1.《ネタバレ》 愚かな人間共よ!動物のパワーを思い知れ!
可愛いゾウがアベック共の首を長い鼻で締めあげる!顔を潰す!大量のネズミがアベック共を食い殺す!
闇夜から音無く現れる動物達に人類はなす術無し!とにかくアベックは問答無用で死にます。走る車は爆発し、飛行機は大惨事。
どうやって撮ったのかわからないくらい、モノホンアニマル達の襲いっぷりにビビります。殺され方はチープですが、襲われ方は結構怖い。
道路を疾走するチーターや、列になって門を破壊するゾウなど見応えバッチリです。主人公もシロクマやトラと戯れ方が上手すぎて逆にドキドキします。
でも話的にはこれが公害問題を扱った社会派だったりするが、まぁそこは薄め。終盤の展開はあっけない収束からのどんでん返し。人間も動物なのだ…!
まぁ管理システムが故障して、そこに有毒な水が流れていてと、まぁ事件が上手に出来すぎてますが、張られていた思わぬ伏線にちょっと驚きました。
CGの無い80年代という時代の説得力が、嘘の無い凄まじい映像を見せてくれるパニックムービーでした。ホント凄かったです。
ただ冒頭の餌やりシーンはちょっと生々しすぎました。あとネズミを焼き殺したり、猛獣に家畜を襲わせたりするシーンはちょっとやりすぎです。