苦役列車のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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苦役列車

[クエキレッシャ]
2012年上映時間:114分
平均点:6.54 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-07-14)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2012-04-04)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
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監督山下敦弘
キャスト森山未來(男優)北町貫多
高良健吾(男優)日下部正二
前田敦子(女優)桜井康子
マキタスポーツ(男優)高橋岩男
田口トモロヲ(男優)古本屋の店長
高橋努(男優)
篠原ゆき子(女優)
我妻三輪子(女優)
松浦祐也(男優)
宇野祥平(男優)
脚本いまおかしんじ
音楽津島玄一(音楽プロデューサー)
挿入曲マキタスポーツ「俺はわるくない」
撮影池内義浩
製作木下直哉
東映(「苦役列車」製作委員会)
キングレコード(「苦役列車」製作委員会)
ビターズ・エンド(「苦役列車」製作委員会)
木下グループ(「苦役列車」製作委員会)
東映ビデオ(「苦役列車」製作委員会)
配給東映
美術安宅紀史
衣装伊賀大介(スタイリスト)
録音深田晃
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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15.森山未來はとてもいい役者だと思った。
この監督の映画は5-6本くらい見たけど、たぶんあまり好みじゃない。
すべて6点止まり。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-28 00:11:32)
14.《ネタバレ》 n 個の事例からの選りすぐりの二三のものがプロットであり、それを基にして全体的なストーリーを観客が頭の中で構成するならば、友人から相手にされなくなるためにはこの映画に描かれた二三の絶望的な事例ですべてである(選りすぐりではない)と思える。主演がんばっている。
ひと3さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-27 15:16:19)
13.「主人公は何も持ってないようで、若さと健康を持っている。だから何でもできるんだよね」と、50歳近くの上司が言っていて、なんだかしみじみした作品です。
なこちんさん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-09 06:09:16)
12.《ネタバレ》 どうしようもない奴を解き明かす。そんな映画でした。この男、女性を性行為の対象としか思っていない。その言動が潔く徹底していて、呆れるを通り越して、ちょっと違う目で見てしまう。初作「エイリアン」でアンドロイドのアッシュが「純粋だからな」とエイリアンを讃えた気持ちが分かります。性犯罪者の親父を否定しながら、同じ性向が顔を覗かせる。親父への反発心で辛うじて持ち堪える状況だから、緊張感が途切れずとても見応えがありました。
キーパーソンは足を怪我したタカハシでした。主人公は彼を嫌っていました。「若者は夢を持て」「夢なんか持っても何にもならない」。その時の気分で変わる言動に芯は無く、主人公じゃなくとも敬遠したくなる男です。でも、主人公が彼を嫌っていた理由は「同族嫌悪」だと思います。他者に誇れるものなど無いのに自尊心だけは強い。タイプこそ違え、二人は本質に於いて同じです。自分と同質だから、主人公にはタカハシの虚言が透けて見えました。同時に、自分の負の姿も見ていたのだと思います。
主人公が「何か書きたい」と言った時、タカハシは「中卒の分際で」と罵りますが、彼の中で何かが動いた事が分かりました。タカハシに取っても、主人公は同族だったのだと思います。3年後、なりふり構わず「歌」に挑んでいるタカハシを見た主人公の衝撃は分かり易かったです。同族が嫌悪の対象ではなく、お手本に変貌しました。彼もなりふり構わず、パンツ一丁でペンを取りました。読書と風俗と強姦未遂以外で、初めてともいえる能動的アクション。苦役列車の終点が見えたような気がします。
私は特に前田敦子のファンではありませんが、本作の彼女はとても良かったです。主人公があんな奴なもんだから、言葉は悪いけど「掃き溜めのツル」のような清涼感で、顔が見える度にとホッとさせてもらいました。
ついでに言っておくと、文筆業へ歩み始めたからと言って、主人公が前田敦子の手を舐めなくなる保障はありません。彼は純粋ですからね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-26 23:08:45)
11.《ネタバレ》 無知なもので、この映画を鑑賞してから原作ありきで然も芥川賞受賞作品の私小説ということでビックリし、原作者の西村賢太氏本人に物凄い興味を持ってしまった・・・もろ同年代だし原作も読みたくなった。動画サイトやらで検索し拝見した分には、とてもユニークで裏表なく正直に生きている印象を持った。彼の女性の好みは、オッパイが大きく腰がくびれアソコが臭くない人らしい・・・因みに私の好みは、自分より年下で(犯罪にならない年齢までOK)お尻がプリッとして(尻フェチなもんで)アソコが臭くない人です・・・脱線してスンマセン。

