53.《ネタバレ》 これはもう、皆さんおっしゃる通りで、『ターミネーター』らしさは希薄でなんか『トランスフォーマー』か『パシフィック・リム』系統の映画を見せられている感じが濃厚でした。特に前半はスカイネット側のメカが出すぎ、対する抵抗軍もA-10 サンダーボルトⅡや潜水艦など妙に旧世界の兵器を豊富に揃えているところもなんだかなあです。この映画ではやがて指導者となるジョン・コナーがまだ中堅の部隊指揮官という位置づけ、やがて父親になるカイル・リースに至ってはまだ未熟なガキでしかありません。つまりT-800型が開発中でコナーがリースをタイム・スリップさせる以前のお話しというわけです。 実はわたくし、以前からこのシリーズに何となく感じていた違和感がこの映画を観ていて明確になってきました。スカイネットはサラ・コナーを殺して厄介なジョン・コナーを抹殺するためにシュワちゃんを過去に送るわけですけど、仮にシュワちゃんがサラ殺しに成功しても果たして送り込んだ時代の現実は変わるんでしょうか?パラレル・ワールドが一つできるだけで、スカイネットと人間の闘争が続く世界とは関係ないのでは。つまり目標である手強い人間たちの抹殺に繋がらないことに、スカイネットはどうして血道をあげるんでしょうか?ほかにもっとできることがあるんじゃない。まあこの映画の時点ではカイルを抹殺リストの筆頭に挙げているわけで、彼がジョンの父親であることは知っているはず、まずこいつを始末しようと判断したのは妥当でしょう。でもそれを知っているということは、カイルが過去に送られる(その時点では)未来の出来事をスカイネットが知っているという大矛盾が発生することになりませんかね(ああ、ややこしい)。やはりこれは、『2』で終わりにせず無理くりシリーズ化してしまったのが根本的な原因なんでしょうね。 我々は『2』の悪ガキから三世代のジョン・コナーを見せられたわけですが、当たり前ですけどクリスチャン・ベールがやはり指導者らしい迫力があって頼もしい存在です。奥さん(?)にあたるケイトが『3』ではたしか獣医だったような気がしますが、いつのまにかバリバリの外科医みたいになっているのはご愛敬です。サム・ワーシントンも存在感があって、本作だけでリタイアさせちゃうのはなんか勿体ない。特出のCGシュワちゃん、あれはきっとジョークですよね(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-24 23:11:51) |
《改行表示》52.《ネタバレ》 突っ込みどころが多々ありますが、嫌いじゃないです。 ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルとマーカス役のサム・ワーシントンがカッコいい。 合成シュワちゃんのT800も出てくるし(すぐに機械バージョンになったけど)、少年カイルがアントン・イェルチンだったのも、忘れてたので嬉しかったです。 全体的に画面も暗いし、マーカスのおかげで最後なんとか勝利したけど、全然明るい未来が見えない状況が続くので、スッキリ感はありません。 それに、やっぱりマーカス死なせちゃダメなんじゃないのと思いました。 マーカス一人で何百人分もの戦力になりますよね。 バンバン人が死んでるんだから、心臓どっかからもらえなかったのかと思ってしまいました。 それでも、ジョンが助かって、カイルが抵抗軍に入って、いずれ過去へ行くというTM1に繋がる話。この話はあるべきだし、見れて良かったと思います。 【nanapino】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-14 17:42:07) |
51.《ネタバレ》 シリーズ初の未来からターミネーターが送り込まれてこないお話。そういう意味ではこれはターミネーターではないのかもしれないけど、続編を前提に作られていないであろう第1作から上手にお話を紡いでいると思います。個人的には楽しめました。ジョン・コナーがまたまた雰囲気がガラッと変わっています。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-13 13:47:52) |
50.《ネタバレ》 ターミネーターの1作目を観た時はそりゃもう度肝をぬかされました。こんな面白い映画、凄すぎるって。でも僕は正直、2も3も結構気に入ってます。特に評判の悪い前作も見ごたえあって楽しめた方です。そんな僕にとっては、この作品も、それなりに楽しめました。前半がちょっとわかりにくくて、モッタリしてましたが、後半にいくにしたがってテンションが上がり、最後は、完全に映画の世界にドップリ状態です。ジョンコナーやカイルが登場しますが、この作品は死刑囚マーカスの物語になってる所が、今までと違う視点で、展開もマンネリ気味になったターミネーターシリーズの今までの展開とは違うので、そのへんも良かった。バイク型とか巨大ロボット型とか、新たな敵マシーンも登場し、新鮮味もありました。最初の衝撃的な謎にも驚けたし、オチと冒頭がつながってる所にも感心しました。マーカス、かっこよすぎでしょ。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-09-16 23:28:50) (良:1票) |
