19.《ネタバレ》 トミー・リーはいつも誰かを追いかけているが、本作はその極み。追跡のプロが、かつての教え子である殺しのエキスパートを追う。追う。追う。要するにランボーVSトラウトマンの構図。武器はナイフのみという潔さも良く、肉弾戦の醍醐味を味わえる(やや地味だが)。冒頭の戦場シーンと、女性キャラの登場などは不要かな。デルトロの死んだような目が印象的。ナイフはわざわざ手間暇かけて作ってないで、そこら辺のお店で買えばいいのに…。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-10-20 19:44:31) |
18.要するにランボーを追うトラウトマン大佐の物語なのですが、贅肉を極力落とし、男と男の対決という荒削りな話にしていることには好感を持ちました。また、殺人マシーン・デルトロが「俺の父親」とまで尊敬するトミー・リーが、実践経験がなく軍に籍も置いていない非正規職員だったという設定も興味深く、この手の作品としてはなかなか良い脚本だったと思います。ただし、30年も前に全盛期を終えたフリードキンの手腕がところどころサビついており、21世紀のアクション作品においてこの程度の演出ではツライなという印象です。冒頭の戦闘シーンからして残念な仕上がりで、「プライベート・ライアン」も「ブラックホーク・ダウン」も存在していた2003年においてこんな古臭い戦闘シーンを見せられてもという感じでした。また、デルトロを連行する軍の管理体制や、FBIの捜査態勢が甘く、デルトロの強さよりも彼らの無能さの方が目立っていました。一方、70年代の監督だけあってトミー・リーとデルトロの対決はよく出来ています。彼らの執念とも言える追っかけは見ごたえがありました。市街地でのアクションなど入れず、「アポカリプト」のように90分間ひたすら密林での追っかけをやった方がよかったのではと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-26 18:46:05) |
17.《ネタバレ》 森の中を追跡するシーンとか、キャンプみたいな所で訓練するシーンとか素晴らしい出来なんだけど、都会での追いかけっこで一気に面白くなくなった。急にその他大勢と同じレベルのアクション映画になっちゃったというか。残念 【キッド】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-16 11:14:01) |
16.《ネタバレ》 戦争で心を病んだ犯人、師弟対決、追跡劇、と前にどこかで見たようなプロットや場面ばかりという感じで新規な要素は少ない内容でしたが、その割には飽きることもなく、一気に見ることができました。二人の演技力もさることながら、プロットに新鮮味がなくても作り方次第では、このぐらいの映画は作れるということなのでしょう。最近は期待させておいて、監督の思い込みばかりが空回りしていて、表紙倒れなものが多いですから。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-08 17:34:25) |
15.最後の展開は読めましたが、師弟対決は盛り上がりますね。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-07 15:45:29) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 「エクソシスト」で大尊敬するフリードキン。しかし、なんか足りないんだよなあ、これ。「エクソシスト」の時のような、「お宝」感ゼロ。もちろんあの時は、リンダブレアの「ポゼストっぷり」が「お宝」であり、悪魔が「お宝」であり、メリンがどんな技を繰り出すかが「お宝」であり、「最後どうなるんだ」も「お宝」であった。 この映画、何を「お宝」と思っていいのか分からぬ。なんか、トミーがとんでもない「技」や「仕掛け」を次々と繰り出すしか、手がないような話では。フリードキン、やっぱり絶頂期は遠くなりにけり? 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 21:20:01) |
13.おっさん二人よく走る。よく頑張りました。6点。 【ベルガー】さん 6点(2005-03-29 13:36:43) |
12.濃い。全然関係ないですが、フリードキンって名前かわいいですよね。ドキン、て。 【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-03-26 06:25:36) |
11.《ネタバレ》 妙に・・・、トミー・リー・ジョーンズの髭が似あわねー。足遅いし。デル・トロが行くとこ全てお見通し~みたいな。そこらへんは逃亡者よりひでぇや(笑)フリードキン監督の映画はストーリーがしっかりしてるから楽しめるんだよね~。アクションシーンも結構過激に血が飛んでます。ただ・・・・、この映画はジョーンズとデル・トロ二人だけが出ても作れると思うなー。警察はただの野次馬か。 |
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10.濃いおっさん二人の泥臭いナイフでの戦い。結構イカス。ジャングルでの追いかけっこもなかなか見ごたえあり。でも何が言いたい話なのかはよくわかんないのがなんとも。コダワリを感じた映画。 【アンソニー】さん 6点(2004-07-11 17:30:53) |
9.《ネタバレ》 話がよくわかりませんでした。デル・トロは狂って殺人鬼になったのでしょうか?人物の描き方が中途半端で主人公の2人のどちらにも感情移入できませんでした。ただ、アクションシーンは結構迫力ありましたよ。 【ぽじっこ】さん 6点(2004-06-08 18:46:01) |
