1.《ネタバレ》 正直5点位の作品だろうと思ってみたのでそこまで損した気分にはならなかった。
主人公が銀行強盗をした時人質にした女を監視してるうちに恋に・・・と言うベタベタな展開。
案の定足を洗おうとした後半彼女にバレて強盗して撃ち合いして仲間は死に(捕まり)自分だけ生き残りと、アクション映画にドラマ性や恋愛要素を入れたかったのだろうが、正直『凡才なアメリカ人が考えられる限界』を出しきれない展開で目新しさは無くほとんど記憶に残らなかった。主人公の葛藤や板挟み展開も終始ウジウジ優柔不断なだけで男仲間と会話してる時の様なメリハリがなく終始イライラした。
むしろ恩がある義理の兄との確執なんかをもう少し掘り下げた男臭い作品に方が面白かった気がする。この作品に女は邪魔。
とまぁ凡作ながら酷いと思う様な所は無かったので5点でも良かったのだが、ラスト別れた恋人が務める孤児院(みたいな所)に寄付をするが、百歩譲って物を送るならまだしも『汚れた金』を寄付しようとする主人公の気がしれない。とまぁここも平均的アメリカ人が考えうる演出。序盤で孤児院がアイススケート場で『お金が無くて氷が張れないけど・・・』的な台詞があったのに、本当こう言う伏線活かすの下手。
ベンアフレックのファンか、ダラダラ時間をつぶしたい人以外にはお勧めしません。
あと映画が好きじゃない人に広報をやらせない方が良いですよ。『映画史に残る大迫力の銃撃戦がなんたらかんたら・・・・』ってアクション映画的推し方してるが、この作品はアクション部分よりも主人公の葛藤のといったドラマ性がメインになってるってなんで分かんないのかな?ちなみに銃撃戦も言う程のモノではありません。