ベーゼ・モアのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ヘ行
 > ベーゼ・モアの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ベーゼ・モア

[ベーゼモア]
Baise-moi
2000年
平均点:4.10 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-02-10)【シネマレビュー管理人】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(6点検索)】[全部]

別のページへ(6点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.この映画の殺し方はまさに「コストなき殺人」。多くの犯罪者は、犯す罪がそのコスト(リスク、労力等)に対して見合うから犯罪を犯すわけで、窃盗とか強盗なんかはリスクと、捕まったときの罰、実行の労力なんかを換算する。しかし、この二人にはコスト意識がない。衝動殺人(最初の二人の殺し方)は我を忘れてるからコスト意識がないし、完全犯罪を狙った殺人は「自分は捕まらない」って思うからコスト意識がないんだけど、最初の殺人のあとの二人はどっちでもない。そんな難しいことじゃなくて、ただ考えてない。殺人は一般的に悪いことだし、将来は絶対に捕まるし、捕まったら大変な重罰を受けることがわかっているけど、この二人は考えてない。それはその思考から逃げているというより、殺人やセックスといったもっと面白いことがあるから考える必要がないだけ。これってとても面白い。最初の衝動殺人のあと、自暴自棄って感情からどんどん思考が停止していって、脱社会化していく様子がよくわかる。この脱社会化の過程で、二人はどんどん倫理も既成概念を無効化するし、殺人を犯すという本来悩むべき行為をそのまま脱社会化の加速に使っている。殺人もセックスも、二人にとって意味はない。そこにあるのは強度(密度)だけ。その圧倒的な強度とまったくの意味のなさが、この映画が狙ってたところであり、恐ろしい所なんじゃないかと思う。あえて秩序だったところがないことが、反社会的な主張がないことが、目的も行き場所もないことが、意味がないことが、重要なんじゃないかな。しかし、この脱社会化した二人も、マシーンじゃない、ただの人間。それも重要なテーゼの一つである。とても面白い映画でした。
feroさん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-06 13:45:23)
1.フランスで公開1週間で打ち切りになった問題作。確かにヒドイ。うんざりするくらいのSEXシーンに殺人シーン。基本的に女の逃亡映画は嫌いじゃないから、それなりには楽しめたんだけど。テルマ&ルイーズの悪版って感じ?いや、でも比べるとしたら、コッチには爽快感が足りない。見ててワクワクしないというか。あそこまで激しくヤッてんのに、モザイク、すげぇ気になるんですけど・・
AJさん 6点(2002-11-17 02:06:48)
別のページへ(6点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 4.10点
000.00%
1220.00%
2110.00%
3110.00%
4220.00%
500.00%
6220.00%
7220.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS