20.《ネタバレ》 ワイヤーアクション、CGが主流の時代において、派手な銃撃戦でもなくナイフとナイフの一見地味で昔ながらの男と男の勝負に真正面から取り組んだチャレンジ精神には、それだけでまず1票上げたくなる。戦う2人の間にあるのは不幸な運命が招いた不条理であり、その不条理に悲しみを覚えながらも殺しのエキスパート達の一瞬も気の抜けないギリギリの戦いにスリルを覚える。そして、2人にしか分からないこの不条理こそがドラマチックであり、周りの者には手出しの出来ない運命的な戦いをトミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロが見事に演じきっている。そんな中、2人の戦いに水を差すのがFBIの女性捜査官である。ハラム(デル・トロ)が彼女の尊敬する捜査官2人を殺害したことで、彼女は生死を問わずハラムを捕獲しようと多くの捜査員を動員する。ハラムの力を持ってすれば、これからあと何人犠牲者が出るか分からないことを確信しているL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)は、自分の手でハラムを何とかしなくてはならなくなってしまった。こうして2人の戦いは運命付けられてしまうのだが、そんな理由付けはむしろ蛇足であったように思う。周りが余計なお膳立てをしたために、ハラムを救えなかったというL.T,の悲壮感が最後まで生きてこなないのだ。2人が戦う理由はハラムの悲惨な戦争体験によって受けた心の傷と、L.T.に裏切られたという誤解で十分なのだ。誰の邪魔も無い、L.T.とハラムの死闘を見てみたかった。 |
【長尾 景虎】さん 6点(2004-02-17 19:46:18) |
18.「パイナップルARMY」や「MASTERキートン」と何故かダブりましたがとても楽しめました。ただいい所でトミーリーとデルトロの間に割って入ってくる女FBIが邪魔でしょうがなかったです。 【にう】さん 7点(2004-02-17 06:12:23) |
17.《ネタバレ》 ウィリアム・フリードキンにはもう騙されないぞ、と念仏みたいに繰り返しながら早30年。最後に騙されなかったのが1973年の「エクソシスト」であったことを考えたら、さすがにいい加減何かを学んでも良さそうなものだと自分自身に愛想が尽きる私である。ベニシオ・デル・トロ、トミー・リー・ジョーンズ、二人のカッコよく闘う姿が腹いっぱい見たいぞ、という一つのファンタジーは実現しているような気がするが、いくら頭がおかしいからって無動機殺人を繰り返して逃走中の犯人がノコノコ自宅に戻って来たり、それを追いかけて来るFBI捜査官が包囲網のひとつも敷かずにこれまたノコノコ犯人宅に上がり込んでいきなり逃げられたりとツッコミどころは数知れず。知らないうちにずいぶん老け込んでしまったトミー・リーの姿にちょっと切なくなったり、めちゃ強のアクション・スターと化したデル・トロのオスカー俳優なんてオラ知らないもんね的庶民感覚にホロッとさせられたり、内容以外で肩入れ出来る部分がこれほどあるのに、ここまで楽しくならない映画っていうのも正直どうかと思う。まあでも、そう言いながらもフリードキンがいまだに映画監督やってられるってことは、私ばかりじゃなくて世間全般が彼にはどうしても甘いのかもね。彼にどういう偶然で「フレンチ・コネクション」が撮れたんだか、そろそろ納得の行く説明を誰かがした方が良いような気がするのだが。悪魔に魂でも売ったのでしょうか。 【anemone】さん 5点(2004-02-16 17:49:07) |
16.何がすごいって銃を持った軍隊がいれば何とでもなるはずなのに無理やりナイフでの決着にもっていったその強引さがすごい! 【コーヒー】さん 5点(2004-02-09 18:22:35) |
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14.《ネタバレ》 久々のランボー系の映画か!?と思ったが、それは最初だけ。しかもあっさりと捕まっちゃうし。期待値が高かっただけにチョットガッカリ感は否めない。ある映画以来トミー=追っかける人。と勝手なイメージを付けてしまった僕としては、、、彼が走るシーンは頑張ってるな(笑)でしか無かったかな。デルトロが殺人鬼と変わるまでの流れが曖昧だし、いくら師匠だからって彼の行動を読み過ぎ!ただの鬼ごっこじゃん。とか一瞬思っちゃった。あの女FBIも話を軽くしてる一因だったかなぁ。内容的には悪くないだけに細かい所が気になっちゃった。 【まっちゃ】さん 5点(2004-01-26 11:24:37) |
13.森の中でのサバイバル久々に見せられました。とりあえず、デル・トロっすね。この映画の大部分は彼の存在感で成り立ってますね。 【腸炎】さん 7点(2004-01-18 20:31:28) |