《改行表示》49.3から監督や役者が毎回変わり矛盾点があるが落ちた3からそれなりに盛り返してくれた。 ターミネーター2までに何か足りないかと強いて言えば、審判の日以降の機械軍との戦争描写だと思う。この4にはそれがある。機械軍アクションは見応えがあり、バラエティがあり、シュワちゃんはいなくともラストCGでの復活で鳥肌が立った。次回のターミネーター: ジェネシスに期待してます。 |
《改行表示》48.《ネタバレ》 ターミネーターの面白さは、日常世界に突如現れる非日常(未来世界から来た無敵なロボット)のコントラストと、絶望的な未来を救うであろう救世主、一縷の望みである主人公ジョン・コナーが生きるか死ぬか、という緊張感にあったと思う。 しかし本作の舞台はその「絶望的な未来」である、人類文明がスカイネットという自らつくりだしたコンピュータネットワークに滅ぼされた2018年。 本作はとてつもない予算をかけてこれでもかと人類とロボットの熾烈な戦争を描いていて、ビジュアル的な派手さ故劇場ではその迫力に圧倒されるが、結局それ以上のものはない。 いくら想像力を駆使して新しいメカやアクションを紡ぎ出しても、結局は未来における未来戦争、よくあるシチュエーションなのである。T1~T3のような「日常世界に突如現れる非日常」なコントラストはなくなり、まあなんでもありの世界となってしまう。 また、新型ターミネーター、マーカス・ライトの存在がいかにも中途半端であったことと、抵抗軍の司令官が「このスカイネットの中枢部を破壊すれば戦争が終わる」と本編中盤で発言していながら、結局オチで「スカイネットの中枢は破壊したが、まだまだ世界には多くのスカイネットの基地があり、戦いは終わらない」というナレーションが入るという、どうにも納得できない矛盾があることだ。 何かターミネーターを取り巻く世界観が、宇宙戦艦ヤマトシリーズよろしく続編制作というビジネスのために無理矢理ねじ曲げられてしまったという印象を持ってしまうのだ。 そんな終わり方であることから、この先もT5、T6と製作されていくのだろうが、この後大きな物語の進展が無い限りは、また同じような未来戦争映画となってしまう。 どういうオチを付けるつもりなのか、ちょっと心配ではある。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-09 13:20:51) (良:2票) |
47.つまらなくはなかったけど、シリーズ定番の流れが皆無で「ターミネーター4」じゃなくてもよかったんじゃない?と言いたい。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-16 01:34:05) |
46.《ネタバレ》 T3の印象が悪かったせいでしょうか?本作は楽しめました。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-04 10:17:37) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 1、2には大きく劣るが3よりは良い。 ところでこれ本当に4なの?邦題は4となっているが原題には4が付いてない。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-29 21:54:28) |
44.スピンオフではなく、正統な続編で若き日のカイルやT-600、試作品段階のT-800などを見ることができて感慨深いものがある。カイルを演じたアントン・イェルチンはマイケル・ビーンの面影が感じられ、『1』をしみじみと思い出した。『2』で終わっていれば伝説だったと思う一方、続編が無ければこういったものも目にする事ができなかった。複雑だが『3』を作ってしまった以上、もう突っ走るしかない。とりあえず『4』は及第点だと感じているし、『5』『6』も楽しみになってきた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-21 23:45:14) |
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43.《ネタバレ》 3を見てないのに4を見るという暴挙?に出た自分だけど単体の映画としてそれなりに楽しめました。映像も音も迫力があって良かった。ただ、ターミネーターの冠がついてなくてもいいような気はした。 【ほかろん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-06-06 15:31:36) |
42.《ネタバレ》 セピアチックな画像が、殺伐としていて、荒廃した近未来を良く表していたと思います。ジョンのクリスチャンベールも自分は渋くて気に入ってます。ただ、ストーリー・プロットが、ナニソレ?という感は否めません。まあ、パート1創る時に、パート4があるとは夢にも思ってなかっただろうから・・・。次作があるなら、思い切って世界観だけ共通で、ジョンもカイルも出てこないスピンオフ的なものにしてみては。 【ラスリープ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-25 00:43:20) |
