80.《ネタバレ》 アスレチックスのGMビリー・ビーンは苦しい台所事情から危険な賭けに出た上、開幕直後の散々な成績でバッシングを受ける。選手起用を巡り監督と対立すると、今度はペーニャ放出などさらなる博打に出る。GMは見る角度によっては嫌なヤツにもなってしまう職業だが、成績が振るわなければ解任もありえる。選手や監督ほどではないかもしれないが、いずれにしても厳しい立場であることは間違いない。ビリーは追い込まれていた…。信念とは言っても、そもそもピーターが正しい保証はなく、凡人なら押し潰されていただろう。理論が正しくとも、強い意志を持っていなければ大きなことは成し遂げられない。野球に限らないパイオニアのスピリッツをビリーが教えてくる。それにしてもリーグ新記録の20連勝はフィクションなら「やりすぎ」とつっこんでた。これが実話とは… そりゃ映画になるわけだ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-25 19:32:37) (良:1票) |
79.《ネタバレ》 なんか納得できない映画だった。 最初、吹替えで見始めたんだけど、最初の試合中継の解説者の吹替えがひどすぎたんで、すぐに字幕に替えて見ちゃったのがマズかったかなあ。 それとも、MLBの基礎知識がないと見ちゃいけない映画だったのかなあ。 自分、野球の監督やオーナーならわかるけど、GMって役割をよく知らないから。 それに、タイトルの「マネーボール理論」からして、よくわからなった。 例えば、「彼は出塁率が高い」「でも守備がヘタだ」「守備なんかどうでもいい」っていう会話の流れで、自分は「?????」って思っちゃったけど、ほかの皆さんは平気だったんだろうか。 そもそも「プロ」野球なんだから、勝つのも大事だけど、お客に来てもらうのも大事だと思うんだけど、そこの説明は全く無いし。 それから、監督との確執。 仲直りのシーンがないじゃん! むしろ、監督差し置いて選手に訓示垂れちゃったりして、ますます仲悪くなっただろうに、その後監督と仲直りなしで「チームが勝ち出し始めました」って言われてもなあ。 何も「さわやか!青春!スポーツ!」をそのまま期待して見たわけじゃないけど、日本のアニメじゃあるまいし、自分みたいな一見さんにもわかるように作ってほしかった。 【まかだ】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-10-13 23:12:00) (良:1票) |
78.《ネタバレ》 とても淡々とした作りで、決して劇的に見せるわけではないのですが、「マネーボール理論」という、いわば科学で野球を理解しようとする話なので、淡々とした構成に仕上げてきたのもわかるような気がします。元々は経済を理解するための理論を野球に持ってきたんだそうで、いわば株価の動きとか、そういうのを予測する為に使われるそうな。でも、株価もそうですし、やっぱり野球だってそう。世の中、全てロジカルに動いてるわけではないので結局は外れてしまうオチになるわけですが、それでも20連勝という新記録を打ち立てたのは、ビリー・ビーンの「俺についてこい」みたいな自信満々キャラが功を奏したんじゃないかと思うんです。そして彼自身、元選手だったので、選手たちへの気配りとか配慮がそれなりに出来たのかもしれない。勿論、劇中の彼の行動は、一見すると「冷酷」な決断の連続にも思えます。選手をあっさりと切り捨てたり、すぐさまトレードしてみせたり。しかしまた逆に、ビリーは「見向きもされなかった選手」や「見捨てられた選手」を獲得することにも精を出しているわけです。野球界という、伝統的な価値観の支配する世界において、ビリーとピーターの存在はまさに異端児。このお話の大切なポイントは、その理論の正当性うんぬんよりも、やっぱり異端児が新しいことをやると必ず批判を受けるわけだけど、そこで貫き通していける勇気を持つっていうこと、その一点じゃないかと思う。周りのおっちゃんたちのしょうもない論議を聞いて、今の野球界の間違いに気づき、ピーターの意見を聞いて「これが正しいんだ」と確信しそれを貫き通す。ビリーは史上最高額の報酬でレッドソックスからお誘いを受けるも、それを断ってアスレチックスに残った。お金なんかじゃ揺り動かないだけの信念を、最初から持っていたわけですね。だからこそ貫き通せた。その心意気に、尊敬の念を抱かずにはいられない。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-09-12 00:19:04) (良:1票) |