12.久々の骨太映画。ジャングルでのサバイバル戦は迫力十分。銃に頼らないナイフでの格闘も久々で新鮮。トミー・リー・ジョーンズは、いくら先生だったとはいえ、強すぎない? ベニチオ・デル・トロはなんで追われるようになったの? など多少気になることもあったけど、まあそんなちっちゃいことはいいか。久々に楽しめたんだから。 【tantan】さん 8点(2004-01-17 00:48:29) |
11.どうしてトミーリージョーンズはあんなにベニチオデルトロの行く先々がわかったんでしょう???教え子だから!? ずっと森の中とかでたたかってほしかったですぅ。。。 【mako】さん 6点(2004-01-14 13:16:21) |
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10.トミーリー、超能力者?あまりにも勘がよすぎるし足が速すぎるのが気になりました(笑)ちょっとあの女指揮官は必要なかったのでは・・・ 【ピース】さん 6点(2004-01-07 21:48:08) |
9.《ネタバレ》 トミーリーおじさん、がんばってたねー。路面電車追いかけて全力疾走してたとこ、思わず笑ってしまいました。人殺しすぎておかしくなっちゃった役としてデル・トロを持ってきた時点で、この映画は半分成功でしょ。もうあの目!それだけでもモトは取ったような気になったですよ、もう。でもなー。どうしてああいった男対男の対決モノになると、横に女の捜査官がつくかなー。ああいうのがどうもウザいよね。恋愛絡まないなら、女である必然性ないやん!存在感もなかったし。あと、予定調和のようにトミー・リーが普通に勝って、生きてるのがありきたりでイヤだった。それまではデル・トロが簡単に捕まったり、愛人の家に逃げもしないで2階にいたりと予想を裏切ってくれていたので、よけいに……。インソムニア(全然ジャンル違うけど)みたいに、敵も主人公も○○○ほうがよかったんじゃない? 【ダブルエイチ】さん 6点(2004-01-05 19:38:54) |
8.展開は正直、地味ながら個人的には面白く見れました。 対決シーンとかも下手な銃撃シーンよりも迫力あって力入ります。 トミー・リー・ジョーンズ渋過ぎ・・デル・トロの眼光もすごかった・・ ただデル・トロ演ずるハラムが殺人に駆り立てる動機がいまひとつ見えなかったのが惜しいです。 あとやっぱりトミー・リーと行動するFBIの捜査官が女性である必然がまるで感じられなかったのもマイナスです。 【まりん】さん 7点(2004-01-04 14:23:59) |
7.《ネタバレ》 かなりかっこよくて気にいりましたが、あの姉ちゃんは必要か?はっきり言ってあの姉ちゃんがこの映画を台無しにしていると思う。あの姉ちゃんのせいで非常にチープな感じになってしまっている。いつも思うが男の映画に女はまったく出なくて良い。 【NUNO】さん 8点(2003-12-31 04:49:33) |
6.森や河辺でサバイバルするのはいいけど、トロもトミーも、もう少し気の利いたアクションが出来てたらと思う。 【亜空間】さん 7点(2003-12-28 21:15:28) |
5.山中で自らナイフを作り、肉を切り裂く壮絶な決闘が最大の見所。久々の「ランボー」もので原点に返ったアクションが嬉しい。ただ、殺人鬼になった経緯は到底納得出来るものではなく、トミー・リー・ジョーンズも動物には優しいが、部下には冷たい冷血漢だった。 【まさサイトー】さん 5点(2003-12-07 19:23:43) |
4.いや~、久しぶりに骨のある格闘を見たなー。BGMも必要最小限に抑え、徹底的に無駄なものをそぎ落としてある。CG無し、びゅんびゅん効果音をつけたカンフーも無し。派手には程遠く、ヒットしなかったのも仕方ないが、それがかえって手作りナイフでの格闘という泥臭さを際立たせる。これこそ漢の戦いだ。 |
3.トミーリーとデルトロという男臭い俳優2人のアクション、とても良かったです!派手すぎないところが逆に惹き込まれました。。確かに、トミーリーおじさまには少しハード・・かも? |
2.追う男のイメージがすっかり定着した感のあるT・L・ジョーンズと、独特の不気味な雰囲気を醸し出すB・デル・トロ。この作品はそんなひと癖もふた癖もある二人の共演が最大の見所であり、とりわけ本作でのデル・トロの凄味ある演技は特筆に価する。そしてCG全盛の今、徹底した生身のアクションにこだわる監督W・フリードキンの意気や良しだが、使い古されたシチュエーションでパターン化されて、新味に乏しいのが残念。 【ドラえもん】さん 6点(2003-11-18 11:49:53) |
1.トミー・リー・ジョーンズは、もう激しい動きのある作品は控えた方がいいかと。粗が目立つ。 【ロカホリ】さん 4点(2003-11-10 02:24:56) |