《改行表示》41.「3」がいまひとつだっただけに、これは面白かったです。シリーズをきちんと把握してないと、全体の流れが理解出来ないのはこの際当然だし、ちょっと都合の良過ぎる展開も娯楽作品だからまぁいいでしょ。単純に肩の力を抜いて楽しめる作品でした。真剣にタイムトラベルものとして考えると、ちょっと不満は残りますけどね。 シリーズ全体に言えるんですけどね、「時間」っていうのはそういうもの?「運命論」のひとつとして受け止めればいいのかな? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-22 06:59:59) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 ターミネーターかどうかは別として、アクション映画としてはそこそこ楽しめました。最後がグタグタだったけど。ジョンの心臓がもたないから移植なんて設定いらないから、そのまま次作以降もマーカスのハイブリッドを生かしたストーリーにして欲しかった。あと、なんだかある意味ではマーカスの方がT-800よりも性能いいんじゃないの? T-800じゃなくてマーカスタイプを過去に送り込んで、サラ・コナーとラブラブにさせちゃってカイルを悪者と信じ込ませちゃえば、ジョンは生まれないからスカイネットの勝利だよね。「ターミネーター 北風と太陽」という題名でぜひ。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-02-05 03:11:37) (笑:1票) |
39.T3の続編だと思えば十分なできです。いや、T3もそれなりに面白かったし。T1やT2と比べるからだめなんでしょ。いや続編だからどうしても比べたくはなりますが、そこをちょっと優しい目で見れば十分楽しめます。この後のT5、T6に期待。 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-12 22:04:14) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 ”サル・コナー”が”ジョン・コナー”に戻ったのが何より。今回、此れまで決まった登場人物が主役でないのが良い。主役の正体は冒頭のシーンで予想出きたが、スカイネットの考えが回りくどくて今一つ分からない。今回、巨大ロボットやバイクタイプといった「ターミネーター」の世界観には全く合わない敵の登場は返って萎える。ラストやはりシュワちゃんタイプが出るのが一番盛り上がる。当時と時代背景も変わって、機械の反乱より自分の国の事しか考えない中国・アメリカの環境破壊の方がよっぽど恐ろしい。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-10 19:53:22) |
37.《ネタバレ》 シュワ登場(あれ、初代でのカッコだよね?)にビックリ。ストーリーは分かりやすいし主人公たちも魅力的、ビルみたいな巨大ターミネーターの迫力も十分だったので続編として及第かと(しかしあと2作もある?)。不満だったのはマザーコンピュータがマーカスに種あかしをするシーン、女性博士の顔が出ていましたが、あれはやめてほしかった。表情のないマシンがプログラムに沿って淡々と人類根絶に動くのが、何より不気味と思ったから。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-12-21 09:51:07) |
36.過去のターミネーターシリーズにはイマイチ乗り切れなかった。だから、『スカイネット?何それ?』と、ストーリーも殆ど覚えていない。今回も、全く期待せず『今まで見てきたし・・・』と言う理由のみでDVD鑑賞したのですが、これは面白かった。ただのSFドンパチの世界を、マーカスの存在がそれを変えた。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-19 18:20:13) |
35.《ネタバレ》 個人的には3よりは良かったように思います。新たな三部作構想の始めとしてこの4を作ったらしいですが、これまでの3作とはまずストーリー運びが全然違う。特定の敵から逃げ続けるという定番のスタイルを脱皮し、未来世界を舞台にしたより複雑で絡み合ったストーリーを提示している。この点で、従来のスタイルの方が良かったという人と、本作みたいな作りのほうがより世界観を楽しめるんだという人とで評価が別れるんじゃないかしら。でも、新しいスタイルを提示しつつも、これまでのターミネーターシリーズの名場面をオマージュしているシーンもちらほら。若かりし頃のシュワちゃんが登場するシーンなんて、ちょっと怖いぐらいのリアリティがありました。アクションシーンも、主観ショットで見せる長回しのCGシーンを何度か見せる等、なかなか意欲的だと感じました。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-08 18:39:13) |
《改行表示》34.正直前作がいまいちだったし、今回はシュワも主役じゃないので期待してませんでした。 ただ、逆に期待してなかっただけに面白かったです。 話としては、若干主役が二人いる感じになっているので、コナーじゃない方は急に現れて、主役級の活躍をするので、え?だれ?っと言う感じが強く、戸惑ってしまいます。 それでも、近未来の話になって、現代で暴れ回り、壊しまくるという面白さがかけている部分を、がんばってみれる作品に仕上げてきたところを高く評価したいと思います。 あまり期待せずに、あ、そういやまだ見てないや、くらいの気持ちで見ると面白いと思いますよ。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-20 16:32:02) |