1000年女王のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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1000年女王

[センネンジョウオウ]
1982年上映時間:121分
平均点:4.75 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-03-13)
SFアニメ漫画の映画化
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監督明比正行
潘恵子弥生・1000年女王
戸田恵子雨森始
永井一郎雨森教授
小山茉美新女王
麻上洋子セレン
野島昭生雨森元
古谷徹夜森大介
杉山佳寿子ミライ
増山江威子永久管理人
緒方賢一天文台青木所員
山田俊司天文台馬場所員
曽我部和行天文台白石所員
堀秀行パイロットA
千葉繁ラーメタル士官A
塩沢兼人ラーメタル士官B
佐藤正治1000年盗賊B
池田秀一ハンニバル
古川登志夫コンピューター
家弓家正ラーメタル人
池田昌子[声]クレオパトラ
松島みのりヒミコ
来宮良子楊貴妃
野沢那智ドクター・ファラ
武藤礼子ラーレラ
原作松本零士
脚本藤川桂介
松本零士(構成)
音楽喜多郎(音楽・演奏)
作曲喜多郎「星空のエンジェル・クィーン」
編曲喜多郎「星空のエンジェル・クィーン」
製作総指揮今田智憲
企画松本零士
プロデューサー横山賢二
配給東映
作画金田伊功(メカニック作画監督・原画)
石黒昇(原画)
編集花井正明
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1.《ネタバレ》 千年周期で太陽系を巡る遊星ラーメタル星と地球が異常接近し、地球が壊滅するという危機を描く。舞台は関東地方限定で、国連、政府、軍隊は一切登場しない。ラ人は人類より高度な文明を持ち、何万年も前から地球に千年女王を送りこんで支配してきた。
現女王は雨森始の学校の教師と天文台の秘書を兼務、一般人として暮らしているが、密かに人類救済の箱舟を準備してきた。
ラ星の指導者ラーレラは地球移住計画を密計していた。ラ星は暗黒太陽に落ち込む宿命だからだ。
最接近したときに地球に橋を架け、地球人がラ星に避難した隙に移住する計画だ。
良心に則ってそれを阻むのが女王の妹で千年盗賊のセレン。セレンは移住計画を女王に洩らし、ラ星に反旗を翻す。人類はセレン等の戦いをみて、自ら武器を取る。旧式戦闘機、戦車、投石器、弩砲等だがなぜか有効だ。女王は純粋な心を持つ始に共鳴し、何とか人類を救おうとする。女王は関東平野を刳り貫いた巨大な箱舟を浮上させるが、攻撃を受ける。そこでかつて地球愛に目覚め、ラ星に帰還しなかった千年女王の骸に祈りを捧げると、数体が復活し、ラ星に戦いを挑む。ラーレラは超能力で女王を倒すが、女王の婚約者で戦闘司令官のファラに殺される。
人類の救済と愛を描いた壮大なSFだが、感動は薄い。女王が人類をどう支配してきたのか、接近まで半年もあるのに隕石群が襲来したりする等不明な点もあった。浅慮な設定には目をつぶるとしても、人物の動きや表情がぎこちなく、感情が伝わらない。見せ場であるはずの戦闘場面も進度が悪く、美的感覚もなく、ただまだるこい。他に単調な音楽、主人公の醜男ぶりも感情移入をそぐ一因となっている。始と女王の関係が疑似母子なのが惜しい。恋愛関係であれば、もっと受け入れられただろう。それにしてもあの箱舟は巨大すぎで、元に戻す発想に苦笑した。実際問題、あれほどの高度な科学知識があれば、他の星をテラフォーミングできただろう。ラ星人の考えが間違っているとしても、同胞を皆殺しにするような展開は暗すぎるし、後味が悪い。指導者の殺害程度で納めた方が物語としての座りがよい。話を壮大にすれば感動するというものではない。設定が複雑すぎて、過不足なく描くには明らかに尺が足りない。女王やセレンの自己犠牲を描くのであれば、もっと内面に焦点を当てるべきだ。
よしのぶさん [地上波(邦画)] 5点(2014-05-28 01:45:02)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 4.75点
018.33%
100.00%
200.00%
3541.67%
400.00%
518.33%
618.33%
7216.67%
818.33%
918.33%
1000.00%

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