という訳で原作との比較は出来ないし、どこまで原作の主人公をリアルに演じていたか定かではないにしろ、森山未來君の演技は凄いと思った(こういうのが怪演なんだと思う)。

そして面白いというか、もうずっと鬱屈した気分で鑑賞させられたもんだから、ラスト黙々と執筆し始めた主人公を見て何かホッとした。

ちょっと【タクシードライバー】の主人公を思い浮べたりもした。

そんな中、垢抜けない昭和な女子大生役の前田敦子が一服の清涼剤になっていたと思う。

割と頭丈夫な私なので、彼女なら2、3発ヘッドバッドされるのは寧ろご褒美だな・・・と妄想しつつ鑑賞し終えたのであった。



ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2014-01-06 17:35:05)
10.森山未來と高良健吾がとにかく演技巧者で、この二人だったからこそ、この映画が成立したという気がします。 逆にこの二人が目立つ故に前田敦子の演技が悪い意味で目立つんだよね。個人的にはもしドラの時から何ら演技に変化が無いんだと思うけどね。それとは対象的にマキタスポーツが中々味のある演技をしているのが印象的でした。内容的には原作の混沌とした映画で再現するのは少々難しかったかな、と思います。それは多分、金を掛けたり名優を呼ぶだけでは絶対に出来ないと思うので、現状で言えばこの映画でやった事が限度なんじゃないかと思います。
奥州亭三景さん [ビデオ(邦画)] 8点(2013-09-09 23:11:15)
9.《ネタバレ》 原作の西村賢太さんは私小説作家です。だから本作の内容は彼のウィキペディアの人生の内容ほとんど重なっています。
私は西村さんに比べて年齢は若いですが、同じような青春時代を送っていました。
私の場合、口だけは役者を目指すと言いつつ、バイトに明け暮れる毎日。
恋愛経験も映画の主人公と同じように不器用でした。
何が面白いのかわからないと思う人も沢山いるでしょう。
原作が芥川賞を受賞した時、村上龍さんは「人生は不条理というテーマは陳腐」と言ったそうですが、若くして人生を成功させた人には、この映画の意味はわからないと思います。
映画の時代設定はバブル全盛期か、その前あたりかと思うのですが、美味しい想いをしたのは弁当のレベルだけです。
「夢」という言葉が沢山出てきましたが、歌手の夢を捨てたオヤジが足の指を切り捨てられ、酔いつぶれたあげく、主人公に「夢は作家です」と言われた途端、カラオケのマイクを横取りし、「襟裳岬」を上手に歌うシーンには心が打たれました。人生は上手くいく人といかない人がいるんだということを改めて痛切に感じました。
役者陣がよかったですね。前田敦子ちゃんはキスシーンや下着姿で海にも入れるんですね。
私はAKBには興味はありませんが、応援したくなりました。
話は西村さんに戻りますが、以前、石原慎太郎さんの番組にゲストで呼ばれたとき、サスペンスとか書いたら?とアドバイスされ「自分は私小説しか書けないのでフィクションは無理なんです」と言ってました。
これから先、何を書こうにも西村さんは素晴らしい作家でいることを祈ります。
話は映画に戻りますが、内容は自堕落な青年が本気で物書きに(なろうと…)たどり着くまでの道のりを描いたロードムーヴィーのように感じました。だからタイトルに「列車」がついたのでしょう。ロードムーヴィーは面白いんです。
クロエさん [インターネット(字幕)] 9点(2013-07-28 18:22:39)
8.《ネタバレ》 家賃踏み倒してお土産にウンコとは「まさにゲスの極み」(笑)プライドと実態が伴わない甘ったれを上手く演じてました。
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-03 17:55:32)
7.原作は読んでいませんが、この映画を観ていたら「アフロ田中」(映画ではなく原作)とかぶってしまいました(笑)。山下監督は好きですが、題材が自分には合わなかった、そんな印象です。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-05-26 00:20:04)
6.《ネタバレ》 いるよねぇ森山のようなの・・。いるよねぇ高良のようなの・・。いるよねぇ前田のようなの・・。わが身を振り返って、しみじみ・・。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2013-03-17 00:42:15)
5.森山未來の最高のハマり役。稲中の前野に匹敵するクズっぷりで(前野があのまま大人になったら、こんな感じなんだろうな)共感できます。久しぶりに映画を観て笑った。脇役の人もいい感じにぶっ飛んでます。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-11 17:43:54)