77.オスカー大量ノミネートも納得の仕上がりで、欠点らしい欠点がないほどよくできた映画でした。この映画がうまかったのは野球映画として作られていないところで、変革者の苦悩や人生における決断の重要性といった普遍的なテーマを中心に扱っているおかげで、間口の広い映画となっています。野球をまったく観ない方でも楽しめるのではないでしょうか。。。 本作が興味深いのは、スターの存在を否定するマネーボール理論とは正反対の方法論で製作されていること。なんせ、主演は世界一のスターであるブラッド・ピットですからね。脚本は、これまたハリウッド一の脚本家であるスティーブン・ザイリアン。金満ディノ・デ・ラウレンティスをして「ザイリアンは良い仕事をしてくれるが、その分ギャラが高い。本当に高い」と言わしめたスター脚本家が本作を手掛けているわけです。監督は『カポーティ』のベネット・ミラーが担当していますが、当初は、これまたスター監督であるスティーブン・ソダーバーグが予定されていました。マネーボール理論を扱った本作が、マネーボール理論の根本的な発想を否定しているという構図は非常に興味深いと思いました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-06-28 00:27:14) (良:1票) |
76.《ネタバレ》 題材はすごくいいものなのに、脚本のせいなのか、もっと面白くできたのではないという気がします。野球の再現部分のやっつけ感も残念。でも野球好きならニヤッとするところもあり、見て損はないかと。メガネの人が良かった。とにかく裕福なチームをそうでないチームが知恵と信念で倒そうとすること自体が、西日本の赤い球団ファンである僕としてはたまらないので+1点。 【来た別府】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-11 23:16:19) (笑:1票) |
75.プロ野球好き、特に編成に関心があるので個人的にはとても興味深く面白く鑑賞することができた。アメリカの球場はとても美しいので、映画のロケーションとしては適している。でてくる選手名も野球通にはおなじみの有名選手も多いので楽しめる人は多かろう。ただ原作もあるのであまり荒唐無稽にはできないので、作品としてはブラピの存在感に負っている部分も大きい。ホフマンもやっぱりの好演。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-05-21 18:42:43) (良:1票) |
74.《ネタバレ》 とりあえず脚本がアホ過ぎる。 クライマックスの20連勝の懸かった試合で、11点差を追い付かれた挙句に最後はマネーボールの象徴とも言えるハッテバーグの代打サヨナラホームランでリーグ新記録達成とかあり得ないでしょ。 この脚本を許可した野球の神様はどうかしてるとしか思えない。 選手役のキャストが本物っぽい感じでリアルだし、知ってる選手がちらほら出てくるのも嬉しい。 イチローもちょろっと出てましたね。 野球の魅力が随所に散りばめられた素晴らしい作品だと思います。 終盤はちょっと泣きそうになりましたよ。 ほんと野球にはロマンがありますね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2012-04-16 19:11:32) (良:1票) |
73.常にロジカルで、場面ごとのパーセンテージやレーティングが重要なアメフトファンにとって、慣習がより重要視される野球というスポーツは不思議なスポーツだ。アメフトの戦術史や業界の内情を解き明かした名著「ザ・ブラインド・サイド(「幸せの隠れ場所」の原作だが、映画はマイケル・オアーの半生が中心で原作とは少し趣向が違う)」の著者でもあるマイケル・ルイスにとっても同じであろうか。しかしそもそもこの映画に登場するような合理的戦術の体現者を排除してしまおうという保守的な勢力はともかく、スカウトのやり取りなどは古き良きとも言える微笑ましい守ってほしいものと感じられるものもあり、戦術上MLBはNFLより30年は遅れているかもしれないが、投手は投げ、野手は打つというスポーツの本質を重視する野球と、何よりも観客に対する娯楽性とプレーの合理性を重視するアメフト、どちらに軍配を上げるのは良し悪しな気もする。