10.帆船にはロマンを感じるのでその描写はとても好きなんだけど、仕官&士官候補生(貴族)とそれ以外の船員との間にある身分差の描写が、のどに刺さった小骨のようにずっと引っかかりつづけてツラかった。 それ以外は、ワンマン艦長も開明的な船医も気弱な士官候補生も金髪の天使クンもとってもGood♪船医なんてブラック・ジャックだよ?!麻酔もなしにハラキリやってそれまで土気色だった顔色があぁも瞬間的に桜色に戻って、かつ数日で島の反対(約15Km)まで踏破し、戦闘が始まれば突撃までしてしまう、艦長顔負けのスーパーヒーローでございます。 ラストの続編を匂わすっつーか「ま~だ引っ張るんかい!!」的なエピソードはちょっとど~かと思うし、本編とじぇんじぇん違うコピーと予告もどうかと思うがね....(ーへー;) 【ちっちゃいこ】さん 7点(2004-03-18 00:02:26) (良:1票) |
9.R・クロウとP・ベタニーという「ビューティフルマインド」のコンビが復活。なかなか良い味を出していたが、本作でもタイプは違えど、良い味を出している。豪傑さの裏に、優しさがあふれるクロウと繊細ながらシビアなドライさを持っているベタニーの役柄。このふたりは演技的に相性がいいと見た。 【VIEW-RE】さん 7点(2004-03-16 17:53:36) |
8.ラッセル・クロウがハマリ役。映画館で見るべき映画、大迫力の映像。感動する!とか期待しないで見ればとても楽しめると思う。 【いざ、ベガス】さん 7点(2004-03-13 18:11:15) |
7.《ネタバレ》 なかなか骨太な映画でした。感動とか涙とか教訓とか、そのような押し付けがましいところがなく好印象です。途中、ガラパゴスの自然動物が描かれるのですが、そもそもどういう意味があったのか不明です。なんか、間伸びしてしまったので、1点減点で7点とします。嵐のシーンや砲撃のシーンは映像の迫力があって良かったです。当時の軍艦がどういうものか知識ないので良く分からないのですが、この映画のような感じだったらとしたらすごく劣悪(少なくとも物凄く男臭くて、きっと小便臭くて呼吸困難?)だったんだろーなーなんて感じで見ていました。それから、軍事オタクの皆さんは、絶対見ることをお勧めします。ロイヤルネイビーの歴史を知ることもできますし、当時出現したてのクルーザーが与えたインパクト、「海兵隊」の役割、右舷と左舷の砲術担当は兼任だとか、仕官と兵の差は階級でなくそもそも身分の差(ゆえに兵卒は船底で転がって寝起きしていますが、貴族階級である艦長はじめ仕官等はいい物食って、音楽を奏でている・・・)であるとか、大砲に駐退機がないので発射すればゴロゴロと後退するのを荒縄でうけとめたり(ここらへんの映像もよく出来ていた)と、細かなディテールが沢山あって、実に面白かったです。 【ぴよっち】さん 7点(2004-03-13 14:37:33) |
6.《ネタバレ》 「約束だから、島の動物を調べさせて欲しい」という医師に対しての艦長の態度が、ちょっと腹立たしかった。全体としては、面白い話だと思う。医師役のポール・ベタニー、個人的にいい演技をしていると思った。 【若】さん 7点(2004-03-06 09:46:20) |
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5.砲撃戦や嵐のシーンは大迫力で、文句なく凄いです。その他にも荒っぽいエピソード多数。いっそガラパゴス関係は削除して全編これ戦争活劇にまとめたほうがよかったのではないか。なんか無駄が多くて散漫な印象。クロウ艦長のめっぽう強い桃太郎侍ぶりにはちょっと萎えた。 【青い車】さん 7点(2004-03-05 21:06:08) |