8.なかなか面白かった。ただもっと元師弟の二人に焦点を絞ったほうがいいんじゃないかな。ハラムが電車を脱出し橋の塔に登っていく際、あの邪魔なFBIが銃撃を加えたシーン。なぜか“ハラムに当てたら承知しないぞ!!!”と思った。 【よっふぃ~】さん 6点(2004-04-26 10:40:35) |
7.《ネタバレ》 ワイヤーアクション、CGが主流の時代において、派手な銃撃戦でもなくナイフとナイフの一見地味で昔ながらの男と男の勝負に真正面から取り組んだチャレンジ精神には、それだけでまず1票上げたくなる。戦う2人の間にあるのは不幸な運命が招いた不条理であり、その不条理に悲しみを覚えながらも殺しのエキスパート達の一瞬も気の抜けないギリギリの戦いにスリルを覚える。そして、2人にしか分からないこの不条理こそがドラマチックであり、周りの者には手出しの出来ない運命的な戦いをトミー・リー・ジョーンズとベニチオ・デル・トロが見事に演じきっている。そんな中、2人の戦いに水を差すのがFBIの女性捜査官である。ハラム(デル・トロ)が彼女の尊敬する捜査官2人を殺害したことで、彼女は生死を問わずハラムを捕獲しようと多くの捜査員を動員する。ハラムの力を持ってすれば、これからあと何人犠牲者が出るか分からないことを確信しているL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)は、自分の手でハラムを何とかしなくてはならなくなってしまった。こうして2人の戦いは運命付けられてしまうのだが、そんな理由付けはむしろ蛇足であったように思う。周りが余計なお膳立てをしたために、ハラムを救えなかったというL.T,の悲壮感が最後まで生きてこなないのだ。2人が戦う理由はハラムの悲惨な戦争体験によって受けた心の傷と、L.T.に裏切られたという誤解で十分なのだ。誰の邪魔も無い、L.T.とハラムの死闘を見てみたかった。 |
【長尾 景虎】さん 6点(2004-02-17 19:46:18) |
5.予告編を観てとても期待したんです。「狂気の殺人マシーンと化した凄い奴が出てくるんだろうな。トミー・リー・ジョーンズはとっても鬼教官だったんだろうな。それがどんな対決をするんだろうなあ」って。冒頭のコソボの惨劇はオッケーです。かなり戦場の狂気を感じさせ、主人公がいかに精神に変調を来したかが納得できる前提ですから。カナダの森林保護官としてオオカミを助けるトミー・リー・ジョーンズもオッケーです。あれで追跡のプロだという前提が示されましたから。元ローマ皇帝の姉で現在はFBI捜査官の女性(笑)が、文明の利器(麻酔銃)であっさりデル・トロを捕まえてから後の展開が、どうにもダラダラとして抑揚のないものになってしまいました(ってことは、本編の大半がダメってことジャン(苦笑))。「フレンチ・コネクション」を想像させるような追跡劇やカーアクションが展開されますが、ナイフ一本の犯人を追いつめるという設定が、どうにも不自然すぎてなりません。SWATや軍隊を導入すれば簡単に射殺できてしまうからでしょう。あえて外しているかのような銃撃戦もガッカリです。どうも、本当の自然の中で戦った方が、都会のジャングルよりも私には興味が強くあったようです。わざわざ舞台を大都会に移したことの意味があまり感じられず、設定を活かしきれなかったようです。かといって、いきなりラストの対決のシーンがあんなところで、ナイフの刺し合いになっても、いろいろな意味で痛い(苦笑)。せっかく面白い設定を提示したんだから、もっとそれを活かす展開を期待したかった。最後に、冒頭で助けられたオオカミがちらっと出てくるのにはニヤリです。 【オオカミ】さん 6点(2004-02-17 15:48:24) (笑:1票) |
4.どうしてトミーリージョーンズはあんなにベニチオデルトロの行く先々がわかったんでしょう???教え子だから!? ずっと森の中とかでたたかってほしかったですぅ。。。 【mako】さん 6点(2004-01-14 13:16:21) |
3.トミーリー、超能力者?あまりにも勘がよすぎるし足が速すぎるのが気になりました(笑)ちょっとあの女指揮官は必要なかったのでは・・・ 【ピース】さん 6点(2004-01-07 21:48:08) |
2.《ネタバレ》 トミーリーおじさん、がんばってたねー。路面電車追いかけて全力疾走してたとこ、思わず笑ってしまいました。人殺しすぎておかしくなっちゃった役としてデル・トロを持ってきた時点で、この映画は半分成功でしょ。もうあの目!それだけでもモトは取ったような気になったですよ、もう。でもなー。どうしてああいった男対男の対決モノになると、横に女の捜査官がつくかなー。ああいうのがどうもウザいよね。恋愛絡まないなら、女である必然性ないやん!存在感もなかったし。あと、予定調和のようにトミー・リーが普通に勝って、生きてるのがありきたりでイヤだった。それまではデル・トロが簡単に捕まったり、愛人の家に逃げもしないで2階にいたりと予想を裏切ってくれていたので、よけいに……。インソムニア(全然ジャンル違うけど)みたいに、敵も主人公も○○○ほうがよかったんじゃない? 【ダブルエイチ】さん 6点(2004-01-05 19:38:54) |
1.追う男のイメージがすっかり定着した感のあるT・L・ジョーンズと、独特の不気味な雰囲気を醸し出すB・デル・トロ。この作品はそんなひと癖もふた癖もある二人の共演が最大の見所であり、とりわけ本作でのデル・トロの凄味ある演技は特筆に価する。そしてCG全盛の今、徹底した生身のアクションにこだわる監督W・フリードキンの意気や良しだが、使い古されたシチュエーションでパターン化されて、新味に乏しいのが残念。 【ドラえもん】さん 6点(2003-11-18 11:49:53) |