4.《ネタバレ》 主人公が本を読んでるシーンがもっとたくさんあってしかるべきでは? あと、前田敦子の女優としての才能がきらめいている。
わんたんさん [映画館(邦画)] 5点(2013-01-06 03:00:08)
3.《ネタバレ》 森山未來がやべぇ!!良くも悪くも、男の駄目な部分、馬鹿な部分を上手く描き出しており、これは森山の徹底した演技アプローチと、山下敦弘監督の確かな演出力の成せる業だろう。山下監督はシリアスに徹しすぎた前作『マイ・バック・ページ』よりも、本作の方が、より本来の持ち味を出せていると思う(『リアリズムの宿』を更に深化させた感じ)。貫太が康子と友達になれた時、また、初めてのボーリングでストライクを出した時の原初的な「やったぁ!」という悦び、そして「俺の友達だったよな?ありがとう」という別れの切なさに涙が出そうになった。康子役の前田敦子は意外なほど昭和の雰囲気にマッチしており、作品次第では「化ける」ことを証明してくれた。今年の邦画ナンバーワン候補。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 9点(2012-09-03 07:53:15)
2.《ネタバレ》 森山未來がこれ以上ないほど、きったない顔してて素晴らしかった。ほんもののクソ野郎にちゃんと見えた。正直、この映画は、貫多のクズっぷりを楽しむ作品であり、他にあまり語るべきところがない。周りの人間は、ただの脇役でしかないので、高良健吾も前田敦子も、誰が演じても良いような役どころだったりする。(マキタスポーツは除く)
それなのに、2時間近くきっちり楽しめるのは森山未來の実力と、どうってことない話をそっけなく描いてるだけなのになんとなく面白い作品を撮れちゃう山下敦弘監督の力量なのだろう。
中卒っていうのは昔も今も、かなりハンデになるけど、この若さなら、まだ全然人生終わってないので、ちゃんと働いて金貯めればなんとかなるよね。(それができない男なんだけど)ってことで、あまり悲壮感はなく、ギリギリ「しょうもねーなー、アハハ」と笑って済ませられるライトな話かな、とは思う。
すべからさん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-29 02:45:45)
1.《ネタバレ》 この主人公の目的とはなんだったんだ?ぼくの目には彼が目的なき日常を、そしてそこにある時間をヌキヤ、煙草や酒で浪費し、無駄にしていたように見えるのだが、それが一行に変化する様子がないのが退屈だった。そんな彼に芽生える具体的な目的意識は前田敦子演じる康子を友達にすることであったが、それ自体があまりにも面白くないし、結局は他力本願であったし。それが物語の唯一の魅力として、なんとかこの物語を欠伸がでない水位の作品に留めていたが、それ以外のシーンのなんと退屈なことか。目的意識もなく、傲慢で独り善がりで、面白みが微塵も感じられない彼の全てが、現代的ではあるけれど、そんな人間は勝手にやってろと思わずにいられない。好き勝手にやって、自ら多くを棒に振っている。そんな人間好きになれない。山下監督の演出とあって滑稽な面は豊かに描かれているのは確かだけど、物語はいつまでも曖昧な目的意識のままフワフワとどこに向かうのか定かではない状態で進行する。着いて行く億劫さはもの凄い。所々で魅力的なシーンはあったけど、一本の映画として観た時にこの作品はあまりにも退屈だと思う。なにしろ目的意識がないのだから当然葛藤もない。自分でやって自分で失って勝手に苦しんでいるだけなのだから。ただ、終盤で彼が多くを無くし、無気力状態の最中で見るテレビ画面の奥の夢のような現実に夢中になったシーンからのクライマックスは見応えがあるのは、彼に目的がはっきりと現れたからで、それが具体的に「なにをしたい」という表現はされてはいないものの、確実にそこには変化が描かれている。興味の持続を演出力のみで乗り切った技量は本当に素晴らしいが、根本的に「目的意識のない主人公」というのが大前提としてやはり映画に不向だという事実が大変参考になった。物語が転がり始めたのは最後の10分というのは、興味を持続して観るのは難しい。何もなかった男が目的を見出す話というのはやっぱりつまらない。
ボビーさん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-22 01:57:07)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.54点
000.00%
100.00%
200.00%
312.86%
400.00%
5822.86%
6514.29%
71440.00%
8514.29%
925.71%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人
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