4.あれ?ちょっとちょっと、皆さん何言ってるんですか!ただのアクション映画だとか、戦闘シーンだけとか、ドラマ性がないとか、何言ってるんですか!この映画の愛すべきキャラクター達が織りなす人間ドラマがちゃんと描かれているじゃないですか!むしろそっちが主でしょうに!プンプン。まぁいいや、人それぞれだし、、、、。やっぱりピーター・ウィアーは素晴らしいストーリーテラーですよ。頼りがいのあるジャック・オブリー船長、でも彼の心の葛藤がすごくいいよね。大嵐の中でさ、縄を切って仲間一人を見捨てちゃうとこ、すごくこうじーんとくるよね。リーダーはたいへんなのよね。それとスティーブン医師。彼もいいよね。ガラパゴス諸島で調査する姿、すごくいいよね。あの人が運悪く銃で撃たれたとき、撃った人に「おいてめぇ何やっとんじゃこりぁぁぁぁ!!」て心の中で叫んじゃったよ。そしてなんと言ってもブレイクニー君。腕切断してもあの前向きさ、そしてやさしさがさ、いいよね。このキャラにほんと親しみまで湧いてきちゃったよ。この映画、アメリカではいまいちヒットしなかったみたいだし、アカデミー賞も結局とれなかったけど、たぶん原因の一つとして見てて痛いシーンてのがあるんだよね。こういうのってアメリカのお客さん好きじゃないから。アカデミー会員も保守的だし。でも本当に忠実に描こうとしたら、こういうのはちゃんと描かないといかんのよね。だからこそピーター・ウィアーさんはそんじょそこらの並監督は違うんだよね。ほんと、いつもノミネートばっかりで終わってるけど、絶対、いつかはオスカー差し上げて下さいよ。貰うに値する人なんだから。 【あろえりーな】さん 7点(2004-03-05 20:04:05) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 少年兵ってのはお笑いで、良い家柄の子弟だけがノーブルオブリージを果たすために士官候補生として志願して参加しているのです。逆に水兵たちは徴兵(と言っても無宿人狩りみたいなもの)で集められて奴隷同様にこき使われる階級社会であることは海軍も陸軍も同じだったのです。でもロシアとかよりましなのは一応はお仕着せの衣類と食糧だけは供給されていたことで、まさにそれだからこそ反乱は滅多に起きなかったようです。まあ、軍艦では皆が一心同体の運命共同体ですから良い艦長に恵まれることが長生きの秘訣で自然に結束が生まれるのだし、経験と権威がないからと水兵になめられる士官の存在は全員の命運を左右することになるので自然淘汰を待つのでしょうね。このあたりは昔の教育制度の残酷なところで、小さいころから厳しく教育し、不適格者は落伍させ、運の悪いものは戦死することで強い精神力と強運を備えた指揮官が残れば良しとするシステムです。でも片腕を失って友のBodyBagも結べないようなのが敵艦に切り込みに行くのはいい根性です。帆船時代の軍艦は被害を受けても戦闘が終われば乗船している船大工が元通りに修復するし、弾丸は爆発しない(破裂する砲弾は自分を火災で沈める危険があるので使えなかった)ので被害は主に破損の船材での負傷だとか、いろいろルールが現代とは違っているので興味があります。 【たいほう】さん 7点(2004-03-05 16:52:48) |
2.この監督らしからぬ娯楽劇でビックリ!ラッセル・クロウが「俺です」「ラッセル様です」とばかりクドイぐらいに画面を牛耳って、大画面で見る彼の顔はいっそうふてぶてしくデカいっす。 【mimi】さん 7点(2004-02-21 15:29:00) (笑:2票) |
1.ラッセル節炸裂!な映画。砲撃シーンはド迫力で必見です。しかし、この映画の特徴の一つである少年兵たちの存在がイマイチ。別にこのストーリーでは少年兵が出てくる意味は大して無かった・・・。 【ゆうろう】さん 7点(2004-02-18 22:11:14) |