ともあれ興味深い内情を明かした快作であるが、この部分でもアメフトではエニイ・ギブン・サンデー(ある意味「ザ・ブラインド・サイド」に近いのは幸せの隠れ場所よりむしろこちらだろう)のような作品が10年前に出ておりこれを思い出して懐かしい気がしたというのは皮肉である。何よりサラリーキャップ制が無いというのがメジャーリーグの体質が古い原点だろうが、野球も一方で古き良きものは残しつつ、新たな要素を取り入れる者も歓迎する多様性のあるスポーツとして見る者を楽しませてほしいものだ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 02:07:29) (良:1票) |
72.《ネタバレ》 2度目観賞。独特のマネーボール理論により貧乏メジャー球団を再建するべくゼネラルマネージャーの視点から白球を追う異端児のドラマ。勝利への執念、その熱い思いが作品全体から伝わってきました。ただのスポコンではない、その考え方は政治やビジネスにも通ずるものがあるでしょう。アスレチックスはまだアメリカンドリームの途上にあるようです。勇気をもらえる傑作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-24 00:48:44) (良:1票) |
71.《ネタバレ》 大切なものをずっと昔になくした男が、その人生の中でなにかを見つけるため、なにかを変えるために、信念を片手に必死にもがいてズタズタにされてでも前へ進みつづける。そしてそんな父親に娘はただ"Enjoy The Show."と歌う。人生のエッセンスいっぱい詰まってます。さいこー。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-12-06 23:49:51) (良:1票) |
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70.メジャーリーグが舞台なんだけどそれは副題扱いで、あくまでも1人の男を描いた映画。とは言ってもメジャーや野球をよく知らない人には充分に楽しめないと思われる。この全体の作りが親切なんだか不親切なんだかよくわからなかった。野球を知らない人は見なくてOK!てな感じで作った方が潔かった。それと長い。削れる部分があったはず。なんにせよブラピという事で女性を誘って見に行くのはやめた方がいい。 【オニール大佐】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-11-17 17:34:01) (良:1票) |
69.《ネタバレ》 アスレチックスと言えば今では貧乏球団に数えられ、この映画の中でもそのように描かれているが、この時は今も同じく貧乏球団だがかつてはあの世界の盗塁王リッキー・ヘンダーソンがいて、ホセ・カンセコがいて、マーク・マグアイワがいて、投手陣も凄い面子がいたほどの強豪球団だった。そんな球団も時代と共に弱くなる。高額の選手への支払いが不可能となりアメリカ野球は日本が思っている以上にお金で強くなったり弱くなったりとそんな時代へとなってしまった。一人の元選手の力によってもう一度かつての輝きをと願いどうすれば勝てるか?お金で優勝を買う球団とは違う知恵による勝負で信じられないような20連勝を記録するが、その記録達成の試合の凄まじさ、11対0から追いつかれても最後は勝つという正にこれこそが野球の凄さ、面白さである。そういう面白さをこの映画は実話である故により感動的な物語として作ることに成功している。ブラット・ピット演じるGMが日本で言う巨人に近い金満ヤンキースの最大のライバルで今なら阪神のようにこの球団も金の掛け方は半端じゃない。そんな球団からうちの球団のGMにならないかという誘いを断る姿は男らしくてかっこ良い。金で買う優勝なんかよりも金を掛けなくても知恵と策略で勝てることを二年後に証明して見せたアスレチックス球団を見てこういう球団こそ心から本当に応援したくなる。野球ファンとしてまたメジャーリーグファンとしてその色んなもの、勝つ為の作戦、送りバントはしない。まるで1998年の横浜ベイスターズの野球のようである。