《改行表示》26.《ネタバレ》 ~My Fair Lady~我が麗しの貴婦人。…我がってなんか表現古いかな。 とてもテンポ良く、話がポンポン進んでいくミュージカル。 最初ダミ声で唸るイライザにイライラするが、機械に括り付けられて発声練習してるイライザ可愛いになる。 屋敷での特訓は辛いけど、ピカリング大佐がヒギンズ教授と違い良識ある人で良かった。 「6週間では無理だ、賭けは終わりだ!」から突然の6週間後は笑った。 舞踏会での功績。帰宅後イライザが完全に空気なのがあんまりだ。盛り上がるヒギンズたちとイライザの対比が素晴らしい。照明の陰に立ち、絵画のように壁際に立つイライザの可愛そうなこと…音声学とはいえ、人を研究する教授が、人に対してあの振る舞いはイカンでしょう。 もう早く出て行って、当初の目的だった花屋さん開くと良いよ。って思ったら、最後戻ってきてしまった。これで良いのか?いやまぁ、本人が良ければ… 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-04 18:06:28) |
25.なかなか面白いミュージカルでした。歌は下手でもいいから本人の声でやってほしかったですが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-25 20:08:57) |
《改行表示》24.やっぱりこの頃までのミュージカルって陽気で楽しくっていいですね。本作の場合は3時間近い長尺ですが、やっぱり楽しいのでそれ程長さを感じさせません。 特にインターミッション前ですね。僕のお気に入りは、イライザが花売り娘からレディへの第一歩を歩み出す頃。基本的に本作はダンスが絡むシーンは少なく歌が中心となっていますが、イライザ、教授、大佐の3人が陽気に歌い踊る“スペインの雨”、そして口の悪い花売り娘だったイライザのレディへの変身を予感させるように、オードリーがそれまでとは一変してチャーミングになる“踊り明かそう”もいいですね。さらに続く“アスコット・ガヴォット”での色彩感覚も見どころです。 でもインターミッション後がちょっとテンションが下がっちゃうんですよね・・・。それでも主役抜きで下町の面々が陽気に賑やかに歌う“時間通りに教会へ!”がそんな雰囲気を一変させてくれます。 この時既にオードリーは30代半ばなのですが、やはりオードリーには娘役がよく似合います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-26 22:20:17) |
23.《ネタバレ》 すっごく長いのね、この映画。 前半は下町出身の花売り娘が偏屈な音声学者によってレディに変身するザ・シンデレラ・ストーリーだけど、後半はよくある男と女の価値観の違いがテーマになってるみたいね。 前半だけでも映画として十分成立するし、オードリーの可憐なドレス姿をもうちょっと足して、舞踏会で大成功したとこでスッキリ終わっても良かったようなもんだけど。 せっかくオードリーが主演なのに、アスコット競馬場でのゴージャスな白黒リボンドレスと舞踏会でのシンプル・エレガントな刺繍ドレスだけだなんてもったいない! アタシとしてはレディに変身後の美しく着飾ったオードリーをもっと見たかったわ。 でも…蛇足っぽい後半もアタシは嫌いじゃないのよね、実は。 イライザは「よく頑張ったね。君のおかげで大成功だよ。」っていう労いの言葉が聞けたらそれで満足だったのにねえ。 ヒギンズ教授も腹の中ではもちろん思ってるんだろうけど、こっ恥ずかしくてちゃんと言葉にできないのかなんなのか…。 これって「アタシは家政婦!?たまにはちゃんと「アリガトウ」とか「愛してるよ」とか言ってよね!!」っていう夫婦喧嘩と本質的には変わらない気がするわ。 ラストは結局、強情っぱりなヒギンズ教授のためにイライザが大人になって戻って来てあげるわけだけど…いずれはちゃんと言葉に出して愛なり感謝なりを伝えないと、きっとまた出てっちゃうわよー。なーんて。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-03 15:28:23) |
《改行表示》22.《ネタバレ》 イライザの親父の「運が良けりゃ」はチキ・チキ・バン・バンの「栄光のバラに」を思い出させるコミカルさが楽しい。こういうスーダラ節的なおやじキャラって万国共通なんだろうか…。それよりもまたか!と思ったのが、うら若き純粋無垢な乙女が同世代のイケメンをさしおいてかなり年の離れたのオッサンに熱を上げる、というオードリー得意のファザコンベースな役どころ。かの時代の流行りだったのか、いやいつの時代も「若い生娘にモテモテなチョイ悪な俺」が妄想激しいオヤジの夢であることに変わりはないが、かつてはいわゆる玉の輿こそが女性にとって成功人生の王道として広く社会的に認知されていたということだろうか。それにしても長かった。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-01 23:57:39) |
