633爆撃隊のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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633爆撃隊

[ロクサンサンバクゲキタイ]
633 Squadron
1964年上映時間:102分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
アクション戦争もの小説の映画化
新規登録(2009-09-27)【S&S】さん
タイトル情報更新(2011-07-19)【S&S】さん
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監督ウォルター・グローマン
助監督ロイ・スティーヴンス〔助監督〕(第二班監督)
キャストクリフ・ロバートソン(男優)
ジョージ・チャキリス(男優)
ハリー・アンドリュース(男優)
ドナルド・ヒューストン(男優)
マイケル・グッドリーフ(男優)
アンガス・レニー(男優)
脚本ジェームズ・クラヴェル
ハワード・コッチ〔脚本・1902年生〕
音楽ロン・グッドウィン
撮影エドワード・スケイフ
特撮トム・ハワード[特撮]
美術マイケル・ストリンガー〔美術〕(プロダクション・デザイン)
編集バート・ベイツ
その他ロン・グッドウィン(指揮)
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1.《ネタバレ》 第二次世界大戦で、ノルウェーのフィヨルド奥深くに作られたドイツ軍のロケット燃料工場を破壊する英空軍の作戦を描いたフレデリック・E・スミスの小説の映画化です。この工場は断崖の奥深くに建設されいて直接爆撃ができないので、工場の上の岩の壁に爆弾をぶつけて断崖ごと押しつぶす戦法しか成功の可能性はない。しかし工場までのフィヨルドの壁には対空砲がぎっしり並んでいて撃墜される危険が高い、生産された燃料が積み出されるまであと17日しかない、さてどうするのか? ストーリー自体はアリステア・マクリーンの冒険活劇に近いものですが、なんと言ってもこの作品の主役は「驚異の木製軍用機“Wooden Wander”」モスキート爆撃機です。「空軍大戦略」が製作されるまで第二次世界大戦の航空戦をテーマにした最高峰の映画と言われただけあって、実物のモスキートが飛び回るシーンは航空ファンには必見です。しかしこの映画はドラマ部分の演出が雑で、攻撃前にレジスタンスが対空砲を攻撃して無力化するサブ・ストーリーもまるでマカロニ戦争アクション映画の様な安っぽさで泣けてきます。結局レジスタンスは全滅するのですが、ゲシュタポに囚われたジョージ・チャキリスは作戦が漏れるのを防ぐためにクリフ・ロバートソンが操縦するモスキートに爆撃されて殺されてしまいます。このエピソードは、戦争にかけては飛びぬけて冷酷だと言われる英国人気質が良く出ているなと思いました。結局工場は岩塊に押しつぶされて任務は成功するのですが、爆撃隊は全機撃墜されてしまいます。悲壮感あふれる結末ですが、そこら辺が妙に淡々としたトーンで描いているのがなんか物足りなさを感じました。これも英国流戦争観なのでしょうか、同時代のハリウッド製戦争映画との違いを感じさせられました。ちなみにジョージ・ルーカスは、本作のフィヨルド爆撃シーンを観て「スターウォーズ」のデス・スター攻撃シーンのアイデアを思いついたそうです。狭い渓谷の間を航空機(宇宙船)が突進するところは確かに良く似ていますね。
S&Sさん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-04 09:19:32)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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