相手に態々アウト1つやることない。そういう野球が私は大好きです。この映画は何故多くの人が野球に酔うか見せてくれている。野球に自分達の夢を見る。そんなアメリカンドリームな映画であり、アメリカらしい映画である。近年はやたら人を殺す夢の無いそんな映画が多い。特にアメリカ映画に。こういう映画こそ必要な映画だと思う。野球に興味の無い人にも見て欲しい映画です。 【青観】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-16 20:27:30) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 主人公はメジャーリーグ球団のゼネラル・マネージャー(GM)なので、当たり前ですが野球の話というより経営の話でした。経営の目的は利益を生む状況を作り、維持し、向上させること。商品は野球選手のプレイとゲームの結果。イメージの中では繋がりにくい双方を、性格的に癖のあるGMが独自の理屈を持ち込んで強引に結び付けて結果を残す。仕事の世界は結果オーライな部分が多く、殊更にマネージメントの分野にはその傾向が強い。それだけ、と言っても良い。稼げる奴はどんなろくでなしでも偉く、稼げない奴はいかな聖人君子で役立たず。その構図がはっきりと見える。一般論に還元するなら、教訓はふたつ。初めての取り組みには必ず軋轢が生じるけど、始めてみないと何も変わらないこと。そして、一度始めたことはある程度結果が出るまで続けないと、良かったのか悪かったのかさえ分からないってこと。逆風を受けながらも、辣腕を発揮するGMをブラピが演じていて、これはハマり役でしたね。強引なやり方に対する内面の不安も、ブラピらしく様になって演じられている。最近は癖があるというより変人役が多かったので、久しぶりに彼の演技を落ち着いて観られました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-11-16 12:18:17) (良:1票) |
67.昔からMLBが大好きな僕には実に嬉しい映画でした。本作の舞台は約10年前のMLB。登場するオークランド、試合相手チームの様々な選手。今は既に引退した選手、往年の力は無いが今もMLBに必死でしがみついている選手、その頃頭角を現し始めた選手・・・。今も現役の選手もほとんどみんな所属チームが変わっている。とても懐かしい思いで見させてもらいました。 冒頭のヤンキースとの試合の中で年俸総額の対比が出てきますが、これがどうしようもないMLBの現実。しかし、ここに今のMLBの楽しさがある。金の無いスモールマーケットのチームにも色々ある。万年弱小のままのチームもあれば、限られた予算の中、創意工夫でしたたかに金満チームと互角に渡り合うチームもある。本作の主人公ビリー・ビーンはその象徴のような人間です。 本作はビリー・ビーンのマネーボールがどうだとか、弱小チームがどうだとか、金満チームがどうだとか、そこには意外なほど触れてなかったように思います。ただ、弱者が強者に対し如何に挑むのかがビリー・ビーンを通して描かれていますが、それが良かったと思います。 僕は正直ヤンキースやレッドソックスには興味が無い。オークランドをはじめ幾つか存在する、チームの創意工夫、独自路線で金満チームに挑み続けるチームを応援しています。それが僕のMLBを見る楽しみの一つであり、その舞台裏を見せてくれたこの映画は僕にとってたまらなく楽しい映画でした。7月31日の各チームのGMとの駆け引きなどもとても面白かったです。 何か大好きなMLBを語っただけになってしまいましたが、最後に一言、ブラピ、良かったぞ! 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-15 22:03:10) (良:1票) |
66.広岡達朗さんが思い浮かびました。嫌われる事を苦にせず信念を貫くGMをブラッド・ピットが好演。選手目線、監督目線でなく、GM目線で描かれる毛色の変わった良作。 |
65.野球を描きながらGMやそれを補佐する人が中心になっている珍しい映画。理論の正しさを証明する過程が面白かった。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-18 14:10:21) |
