワード・ゲインが元ネタとの事で、こいつも本当はもっと狂気的で存在感のあるキャラに感じたはずなのですが、彼の存在感を薄くしてしまうほどレクター博士の存在感が強すぎました。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-18 01:07:05) |
《改行表示》75.この作品を他の映画タイトルを拝借して要約するとこうなる。 「博士の異常な愛情 また博士は如何にして食べるのを止めて クラリスを愛するようになったか 」・・・う~んちょっとひねりが足りんな。 山田君、ザブトン一枚持ってって! |
74.《ネタバレ》 犯罪捜査にプロファイリングを取り上げたという点で、多大の功績をあげた作品だと思う。犯罪者の心理は犯罪者にしか分からないということで、レクター博士は最高の権威者であり、新人のFBI捜査官のクラリスにとっては最高の師匠といえよう。このふたりのやりとりが見事に描かれていると思う。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-10 08:27:48) |
73.《ネタバレ》 本作の素晴らしい点は、レクター博士の異常性とそれを演じるアンソニー・ホプキンスの怪優ぶりに尽きますね。ジョディ・フォスターも良かった。お股にはさんで悦に入ってる犯人も実は結構気に入ってます。イヌ好きなワタシ的には犬の動向が気になって仕方なかったです(笑)あそこから落ちたら普通は骨折れるだろうよ・・。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-11 12:34:17) |
72.《ネタバレ》 …この映画の成功のポイントは、やっぱりなんといってもキャスティングでしょうね。 精神異常者を扱ったお話って、役者の演技が少しでもずれるとすごーく嘘っぽくなっちゃうと思うんだけど、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスはその点完璧! クラリスの恐怖があまりに真に入ってるのでレクターの狂気が際立ち、レクターがあまりに気品に満ち溢れているので、FBI捜査官であるクラリスがこの犯罪者に対して感じる奇妙な(禁断の?)畏敬の念がリアルに感じられてって…これこそまさに「相乗効果」よね。 もちろんほかの役者さんも、そして監督さんやスタッフの方たちも、それぞれきちんと役割を果たしてるって感じで…誰一人として足を引っ張る者がいなかったからこそ、こんなに素晴らしい映画が完成したんでしょうね。 ただ…ひとつだけケチをつけるとすれば、やっぱりバッファロー・ビルの影が薄すぎるってことかしら。 クラリスとレクターとバッファロー・ビル、この三人は一見まったく違って見えて実は「精神異常」という点でつながってるはずなのに、一人だけ大きく取り残されちゃってるっていうか…ジョディとアンソニー・ホプキンスに太刀打ちできる役者なんてそうはいないような気もするから、仕方ないのかもしれないけどさ。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-08-05 17:07:53) |
71.傑作ですね。それぞれの役のはまり具合が完璧。スコット・グレン、ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、そしてチルトン博士役のアンソニー・ヒールド、やっぱり完璧です。あまりにもチルトン博士ってこんな感じだろうな~って雰囲気そのままだった。 【ぱぴんぐ】さん 9点(2004-12-06 19:32:46) |