《改行表示》25.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。面白くないわけではないけど、好きかと言われると好きではない。 兄貴やら親分やらへの忠誠のなかで生きることしかできない芸能ゴロツキの破滅型の人生を、つかこうへいの在日パワーと深作欣二のヤクザパワーを掛け合わせながら、ひたすら力業で押し切ってる感じで、最終的には安っぽいメロドラマの域を出ない。 つかこうへいの戯曲が、当初の予定とはちがって、松竹ではなく東映の話になってしまったらしいのだけど、なぜ『銀ちゃんのこと』というタイトルのまま東映で映画化しなかったのかが理解できない。まあ、そんなタイトルじゃヒットしなかったのかもしれないけれど。 和田誠のデザインしたタイトルをバックに「蒲田行進曲」を歌ってみたものの、実際には松竹蒲田とは何の関係もないし、桑田佳祐のお洒落な歌を挿入してみたものの、実際には湘南とは何の関係もないし、どこまでいっても東映京都の芸能ゴロの話だというところに不可解なモヤモヤが残ってしまう。 【まいか】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-18 21:20:34) |
《改行表示》24. カツドウ屋魂あふれる展開でテンポが良く、銀四郎とヤスのはじけっぷりが楽しい。小夏の愛しさ・一途な女心も花を添える。騒々しいのが玉にキズ。 人生においては一瞬であれ長期間であれ誰でも場の主役になる時がある。その意味ではひとつの人生讃歌と言える。階段落ちは見ごたえがあり劇中劇の面白さも味わった。ラストの大団円は爽快で後味が良い。主題歌もいいね。 【風小僧】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-02-25 12:40:49) |
23.松坂慶子がきれいすぎて、あとのことはもうどうでもいい。 |
22.《ネタバレ》 時代劇「新撰組」撮影秘話を笑いと涙で賑やかに表現した80年代邦画の代表作。主演の若き松坂慶子が歌う主題歌は高校野球などに使われてあまりにも有名。「池田屋階段オチ」は命を張ったまさに一世一代の大仕事。派手な演出でムチャクチャな事もやってますが、古き良き時代のニッポンを写し出した快作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-25 22:26:57) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 観るたびに複雑な気持ちになる。 ヤスや銀ちゃんを非難するのは簡単やけど、やっぱだれしもこんな気持ち抱いたことはあるのでは。 いいか悪いかは別として。 つかこうへいは日本の底の底の土着の心が描きたかったんだろうなぁ~。 ベタな人情モノとはかなり趣が違う。 それをギャグだか本気だか分からないけど、とりあえずすごい勢いで撮った深作監督がすげぇ。 たまに映画撮影の素晴らしさを描いた映画って文句で宣伝してたり、優良映画に指定されてたりするけど大きな間違い。 オチはアレなんでそんな深刻ぶることもないのかもしれませんが。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-12 17:52:02) |
20.田舎へ帰ったときの駅での歓迎、階段のブラスバンドと橋のバトンガールが良かった。こういう大袈裟な馬鹿馬鹿しさが本筋だと思うんだけど、映画は笑いだか本気だか分からない部分が多くて困ってしまう。ヤスが階段を這い登っていくところなど、音楽のタッチからいくとマジでやってるんじゃないか、とも思えてしまう。そういう変に詠嘆調が混じるところがキズ。小夏が前面に出たぶん、男二人の奇妙な関係が分かりづらくなってしまったよう。階段落ちの前日ヤスが暴れるのは、もっと銀ちゃんの影が濃くさしているはずなんだけど、それが出てなかった。それまでのヤスと連続してくれない。小夏が前に出て良くなったところは、銀ちゃんがよりを戻そうと誘うシーンの哀切さね。あそこはホロッとさせる。未練たっぷりなのにシャレねばならぬ男の背中。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-24 09:51:34) |
19.《ネタバレ》 最後の撮影にヤスが臨むシークエンス、完全にこれはヤクザの下っ端が単身で殴り込みに行くノリの作り方ではないの。そのたった1つのシーンに作品の全部を持っていく仰々しい執念深さに脱帽です。俳優陣のわざとらしいテンションの高さには少々辟易しましたが、そうでもしないと、わずか2分間の登場でとてつもなく格好良かった志穂美悦子に食われちゃうもんな・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-03 01:29:04) |
《改行表示》18.《ネタバレ》 82年製作ということもありコメディ演出、音楽等、若干古さは否めない。 がストーリーが良い。 特に小夏がヤスに心惹かれていくあたりから急激に面白くなる。 そして松坂景子が急激に綺麗になる。 なんで銀四郎に惹かれたんだ?という疑問は最後まで消えないが、小夏とヤスとの成就を願わずにはいられない。 実家の風呂場のシーンが心に残る。そこでの小夏が綺麗すぎる。 そして大きな谷があって最後のクライマックス。エンディング。 撮影所を舞台にした映画しかできない、いやこの映画のラストはこれ以外にはあり得ないと思ってしまったくらい、「やられた」感があった。 余談だが、JACトリオのシーン、カッコよすぎて本編が見たいぞ! 【kosuke】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-02 00:20:21) |
17.平田満の演技と松坂慶子の可愛さにやられました。 【noji】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-12-23 01:09:29) |