21.すごく大ざっぱだけど、ミュージカル映画はダンス中心から歌中心に移行してすたれた、って言えないか。この64年はもうダンスは付けたりで、踊ってても絶頂期のハレバレとした感じが出ない。「踊りあかそう」なんてどんどん狭い部屋へ入ってしまい欲求不満が残る。「時間どおりに教会へ」もいろいろやってるんだけど、コワザって感じ。競馬場での白黒の効果は見事だったが、『巴里のアメリカ人』ですでにやってるし、それにこれはミュージカルの味とは関係ない。いや、いい映画だとは思うんです、思うんですけど、峠を過ぎたジャンルの緩さも目立つ作品なんだな。かえって翌年の『サウンド・オブ・ミュージック』は、もうミュージカルの形にこだわらないことで成功したと思うんだ、でもそれはまた別の話。あ、この2つの映画、手元の「ぴあシネマクラブ」によると、どちらも上映時間は172分だぞ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-10 09:17:02) (良:1票) |
《改行表示》20.みなさん指摘のように「尺が長い」。いくら名作と言えども、やはり限度というのがある。 さて、その「名作」の誉れ高い本作は観る側が「英語という言語(特にイギリス英語)にどれだけ精通しているか?」によってかなり評価は分かれてくるように思う。単に字幕でストーリーを追うだけではこの映画の本当の良さは伝わらない。字幕、すなわち日本語になってしまうことでセリフの面白さが半減されてしまのうは「外国人」には仕方ないことだが、残念だ。 英語はもとより、フランス語圏などでも「どういうアクセントで話すか」「相手のアクセントはどうか?」など、言語、発音に対するこだわりは、日本人の想像を遥かに超えるものがある。かのサッチャー元首相ですら、御国訛りを矯正するのに苦労したと聞く。イライザのヒドいコックニー訛りとインフォーマルな表現など、言外の意味が会話にいちいち含まれていて、それがこの映画の裏の醍醐味。競馬場での一連の会話は、あまりに典型的な上流階級的英語と、イライザが羅列する知性に欠ける単語の数々との対比に面白さが詰まってる。ラストシーンのイライザのセリフ、「 I washed my face and "ands" before I come I did」は知性はゼロだが、美しい。 このときオードリーは確か30歳を越えていたと思われる。なるほどイライザの設定年齢とには違和感を感じる。特にドレスアップしてレディとなった時は顕著だ。それでもやはり愛くるしい仕草や表情は健在。可愛らしい表情を作って可愛らしく見せることは誰でもできる。しかしオードリーは、いっけん可愛くない表情ですら可愛く見せてしまう。まさに「魅せる」という字がふさわしい、本当の意味で「可愛い」女性だったのだろう。しかも単に愛くるしいだけでなく「品性」が常に伴っていたところに彼女が「永遠のプリンセス」であり続けた理由がある。 【給食係】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-20 14:05:39) |
19.イライザとヒギンズ教授の掛け合いがとても楽しかったです。ラストは結局どうなったのでしょう。やっぱり人間って自分に足りない部分を持っている人に男女問わず人間的に惹かれるんでしょうね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-16 01:18:26) |
18.イライザを演じるオードリーがもう数年若かったらもっと良かったとか、170分の尺は長いとか細かい不満をさておいても、後にも先にも唯一「銀幕の妖精」と呼ばれ、世界中で愛された彼女の偉大なるフィルムグラフィの1つに、このシンデレラストーリーが存在している事は本当にステキであり、「ローマ」「サブリナ」「ティファニー」と並んで彼女の魅力が存分に活かされている大作の1つだと思います。オードリーが好きだと、あのガラガラ声まで好きになってしまいます(笑) |
17.ヒギンズ教授の、自分の専門分野に関しては自信に満ちているけれど、その自信が他の事には必ずしも通用するワケじゃない、そしてそれが判ってない不器用さが面白かったです。感情ですら理論で割り切れるモノだとばっかり思ってたのでしょうねぇ。あのトシなのに、いざとなるとお母さんに頼ってしまうあたり、かなりのおぼっちゃま。イライザを支配しているつもりで、きっとあの後、自覚もないままに支配されてゆくのだろうなぁ、と考えると、なんだか微笑ましく感じるのでした。あと、オードリーの声はとってもキュートで好きなので、下手でも全編彼女の声で見たかったなぁ。それにしてもスーパーパナビジョン70、テクニカラーで撮られたこの作品、当時のままのフォーマットで劇場の大きなスクリーンで見られたら、どんなにかきらびやかな世界が体験できたことか。公開当時リアルタイムに見られた人が羨ましいです。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-03 12:29:37) |