64.鑑賞後読了。野球は奥が深い。ブラピはこういう役が似合ってる。 【TERU】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2023-03-17 21:51:37) |
63.メジャーリーグのことを少しでも判っていれば10倍は楽しめますが、あまり詳しくなくてもきちんと楽しめるように作られています。(私はそんなに詳しいほうではない) データを重視してチーム編成に取り組んだ、アリーグ、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー「ビリー・ビーン」(ブラッド・ピット)の半生を描いた物語ですが、これが非常によくできています。40代以上の人にはセイバーメトリクスというより野村ID野球(ちょっと違うが)といったほうがピンとくるかもしれません。しかし野村ID野球よりももっと根本的なチーム編成自体をデータ任せにしたのがこの理論の凄いところです。今では当たり前ですが、いわゆるビッグデータ的な情報解析・情報分析を元にしてチーム自体を再編成した訳で、やはり2~30年前ではかなり思い切った無謀理論を追求した人物だったといえます。 自身もかなり気性が荒いビリーですが、周りの無理解、マスコミなどの過激な煽りなどプレッシャーやストレス、過去の後悔などを心に抱えている気難しい人物を非常にウマく表現したブラピはかなりのハマり役でした。元来この手の抑えた役柄が好きなブラピですが、本作のビリー役はキャリア中でもベストなものではないかと思われます。 また、脇も超一流で反抗的なハウ監督にフィリップ・シーモア・ホフマン、気が強い元嫁シャロンにロビン・ライト、気弱なハッテンバーグにクリス・プラットらと非常に豪華です。脚本もレナードの朝やシンドラーのリストのザイリアン&手直しにはザ・ホワイトハウス、ソーシャル・ネットワークのソーキンと、地味な映画だったと切り捨てるにはあまりにも勿体無さすぎる布陣です。さらには何気に開幕式でエレキで国歌を演奏するジョー・サトリアーニ、劇中内TVのみ出演のイチローなどなど、とにかく超絶に豪華なので多方面に考察できる人には非常に奥深い作品に仕上がっています。(ただ、他の方もご指摘ですがセイバーメトリクスを追求する映画なのに、、これ以上ないってくらい高額でメジャーな連中が集まっているのもある意味皮肉で笑えたりもします) 娘の歌声に突き動かされる音楽CDの流れも最高に素敵ですが、レッドソックスから暗転で現在の状況を説明するラストも非常にスマートでリアル。MLBのトレード事情やアリーグ・ナリーグのことなどもっと勉強して再度鑑賞したい、静かなる名作だと思います! 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-08-04 15:48:06) |
62.《ネタバレ》 統計でチームを強くするって息巻いたんだけど、監督の協力が得られず、なかなか結果が出ない。 次の就職口のこともあるから、俺は実力で起用すると文句を言う監督は、なんだか生々しくてアメリカ的。 それならと敢行するトレード作戦で物語は最高潮に。 ここは盛り上げ方が上手い。 クリス・プラットがバッターボックスに入った時には、知らず知らず祈ってたもんなあ。 ここで終わってたらスッキリだったんだけど、元々は野球の常識を変えるって話だから、ワールドシリーズまでいって優勝しないといけなくて。 結局他のチームに革命を横取りされて、それでもアスレチックスで頑張ってるって文字で終わらせる作戦。 球界の改革とチーム愛がなんだか両立してない感じがするのが多分モヤモヤの原因かと。 でも、相変わらずブラット・ピットはカッコいいから許せる感じ。 |
61.《ネタバレ》 観てる間は割と楽しめたが振り返ってみると何が良かったのか・・・ ・ブラッドピッドがかっこいい ・これまで興味なかった野球のGMという仕事が知られた ・仕事に対する信念、熱意、考え方が最後には報われる こんな所だろうか。 しかしなんというかスッキリしない印象。 主人公の人間性かな。 応援したくならない。 感情的な奴とは一緒に仕事したくないな。 かといって昔のやり方に固執する連中も嫌だけど。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-11-03 07:56:13) |