1.《ネタバレ》 良かった。天才ミュージシャンのブライアン・ウィルソンの映画。
あらすじは、悪い医者がブライアンを食い物にしていたが、恋人が救った。
音楽を中心に展開し、父親との確執も描かれる。
擬似だけど、ペットサウンズ収録を観て聴くことができる。
精神科医のユージン・ランディが悪役で、現実通りにブライアンの前から消えて良かった。
そして、やはりマイクは悪役が似合う。
父親は本当に嫌な奴で、映画もその通りで良かった。
ビーチボーイズのことを知らなくても理解できるのか、私には分からない。
私は基本は知ってるつもり(文献は10冊くらい読んでるから)。
萩原健太氏は、どんなふうに楽しんだのだろう。
ビーチボーイズの小ネタというか、エピソードや、PVを真似たシーンもあって楽しかった。
傑作『アン・アメリカン・バンド』が好きな人なら、この映画も楽しめる気がする。
それにしても、若い頃のブライアンを演じた役者が良い。
キューザックも良かったが、歌うシーンがなかった気がする。
120分、あっという間だった。