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16.ミュージカルは好きなのですが、この映画、後半がちょっと長いですね。オードリーはいつもの役柄と違って花売りの役が似合ってるような似合ってないような。でも、DVDの特典を見ると、撮影の裏はとても大変そうでした。てか、オードリーに負けないくらい美しい女性が多く出演してますよね。それだけでも、ちょっと満足かも。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-15 20:08:40) |
15.僕は英語はあまり流暢には話せないのだが、そんな僕にもオードリーの話し方の変化が目に見えて分かる。やはり、オードリーは優雅な口調が非常によく似合う。ただ、この時のオードリーは30過ぎなので、ローマの休日や、麗しのサブリナなどを観た後にこれを観ると、少し老けたオードリーにがっかりするかも知れない。あと、話が単純な割りには少し長すぎると思う。 【デューク】さん 7点(2004-06-30 18:55:03) |
14.同じ歌詞を繰り返して歌うので話が進まなくて長くなる。舞台では効果的なのかもしれませんが。上流階級の話す英語も含めてすべてイギリス英語なので、アメリカ英語になれた私の耳には非常に聞き取りづらかった。 【HK】さん 7点(2004-06-20 11:19:49) |
《改行表示》13.冒頭でのオードリーは正直、オードリーとは思えませんでした。 これはオードリーの演技力が素晴らしいからなのか?そして、舞踏会 でのオードリーのドレス姿はとても美しく、目と心に深く焼きつきました。 【ボビー】さん 7点(2004-05-06 22:44:24) |
12.舞台なら良い、そして適度なのだろうが、映画にすると過剰に映る部分が結構あったような気がした。例えば、オードリーの演技。最初は名演だと思っていたが、途中発音の練習をギャーギャーやり始めたあたりからは不愉快としか思えなかった。いくら何でも学習能力なさすぎだろ、みたいな。後半の“時間通りに教会へ!”なども、舞台でやれば面白いのだろうが、作りこまれたセットの中で担がれて運ばれていくスタンリー・ホロウェイには思わず笑ってしまった。タップも・・・。でも、全体としては素敵なラブストーリーって感じで好きです。訳はかなり頑張っているようですが、やっぱり限界がありますよね。出来れば字幕なしでトライしたいものです。ヒギンズ教授の言うことは確かに男尊女卑だが、男なら必ず思っていること。誕生日を忘れたぐらいで怒るなと。僕は笑いが止まりませんでした。ごめんなさい。 |
11.「踊り明かそう」の歌がとてもいい。あと、発音の練習中に口に含んだビー玉を飲み込んでしまった瞬間のオードリーの顔は傑作。一瞬であるが、本当になんともいえない表情。 |
10.オードリー・ヘプバーンの変わりようが凄い。まるで使用前・使用後。小汚い花の売り子から美しい貴婦人のように変化するのは見もの。しかし21歳という設定を考えたら初々しさや可憐さには欠けるかな。まぁオバサンとまでは言わないけど、落ち着きすぎの感はある。ローマの休日の頃にやっていたら、もっとイメージぴったりになってたかも。 【智】さん 7点(2003-11-17 22:31:12) |
9.オードリーはさすがに21歳には見えなかったけど35歳でこの役やったっていうのは驚きだな~。貴婦人に生まれ変わったイライザには麗しいという言葉がぴったりだな~と思いました。 【およこ】さん 7点(2003-10-31 21:35:49) |
8.魅力的に変身して、ステキな恋を実らせるって、大好きな展開です。もちろんオードリーの可愛さがなければ成り立たないですが。映画時間が長かった覚えがあるけど、最後まで飽きなかったなぁ。最近のミュージカル映画には魅力を感じないけど、これはよかった。 【鉄男】さん 7点(2003-10-26 20:34:06) |
7.どこかで観たことあるなって思ったら大学の英語の講義で観たんです。英語の勉強に関係ありますもんね。映画は粗野でぎゃーぎゃーうるさい花売りから貴婦人になっていく姿を演じるオードリーがいいですね。曲も名曲が多いとは思うんですけど物語の流れが滞ってしまうと思う場面もあったので…ミュージカルは判断が難しいです。 【日向夏】さん 7点(2003-10-25 19:14:30) |