16.「銀ちゃんカッコいい~」と言うヤスがなかなかカッコいい。異常にハイテンションな演技もなぜか許せてしまう、不思議な作品。 【きーとん】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-08-08 13:09:49) |
|
《改行表示》15.ちょっとありえない人間および人間関係を、あえてオーバーな演出で狙ったよく出来たコメディ映画。 全般的にスピーディーな展開で飽きる暇もなく、人情話やお色気含めてとても楽しめました。 深作欣二というとどうしても暴力的な映画をイメージするが、 こんな映画も撮れるなんてやっぱり才能ありますね。 ラストのオチは納得出来ず見終わったあと残念な気がしました。 【仏向】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-03-21 18:10:24) |
【Yoshi】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-12 03:27:05) |
13.《ネタバレ》 作品を見てなくても部分的にセリフとか音楽とか知ってる方は多い日本代表映画!風間杜夫のくさい演技も平田満の純情さがより目立っていいバランスかな♪松阪慶子も凄く綺麗です(*^_^*)古くても十分楽しめました!! 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-15 17:11:52) |
12.米国行きの機内上映で観た記憶があります。松阪慶子が大部屋女優と言う設定が少し無理もありましたが,楽屋落ちネタの映画としては上出来の部類だと思います。平田が屁をして松阪が顔をそむけた時に「俺の屁が臭いのか。」となじるところに彼のコンプレックスが浮き彫りにされる(それまで妊娠中の女を押し付けられても黙って言いなりになっていたのに)ところなど良くできています。ところで銀ちゃんを振る女優(シーンが短いからかここでクレジットされていないようですが)は誰だったか思い出せません。若林映子かと思っていたけれど会社が違うようだし。 【たいほう】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-11-16 00:05:13) |
【T橋.COM】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-25 03:30:38) |
10.階段落ちのシーンで+1点。風間杜夫、。良い演技してました 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-20 18:38:56) |
9.いや、うん。 面白かった^^ 松坂慶子キレイですなぁ♪ 銀ちゃんみたいなタイプは大嫌いなんですけどね(笑) ヤスがいい味だったなぁ。 てか、テーマとしては、なんか泥臭いところなんだけど、ちゃんと華やかに魅せてくれててよかった。 邦画も、いつもこんくらい頑張れ! 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-17 20:52:25) |
8.《ネタバレ》 二十数年ぶりの再見。昔見た時は確かに面白かったんだけど、ちょっと期待しすぎたかなという印象だったのだが、久しぶりに見てみるとこれが以前よりも面白く、いかにも深作欣二監督らしい勢いのある映画になっていて純粋に見ていて楽しい。それに小夏(松坂慶子)、銀ちゃん(風間杜夫)、ヤス(平田満)の主要三人がとても魅力的で、演じる三人もすごくハマっている。銀ちゃんが妊娠した小夏をヤスに押し付けるシーンなんかこちらが考える間もなくテンポよく描かれ、少し戸惑ってしまうのも事実ではあるが、この小夏とヤスが結ばれていく過程がうまく描かれていて面白い。ヤスが身重の小夏のために大部屋俳優としていろんな現場で撮影に臨むシーンはコミカルに描かれていてつい笑ってしまうのだが、同時にきっと実際の大部屋俳優のみなさんもこういう苦労があるのだろうと思えてくる。(深作監督は大部屋俳優をとても気にかける監督だったというのを聞いたことがあるけど、だからこそ本作の監督には打ってつけだったのかもしれない。)もちろん、銀ちゃんも身勝手には見えるが、人間臭い部分をしっかり描いていて、憎めない魅力のある人物になっているのをはじめ、登場人物全員に魅力が感じられ、悪人が一人も出てこないことにも見てて気持ちよさのある映画だ。クライマックスの「新撰組」池田屋事件の撮影シーンは深作監督らしさがもっとも出たところで、劇中劇であることを忘れてしまいそうな迫力があり、目玉のヤスの階段落ちシーンを含めてすごく見ごたえがあった。(ヤスのモデルで本作にも出演している汐路章が階段落ちを演じたという片岡千恵蔵主演の東映映画「新撰組」が見てみたいなあ。)ラストのメタなカーテンコールもけっこう好きだ。でも、じゅうぶん面白い快作なのは間違いないのだが、これは原作からそうなのかもしれないが、やっぱり今見てもこのタイトルの松竹映画で舞台が東映の撮影所というのは少し違和感があり、中身的にも松竹というより東映の映画という気がして、別のタイトルで東映でやっていても良かったのではという疑問は残る。(2024年8月4日更新) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2005-06-26 20:36:31) |
7.平田満の演技はちょっとオーバーだったような気がしたが、まあまあ良かった。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 13:06:38) |
6.《ネタバレ》 舞台を知らない私ですが、映画としてのカタルシス、楽しみました。派手な里帰りシーン、お掃除しているだけで色っぽい松坂慶子さん。 名作でしょう。 【coco2】さん 7点(2003-11-24 16:40:44) |